LINE Cameraの設定と使い方!LINEのカメラアプリで写真を加工しよう!
LINEのアプリ、LINE Cameraは、SNSでカメラで撮影した写真のやり取りをするのに最適です。撮影・加工・共有のプロセスを一つのアプリでできます。スマホに詳しくない人でも、直感的にカメラで撮影し、お気に入りの加工をし、そして友達に送れます。
目次
- 1LINE Cameraのダウンロードと初期設定方法
- ・Androidの場合
- ・iPhoneの場合
- 2LINE Cameraの基本的なカメラ機能と使い方
- ・写真や動画を撮影する
- ・フレームやスタンプでデコレーション
- ・写真を複数使ってコラージュ
- ・ペイント機能でお絵かき
- 3LINE Cameraで写真を加工する方法
- ・カメラで撮影した写真にフィルターをかける
- ・カメラで撮影した写真にフレームをつける
- ・カメラで撮影した写真にスタンプを押す
- ・写真を選んでコラージュする
- 4LINE Cameraがカメラアプリの中でも人気の理由
- ・無料で使えるフレームやスタンプが豊富
- ・写真加工が高機能
- ・SNSに共有しやすい
- ・自作のスタンプが作れる
- ・スキンカラーが豊富でカスタマイズが楽しい
- 5LINE Cameraで使える素材はショップで購入
- 6LINE Cameraで写真を楽しくデコろう!
LINE Cameraのダウンロードと初期設定方法
LINEが提供するアプリ、LINE Cameraは写真撮影アプリとして最強とも言えるでしょう。数多くのカメラアプリがある中では、LINE Cameraは機能的にやや物足りない部分も感じます。でも、それ以上に
- 無料で
- 多彩なデコレーション機能があり
- 扱いやすい
それでは、まずLINE Cameraをインストールしてみましょう。
Androidの場合
Androidでは、アプリをインストール際には「GooglePlay」からインストールを行います。
- 「GooglePlay」を起動する
- 「LINEカメラ」を検索する
- 検索結果から「LINE Camera」を探し、「インストール」ボタンをタップします。
iPhoneの場合
iPhoneでは、AppStoreからインストールを行います。
- 「AppStore」を起動する
- 画面下にある「検索」ボタン(虫眼鏡マーク)をタップします
- 「LINEカメラ」で検索する
- 検索結果から「LINE Camera」を探し、タップする(ここで「入手」をタップしてもOK)。
- 「LINE Camera」のページで「入手」ボタンをタップする。
LINE Cameraの基本的なカメラ機能と使い方
LINE Cameraをインストールすると、ホーム画面上にアイコンが現れます。カメラアプリの使い方は、これをタップしてください。カメラアプリが起動すると、今度は6つのアイコンが表示されます。目的に応じて、アイコンをタップして使います。
なお、例示している画面は設定を変えてありますので、初期設定のものとは画面は違います。ただ、アイコンの配置や名称については同じですので、参考にしてください。
- (左上)カメラを起動する(カメラへのアクセスを許可してください)
- (右上)アルバムを開く(アルバムへのアクセスを許可してください)
- (左中)複数の写真でコラージュを作る
- (右中)スタンプを押したり、絵を描いたり、文字を入力する
- (左下)ショップへ行く(フレーム・スタンプの入手)
- (右下)スポンサーへのリンク
注意して欲しいのは、このメニューにある「ペイント」は、お絵かきツールとなります。カメラで撮影した写真への加工は出来ません。写真への加工は「アルバム」または「カメラ」で撮影した写真から行ってください。
画面の一番下、右隅に表示されている歯車の絵は、設定を行うためのアイコンです。LINE 起動時の画面(カメラを起動するかメニュー画面で起動するか)や、壁紙の設定やカラーバリエーションなどはそちらの歯車アイコンをタップしてください。
写真や動画を撮影する
起動したカメラ画面は、標準で搭載されているカメラアプリと使い方はほとんど同じです。被写体を捉え、画面下の青いボタンを押せばカメラの撮影ができます(シャッターボタンの隣にビデオとカメラを切り替えるアイコンがあります)。
また、設定を変えれば、画面をタッチするだけでカメラのシャッターを切ることも可能になります(タッチ撮影モード)。状況に応じて使い分けましょう。
LINE Cameraの便利な機能の一つに、「水平器」モードがあります。このモードに切り替えると、画面の中央にマークが出てきて、スマホの傾き(左右・前後)が一目でわかるようになります。グリッド線と合わせれば、建物などのバランスを見ながら正確にカメラで写真を撮るときに重宝します。
