PayPal(ペイパル)の口座に入金して残高を増やす方法と注意点を解説!

PayPalのウォレットにアクセスすると、いつも残高が0円で寂しくなります。しかしPayPalはプリペイド式ではないため、自分のPayPal残高に入会する方法がありません。それでもPayPal残高に入金したいあなたのために、入金方法をお教えします。

PayPal(ペイパル)の口座に入金して残高を増やす方法と注意点を解説!のイメージ

目次

  1. 1PayPal(ペイパル)の口座への入金方法はある?
  2. PayPalのウォレットにあるPayPal残高がいつも0円
  3. PayPalにクレジットカードで追加入金できる?
  4. PayPalに銀行から追加入金できる?
  5. PayPalにチャージしたVプリカから追加入金できる?
  6. 2PayPal(ペイパル)の口座へ入金する方法は送金のみ
  7. 自分で残高を増やすことは不可能
  8. 残高0でもクレジットカードや銀行口座の振替で問題なし
  9. 3PayPal(ペイパル)へ送金して入金してもらう方法
  10. 個人間送金は国内なら手数料無料
  11. 入金された残高は5万円以上なら無料で引きだせる
  12. 4PayPal(ペイパル)のプレミアアカウントへの入金方法
  13. 5PayPal(ペイパル)に入金方法がなくても困らない!

PayPal(ペイパル)の口座への入金方法はある?

PayPalのロゴ

海外通販の支払いにはもちろん、国内でも対応するサイトが増えている上に、個人間送金が無料で利用できる便利なオンライン決済サービスのPayPal(ペイパル)ですが、気になるのはいつもウォレットの残高が0円と表示されることです。PayPalは、残高が0円であっても、クレジットカードや銀行口座からの振替で支払いができるので困りはしません

しかし、PayPayなどのスマートフォン決済サービスやSuicaなどの電子マネーを使っていると、残高が0円と表示されるのはどうにも座りが悪く感じられます。そこで本記事では、ウォレットのPayPal残高を増やす(チャージする)ための、追加入金方法についてお教えします

PayPalのウォレットにあるPayPal残高がいつも0円

PayPalの0円残高

通常、PayPalを使っているとウォレットのPayPal残高は0円と表示されます。これは、2019年9月現在、少なくとも日本においてはPayPal残高を自分で増やす(チャージする)方法がないためです。しかし、PayPalでは残高がなくても、クレジットカードや銀行口座が登録されていれば、そちらから自動的に支払われるため、支払いに困ることはありません。

それでは、なぜ一見不要に見えるPayPal残高があるのかといえば、PayPalが元々は個人間の送金サービスとして誕生したためです。それが売買の支払いに使われるようになり、支払い=送金されたお金を受け取る残高が、PayPalにしっかりと残っているのです。そのため、支払いにしか使わないのであれば、PayPalの残高を気にする必要はありません

PayPalにクレジットカードで追加入金できる?

クレジットカードのイメージ

PayPalにはクレジットカードを登録できますが、追加入金方法としてクレジットカードを使ってウォレットのPayPal残高を増やす(チャージする)ことはできません。クレジットカードは、あくまでもビジネスアカウントやプレミアアカウントに支払いをするためのものです。そして、この支払い(送金)にはPayPalの決済手数料がかかります。

また、クレジットカードはパーソナルアカウントへの送金には使えませんし、ましてや自分のPayPal残高を増やす(チャージする)ための、追加入金方法として利用することもできないのです。

PayPalに銀行から追加入金できる?

銀行の金庫のイメージ

2019年9月現在、PayPalにはみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行の5つの都市銀行とゆうちょ銀行を登録できます。ですが、ウォレットのPayPal残高への追加入金方法として銀行口座からもPayPal残高を増やす(チャージする)ことができません

ただし、クレジットカードと違い、銀行口座からはパーソナルアカウントへの送金が可能です。

PayPalにチャージしたVプリカから追加入金できる?

Vプリカのイメージ

ネット上では一部の記事で、PayPal残高にへの入金方法として、Vプリカを使うとウォレットのPayPal残高を増やす(チャージする)ことができると記されています。しかし、2019年9月現在、Vプリカを使ったとしても、PayPal残高を増やす(チャージする)ことはできません

元々VプリカはVISAのプリペイドカードで、PayPalなどの決済サービス側から見ると、単に決済金額の上限の低いクレジットカードにしか見えません。そのため、Vプリカにいくらチャージしてあったとしても、クレジットカードとしてしか扱われないのですからVプリカならPayPal残高を増やす(チャージする)ことができる、ということはあり得ません

