2019年11月07日更新
ヤフオク!の入札者制限の設定方法やトラブルにあった時の対処法を解説
この記事ではヤフオクの入札者制限の設定方法や、ヤフオクでトラブルにあった時の対処法について解説していきます。ヤフオクでは入札者制限を設定できる仕組みがあります。トラブルを防ぐためにも評価制限、認証制限など、悪意のある入札者や落札者を排除しましょう。
目次
ヤフオク!の入札者制限とは?
この記事ではヤフオクでの入札者制限という機能に関して焦点を当てて解説を進めていきます。ヤフオクなどのオークションを使用して商品を出品している方はヤフオクの入札者制限の機能について知っておくことをおすすめします。最初に、ヤフオクの入札者制限とはどのような機能なのかについて簡単に紹介からしていきます。
ヤフオクにおける入札者制限というのは、出品している商品に入札をする人をあらかじめ絞っておくという機能になります。一定の水準より上のユーザーでなければ入札者として入札できないという仕組みになります。例えば評価が項目の1つとして挙げられます。低評価のユーザーを入札できないようにすることなどが可能になります。
入札者制限の目的
ヤフオクの入札者制限という機能に関して、どのような制限機能なのかということについて説明しました。ここからは、ヤフオクの入札者制限の目的について具体的に解説を進めていきます。ヤフオクで入札者制限をすることによってどのようなことが期待できるのかということを事前に把握しておきましょう。トラブルも防げるなどメリットがあります。
入札者制限をすれば質の悪い利用者は落札できない
ヤフオクで入札者制限を設定することによって、質の悪い利用者からの落札がなくなります。これにより、悪質なクレームや料金の未払いなど様々なトラブル要素を減らすことが可能になります。入札者の幅を狭めてしまうということについてはデメリットになりますが、落札後のトラブルで面倒なことになりにくくなるという魅力があります。
新規利用者は評価制限にはかからない
また、ヤフオクで評価制限をかけている場合については覚えておきたいことがあります。新規でヤフオクを利用している方については評価制限にかからない仕組みになっていますので、注意してください。ヤフオクをかつて利用していた悪質なユーザーであっても、アカウントを新規で作成している可能性もあります。ですので完全には排除できません。
2種類の入札制限
ヤフオクで入札制限を設定して一定の水準以下のユーザーからは入札できない状態にするということの目的とポイントについて解説してきました。ここからはヤフオクで設定できる入札制限の種類について解説していきます。ヤフオクでは出品したものに大して2種類の入札制限を自分で設定することが可能です。詳しくは以下をチェックしてください。
入札者評価制限
ヤフオクで設定できる入札者制限として1つ目に紹介するのが「入札者評価制限」という制限です。これは新規以外で一定の評価より低いユーザーからの入札・落札をできない状態にするという制限機能になります。出品者と落札者の間でトラブルを防ぐためにも多くのユーザーが、入札者の評価制限を事前に設定してから出品しています。
入札者認証制限
ヤフオクで設定できる入札制限として、次に紹介するのが「入札者認証制限」という制限機能になります。この制限機能はどのようなものかというと、本人認証を行っているユーザーしか入札できないという制限になります。なりすましを行っていたり、冷やかしで入札、落札をしているような悪質ユーザーなどをあらかじめ排除できます。
入札者評価制限の基準
ヤフオクで設定できる入札者制限の項目について2種類紹介してきました。入札者評価制限と入札者認証制限という制限機能がありましたが評価制限の基準についてこちらでは紹介しておきます。総合評価と、悪い評価の割合の制限基準について説明しておきます。出品時に安心の取引をできるだけしたいという方は是非覚えておいてください。
総合評価
ヤフオクの入札者制限の評価制限では、まず総合評価を設定できます。総合的に評価の基準を自分で設定して、それ以上の評価である入札者しか入札できないという仕組みになります。評価の合計が-1以下の場合は入札できないという設定ですので、結果的に悪評価のユーザーは入札できないということになりますので安心して取引できます。
悪い評価の割合
次に設定できる評価制限は、悪い評価自体の割合です。総合的な評価ではなく、全体的な評価の中で「非常に悪い」もしくは「悪い」の評価の割合が多いユーザーは入札できないという制限になります。総合評価でも悪い評価の割合でも自由に制限できるようになっていますので、好みで使っていきましょう。両方を設定することも可能です。
ヤフオク!の入札者制限の設定方法
ヤフオクで利用できる入札者制限として評価制限と認証制限について解説しました。ここからはヤフオクで入札者制限を設定する方法について解説を進めていきます。ヤフオクで評価制限や認証制限を設定するにはパソコンでもスマホでも可能ですので、いつも使っている端末からすぐに設定できます。以下ではそれぞれについて紹介します。
パソコンの場合
まずは、パソコンでヤフオクの評価制限や認証制限をする場合のやり方になります。パソコンでヤフオクにアクセスして「取引オプション」から「入札者評価制限」もしくは「入札者認証制限」と書かれた部分にチェックを入れることでいつでも制限が可能です。ただし評価の場合は、新規ユーザーに対してはそれほど制限がききません。
スマホの場合
次にスマホです。スマホから評価制限や認証制限をする場合にはアプリを使ってください。アプリ起動後に「出品」のタブから自分が出品する商品を選んで、評価制限、もしくは認証制限を設定してください。パソコンでもスマホでも制限は同じように設定できますので、安心してください。トラブルを極力減らしていきましょう。
ヤフオク!で入札者制限をしてもトラブルにあったとき
ヤフオクで入札者制限の種類と、入札者制限の評価制限、そして認証制限を設定する手順について解説してきました。パソコンから出品している方であっても、スマホから出品しているユーザーでも、簡単に入札者制限を設けられますので、あらかじめ設定しておきましょう。やり方さえ覚えてしまえば、次回からは簡単にセキュリティを向上できます。
ここからは、ヤフオクで入札制限を設定しても、また前のようにトラブルに遭遇してしまう場合について解説していきます。ヤフオクの評価制限では、新規ユーザーは評価されていないため除外されます。新規になりすまして嫌がらせ入札・落札をするユーザーに対しては、ブロックできませんので、設定後も注視してくことが必要です。
いたずら入札トラブル申告制度
ヤフオクには出品している商品がいたずらなどで入札された場合などに役立つ救済制度があります。普段から対策していてもトラブルは発生してしまうことがあります。「いたずら入札トラブル申告制度」ではヤフオク側がトラブルを確認して、事実確認が取れたところで救済措置が取られるという制度になっています。
「いたずら入札トラブル申告制度」は、ヤフオクで自分の商品がトラブルに遭った場合に申請することで救済が受けられます。申請するには以下のURLから申請ページにアクセスしてください。「いたずら入札トラブル申告制度規定を確認しました。」にチェックを入れて、トラブルの申告をしてきましょう。
ブラックリストに登録
また、悪質なユーザーに関しては積極的にブラックリスト登録しておきましょう。ブラックリストに登録しておくことで、自分の出品している商品にいたずら目的などを含め、入札などができない状態になります。大きなトラブルになる前に、ブラックリスト登録をしておくなど事前に手を打っておくことが大切です。
ヤフオク!の入札制限を使って気持ちよく取引をしよう!
今回はヤフオクで利用できる入札制限機能に関して解説を進めてきました。ヤフオクでは評価制限、認証制限など、自由に設定できますのでトラブルを減らすためのリスクヘッジをすることが可能です。新規ユーザーにも悪意がある場合が想定できますので、どうしても防ぎきれない場合には申告をするなどして気持ちよく使っていきましょう。