また、セルフタイマー機能もありますから、三脚等を使ってカメラ撮影をすることも可能です。
これらは画面上の三つ並んだ○をタップすれば設定を変更する事ができます。
LINE Cameraで撮影した写真は、そのまま補正やデコレーションが出来ますので(要設定)、カメラ撮影したときに、思うままに修正もできます。また、カメラで撮影する前からフィルターを使って効果を確認しながらカメラで撮影をすることも可能です(カメラでの撮影前にフィルターを使用するには、撮影画面で画面自体を左右にスワイプすれば切り替わります)。
フレームやスタンプでデコレーション
LINE Cameraでは、カメラで撮影した写真をすぐに加工したり、アルバムから選んで加工したり、フレームやスタンプで少し変わった写真を作る事ができます。しかも、無料でたくさんのフレームやスタンプが使えます。選ぶのも簡単に出来ますので、人に自慢できる写真を作りましょう。
写真を複数使ってコラージュ
LINE Cameraの面白い機能として、複数の写真を一つにまとめてくれる機能です。使い方も極めて簡単で、カメラで撮影したイベントの様子などを1枚の写真に簡単にしてしまい、伝えるときに使えます。また、グループの個々人を写した写真を1枚にまとめることもお手の物。何枚も写真を送ることなく、1枚で見やすく写真を纏めてくれます。2枚から9枚まで写真を1枚に纏めてくれます。いろいろな纏め方が出来ますので、目的に合った、気分に合ったフレームを見つけてください。
ペイント機能でお絵かき
LINE Cameraでは、カメラで撮った写真に文字を書き込んだり、図を加えたりすることができます。使い方として、写真だけでは分かりにくい場合の指示を入れたり、強調してみたりと、いろんな場面で使えます。プリクラもいろんな情報を書き足せましたが、カメラ撮影した写真にどんどん書き込んで、オリジナルの写真を作っていきましょう。
また、カメラを使わず、写真を撮らなくても、絵をかいて意思を伝えるときにペイント機能は使えます。メイン画面から「ペイント」機能を選べば、無地の画面が現れます。この時、黒板等の少し変わった背景も選べます。絵にかいて指示を出したり、口頭で説明しづらいときに使えると思います。急ぎのメモなんかにも使えるでしょう。
イラストのサイズは「1:1」、「4:3」、「3:4」、「9:16」の4種類に設定できます。スマホ画面に合わせてサイズを設定しましょう。
LINE Cameraで写真を加工する方法
LINE Cameraには数多くのフィルターやフレーム、スタンプとオリジナリティーを発揮するためのアイテムがあります。それぞれどんなことができるのかを見てみます。なお、下記のサンプル写真は、コラージュ機能を使ってオリジナル写真と修正写真を並べています。LINE Cameraだけでこんな事もできるのです。
LINE Cameraでの加工方法ですが、写真の加工モードに入るには、三通りの方法があります。
- カメラで写真を撮影し、右上の写真のアイコンをタップする。
- カメラ撮影後、すぐに編集画面に入る設定を選ぶ。
- アルバムから、編集したい写真を選ぶ。
編集したい写真が決まったら、右下に表示されている「編集」ボタンをタップしてください。最初にフィルター画面が表示されますが、左右にそれぞれの編集モードが表示されていますので、希望のモードを選んでください。どれも直感的に使えるかと思います。使い方が難しくないところもLINE Cameraの魅力です。
なお、LINE Cameraでは、一度保存すると再編集は出来ません。保存する前に今一度確認をする習慣をつけましょう。
カメラで撮影した写真にフィルターをかける
左側がiPhoneのカメラで撮影したオリジナル写真。右側はフィルターで明るくした写真です。LINE Cameraを使えば、軽微なカメラ撮影のミスであれば、フィルターで修正が効きます。ちなみに、このフィルターは「ストロベリー」です。画面全体を少し明るくし、赤みを加えて加工した写真です。
この他にも、星を散りばめてみたり、別の色味に変えたりも出来ます。簡単な操作で平凡な写真がすっかり感じを変えることも可能です。
よく使うフィルターについては、フィルター画面の左下に星のマークが出ていますので、これを押すことによってお気に入りに入ります。そうすると、フィルターを立ち上げたときによく使うフィルターが選択画面の左側にまとまって表示されるようになります。使い込めば使い込む程、自分自身にあった仕様になっていくのもLINE Cameraの良いところです。
LINE Cameraではフィルターの効果を調整する事も可能です。適応したフィルターのアイコンをもう一度タップすると、写真の下にスライダーが現れます。最初は100%になっています。0%だと効果が切れますので、この間で調整できます。また、右下にある太陽のマークをクリックすると「明るさ」「コントラスト」「彩度」を調整することもできます。
