Amazonプライムビデオで観られるおすすめのホラー映画まとめました。Amazonプライムビデオでは邦画・洋画とも豊富なラインアップのホラー映画が観られるので、それぞれの作品の傾向を確認して、自分の好みに合わせてピックアップして鑑賞しましょう。
動画配信サービスの中でも大好評のサービスの1つがAmazonプライムビデオです。国内外の豊富な映画コンテンツのラインナップに加え、オリジナル番組コンテンツも充実しており、他の動画配信サービスにはない番組を観られる点が注目されています。
今回は、そんなAmazonプライムビデオで観られる、おすすめのホラー映画・コンテンツをまとめて紹介します。
まずは、Amazonプライムビデオで観られる、おすすめのホラー邦画からレビューします。
アイアムアヒーローは、漫画原作の邦画ホラーです。いわゆる「ゾンビ映画」の正統派作品で、邦画ホラーでは珍しく、ゾンビを物語のメインテーマにして大成功した、傑作邦画ホラーです。
漫画原作の映画は、大抵、漫画のストーリーを模倣したダイジェスト版的な構成で制作されます。
しかし、本作は「普段はどこにでもいるようなさえない男が、窮地に追い込まれてヒーローに変貌する」というメインテーマに焦点を絞ったストーリー構築が見事に成功し、「漫画原作」という情報はサブ情報と扱われるほどの完成度の高いエンターテイメントに仕上がっています。
主人公、鈴木英雄は、普段は漫画家アシスタントとして働く一般人で、名前の「英雄」(ヒーロー)とはかけ離れたキャラクターです。そんな英雄の恋人がある日突然ゾンビ化するところから物語は始まります。
英雄はゾンビ化した恋人をなんとか撃退しますが、そのころ街では大規模なゾンビ化パニックが発生しています。そんな絶望的な状況に主人公が立ち向かっていくところが物語の見所です。
次に、紹介する傑作邦画ホラーは「残穢-住んではいけない部屋-」です。本作は、怖い幽霊やゾンビが出てる体験型ホラー映画とは違い、邦画ホラーが得意とするいわゆる「怪談」映画です。ストーリーの語りの中で徐々に謎解きがなされ真実が明らかになったときにゾッとするという、隠喩が効いた怖さがあります。
主人公は、女流ホラー作家です。あるとき読者の声かけで、怪奇現象がおこるといわれる現場を取材しますが、取材した当初は結局怪奇現象は検証されず、その場は収まります。しかし、その後、全く関係ないと思われた事象の関連性が次々と浮かび上がり、連鎖的に思わぬ事実か明らかになっていくというストーリーです。
次に、紹介する傑作邦画ホラーは「貞子vs伽椰子」です。「リング」シリーズの貞子と「呪怨」シリーズの伽椰子が対決するという異色ホラーです。ストーリーの概要を聞くとスピンオフのパロディー映画かと思われがちですが、内容はしっかりしたストーリー仕立てのエンターテイメントホラー映画に仕上がっています。
物語は、呪いのビデオを見た女子大生と呪いの家に入った女子高生のダブルメインキャストで展開します。最終展開としては、霊能者が貞子と伽椰子を対決させて、少女たちを救おうとする秘策を考案します。
企画の発端は、「リング」シリーズと「呪怨」シリーズの企画サイドの雑談から始まり、エイプリールフール企画として公表したところ、本作の監督が名乗りを挙げて制作が実現しました。
次に、紹介する傑作邦画ホラーは「CURE」です。本作は、ジャンルで言うと「サイコホラー」にあたります。催眠が関与する事件を主人公が解明していくストーリーですが、犯人は初めから明かされています。
謎解きがメインテーマですが、事件の連続性や関係性が複雑で、作り込んだ物語構成になっているので、サスペンスホラーが好きな人にはおすすめの映画です。
本作は邦画ですが、本作の黒沢清監督が国際的に評価されるきっかけになった作品です。
Amazonプライムビデオでは、邦画ホラーの定番「リング」シリーズ(リング・らせん・貞子3Dなど)がそろっているので、改めて「リング」シリーズを鑑賞したい人にはおすすめです。
呪いのビデオの謎を解くサスペンスホラーのシリーズですが、メインキャラクターの「貞子」はこの後の邦画ホラーブームの火付け役となりました。第一作の「リング」が公開されたのが1998年ですが、2019年5月には7作目の続編「貞子」が公開されています。
次に、紹介するおすすめの傑作邦画ホラーは「黒い家」です。本作も、ジャンルで言うと「サイコホラー」にあたります。ホラー小説大賞を受賞した作品が原作で、保険金殺人を題材にしたホラー映画です。
保険金殺人にまつわる人間模様が物語の基本なので、スピリチュアルな要素は全くありませんが、「サイコホラー」ならではの、心理的な怖さを体験できるおすすめ映画です。
次に、紹介するおすすめの傑作邦画ホラーは「回路」です。本作も黒沢清監督の作品ですが、本作は第54回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞しています。
物語は、自分の周りが少しずつおかしくなってきていることに気づき、日常が崩壊していく恐怖を感じはじめた男女があるタイミングで出会い、ともに逃亡するというストーリーです。
物語の展開上、派手なイベントが用意されているわけではありませんが、日常が少しずつおかしくなっていく描写が身近に感じられ、臨場感をかき立てられるおすすめホラー映画です。
次に、紹介するおすすめの傑作邦画ホラーは「仄暗い水の底から」です。本作の原作は「リング」シリーズの鈴木光司のホラー小説です。
物語は、離婚調停中の主人公が娘を連れて新しくマンションに引っ越してきたところから始まります。主人公は、ふとしたきっかけで屋上で赤いバッグを拾い、バッグにまつわる行方不明の少女の話をきかされます。その後、自分の娘が目に見えない相手と会話するようになるというストーリー展開です。
次に、紹介するおすすめの傑作邦画ホラーは「血を吸う粘土」です。本作は怨念をもった粘土が人を襲うという、いわゆる「B級ホラー映画」で、笑いの要素もあるエンターテイメントに仕上がっています。
物語は、美術専門学校に転入してきた主人公が、ふとしたきっかけで倉庫に保管されていた粘土粉を水でもどして粘土に組成するのですが、その粘土に無念の死を遂げた彫刻家の怨念が乗り移っていたというストーリー展開です。怨念がこめられた粘土は人を取り込んで怪物化していきます。
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