もちろんVプリカにはVプリカとしてのメリットがありますから、PayPalで利用するのに問題はありませんが、PayPal残高を増やす(チャージする)ためにわざわざVプリカを使おうとするのは大間違いです。

PayPal(ペイパル)の口座へ入金する方法は送金のみ

PayPalの送金イメージ

出典: https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal/paypal-fees

さて、前章ではクレジットカードからでも、銀行口座からでもPayPal(ペイパル)の残高を増やす(チャージする)ことができないことをお伝えしました。ではPayPal残高を増やす方法はないのかといえば、そんなことはありません。PayPal残高を増やす(チャージする)たった一つの方法として、送金を受け取るという方法があります

自分で残高を増やすことは不可能

PayPalの送金受け取りイメージ

出典: https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal/paypal-fees

今お伝えしたように、確かにPayPalで送金すればPayPal残高を追加できるのですが、PayPalでは自分から自分へと送金することはできません。それはクレジットカードを使おうが銀行口座を使おうが同じです。したがって、PayPalでは自分で自分のPayPal残高を増やすことはできないのです。

残高0でもクレジットカードや銀行口座の振替で問題なし

PayPalのクレジットカードのイメージ

出典: https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal

冒頭でもお伝えしましたが、ウォレットのPayPal残高が0円であっても、クレジットカードや銀行口座の振替でPayPalの支払いは可能です。むしろ、そちらのほうがメインなのですから、残高が0円でも気にすることはありません。しかし、それでも自分のPayPal残高を増やしたいのであれば、最後の手段を選ぶことになります。

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PayPal(ペイパル)へ送金して入金してもらう方法

PayPalの送金イメージ

出典: https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal/paypal-fees

PayPal(ペイパル)残高を増やすには、2019年9月現在、ほかのPayPalアカウントからあなたのPayPalアカウントへ送金してもらうという入金方法しかありません。

個人間送金は国内なら手数料無料

PayPalの個人間送金は手数料0円

出典: https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal/why-use-paypal

PayPalの個人間送金は、国内のアカウント同士であれば手数料がかかりません。そのため、友人や家族にお金を渡して、その金額を送金してもらえば、それがそのままあなたのPayPal残高に入金されます。これが2019年9月現在可能な、PayPalの残高に入金する方法です。

ただし、これが海外のアカウントからだと、海外への送金時の送金手数料+2.5〜4%の為替手数料が必要となり、かなり高くつくので注意してください。

入金された残高は5万円以上なら無料で引きだせる

PayPalの銀行のイメージ

出典: https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal/paypal-fees

入金されたPayPal残高は、登録した銀行口座に出金可能です。出金の際の手数料は出金金額次第で、
 

  • 1回に5万円以上の出金……無料
  • 1回に5万円未満の出金……250円の手数料が必要

と、フリーマーケットやオークションサイトなどの出金条件と同じく、なるべくPayPal内にお金が留まるような料金体系となっています。そのためPayPalでは、残高が5万円以上貯まるまでは出金しないのが得策です。

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PayPal(ペイパル)のプレミアアカウントへの入金方法

ビジネスマンのイメージ

PayPal(ペイパル)には、通常のパーソナルアカウント(個人用アカウント)のほかに、法人用のビジネスアカウントがあります。こちら商売用のアカウントなので、銀行口座からのみならず、クレジットカードからの送金という形で入金することもできます

その代わり、個人間送金とは違って2.9〜3.6%+40円/件の決済手数料を徴収されます。これは受け取り側が商品を送らなかったり、送りはしても中身が説明したものと大きく異なったりした場合にPayPalが返金などの保証をする手数料だと考えてください。その保証があるからこそ、お客の側はPayPalが使えるお店を選んでくれるというワケです。

逆に個人間送金では、こうした保証はありません。あくまで信頼できる間での送金・入金なので、PayPalではそこでトラブルが発生しても関知しないということです。もしネット上の買い物などで、相手がPayPalの手数料をケチりたくて、パーソナルアカウントでの取引を持ちかけてきた場合は、よほど信頼できる相手でなければ避けるのが無難です。

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PayPal(ペイパル)に入金方法がなくても困らない!

無問題のイメージ

本記事で説明したように、PayPal(ペイパル)ではPayPal残高に自分で入金することはできません。どうしても入金したければ、ほかの人に送金してもらうことになります。しかし、PayPal残高は結局PayPalでの支払いに使うのですから、わざわざPayPal残高に入金しなくても、クレジットカードや銀行口座からの支払いで用件は片づきます

そのため、趣味の品物などを売って、そのお金を送金してもらう、などということでもなければ、PayPal残高を気にする必要はありません。PayPal残高のことなど気にせず、楽しく便利に安全にPayPalを利用してください

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。