PCのデータを移行するためのツールにEaseUS Todo PCTransというソフトがあります。EaseUS Todo PCTransを使うと、大変なデータの移行が簡単にできてしまいます。この記事ではこのソフトのデータ転送の方法を具体的にお伝えします。
PCを新しく買い替えた時に、どうしたらいいのか頭が痛くなる問題に、古いPCのデータをどのように転送したらいいのか、という問題があります。PC間でのデータを転送するのに便利なソフトに「EaseUS Todo PCTrans」というものがあります。この記事では「EaseUS Todo PCTrans」を使ってデータを転送する方法について解説します。
「EaseUS Todo PCTrans」にはデータを転送する方法が「PCからPCへ」と「イメージ転送」がありますが、まずは「PCからPCへ」の方法を見ていきましょう。「PCからPCへ」とは同じネットワーク上のPCからPCへデータを転送する方法です。
まずはデータの移行元となる古いPCと、移行先となる新しいPCの両方に「EaseUS Todo PCTrans」をダウンロードしてインストールします。
インストール出来たら、2台のPCをペアリングします。まずは「EaseUS Todo PCTrans」を立ち上げたら、左サイドバーから「PCからPCへ」をクリックします。出てきた画面の下にある「PCからPCへ」もクリックします。
「続ける」をクリックします。
するとデータを移行するもう1台のPCをネットワーク上で検索します。
もう1台のPCでも同じ操作をしてお互いにPCを検索します。同じLAN上にあるのに、他のPCを見つけられないときには、「PCを追加」をクリックして、他のPCのIPアドレスを入力します。PCのIPアドレスは画面の左サイドバーに記載されています。
もう1台のPCのIPアドレスを手動で入力して「接続する」をクリックします。
もう1台のPCのログインパスワードを求められたら、パスワードを入力して「OK」をクリックします。
するとこのように2台のPCが表示されました。表示されたら、データの転送方向を選びます。今回はもう1台のWindows7から現在使っているWindows10へデータを移行します。「他のPCからこのPCへ転送する」を選択して「OK」をクリックします。
尚、Windows7や8.1からバージョンアップしたWindows10へのデータの移行は可能ですが、上のバージョンから下のバージョンのPCへの移行はできません。
転送方向を決めて「OK」をクリックすると、Windows10のPCからWindows7のPCの中が分析されます。
しばらく待つと、どのようなデータを転送できるのかが表示されるので、Windows10に移行したいデータを選択します。
PCのデータを全て転送したい場合には、このまま「転送」をクリックしてしまっても大丈夫です。今回は、全て転送する必要はないので転送するデータを選んでみます。今回は「ファイル」から選びます。上の画像の「ファイル」にカーソルを置くとこのように「編集」というボタンが出てくるので、そちらをクリックします。
データを移行したいファイルがある場所までフォルダをクリックしていきます。するとファイルが見つかります。今回はこちらの「テストフォルダ」を移行させてみましょう。ファイルを選択したら「完了」をクリックします。
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