カメラで撮影した写真にフレームをつける
LINE Cameraでは、カメラで撮った写真にフレームをつけ、肖像画風にしてみたり、お気に入りのキャラクターと共演してみたりが出来ます。プリクラにも似たような機能がありましたが、更に自由度は高いと言えます。
使い方は、「編集」ボタンをタップし、フィルターの選択画面になっている時、画面下の「□」のマークをタップするとフレーム選択画面になります。上段に大まかなフレームの種類が、その下段に実際に適用されるフレームが表示されています。集中線など、カメラで撮った写真を引き立たせるのにとても便利です。
カメラで撮影した写真にスタンプを押す
先ほどのフレーム選択と同様で、使い方は「編集」ボタンをタップしたところで画面下にあるハートマークをタップするとスタンプモードとなります。フレーム同様、上段に大まかなスタンプのカテゴリー、下段に実際に画面に表示されるスタンプがボタンとして表示されていますので、選択してください。
LINE Cameraでは、画面に出現したスタンプの場所や大きさ、向きを細かく変更する事ができます。一つだけでなく、複数のスタンプを配置する事もできます。カメラで撮影をした時のシチュエーションに合わせて、気に入ったスタンプをうまく配置しましょう。
またキャラクターだけではなく、メガネなどのアクセサリを人物写真に加えたり、日付や時間を加えたりも出来ます。ただの人物写真を楽しく彩る事ができるのです。LINE Cameraで撮影すれば、2次的3次的に変化させて楽しめます。
写真を選んでコラージュする
LINE Cameraのメニュー画面でコラージュを選ぶと、まずベースとなるレイアウトの選択画面が表示されます。最初は2枚の写真のレイアウトですが、最大9枚の写真を選べるようなレイアウト迄選択できます。
その中から必要なレイアウトを選んだら、次は並べる写真を選択します。写真は一枚一枚カメラで撮影することも可能ですし、アルバムの中からまとめて選択することも可能です。どこに何をレイアウトするか、については後で修正できますので、まずはカメラ撮影をするなりして写真を選んでしまいましょう。
写真を選択し終えたら、次は写真の配置場所を決めます。動かしたい写真をタップし、移動先まで持っていきます。そこで手を離せば、元あった写真と入れ替わります。こうして、写真の場所を決めてください。
表示された時点ではカメラで撮影した時の中心が選ばれていますので、構図を変更します。変更したい写真を長押しすると、写真が動きます。枠の内部で移動して、表示したい構図を選んでください。それぞれの写真で上記の操作を行えば、簡単にコラージュ画像が出来上がります。
何気なくカメラを向けた写真をコラージュするのも面白いですし、コラージュを目的に構図を決めてカメラで撮影するのも楽しいです。
出来たら保存してください。
他にもトリミング(切り抜き)や傾き補正、回転などもできます。使い方は「編集」ボタンをクリックして、そのあとの画面で選択する、フレームやスタンプと同じです。LINE Cameraには、多彩な機能はもちろん、基本的な作業もきっちり出来るようになっています。
なお、これまで紹介した上記の編集を、途中で破棄したい時は画面左上に表示されている「×」ボタンをタップすると取り消せます。
LINE Cameraがカメラアプリの中でも人気の理由
LINE Cameraの多機能ぶりについて説明してきましたが、カメラで写真を撮るという以外にもLINE Cameraを選ぶ理由はいくつもあります。無料でありながら、多彩な機能と十分な性能が魅力です。具体的に見ていきます。
無料で使えるフレームやスタンプが豊富
LINE Cameraには最初から数多くのフレームやスタンプがありますが、「ショップ」に行けばさらにたくさんのフレームやスタンプがあります。LINE Camera本体のフレームやスタンプが物足りなければ、なんとショップにも「FREE(無料)」のものが数多くあります。
ダウンロードには通信費はかかりますが、それらをダウンロードすれば、表現もさらに広がる事でしょう。もっとも、ダウンロードすればそれだけ容量を圧迫しますので、十分に考えて選んでください。
写真加工が高機能
フィルターというのは、カメラで撮影した写真を加工する時に簡易に処理をするための設定であり、自身の好みに合わせて自由に加工する機能が搭載されています。「露出」「明るさ」「コントラスト」「彩度」の4つを調整すれば、フィルターと同じことはほぼできます。
ただ、これらを弄りだすとキリが無いので、自信の無い人はフィルターで処理をしておいた方が手っ取り早くていいかもしれません。なお、フィルターにおいても、若干の修正はできます。
それ以外にも、画面全体をぼかしたり、逆にクッキリと表現したりすることもできます。写真の中央部分だけを際立たせることも可能です。
有料の写真加工ソフトに比べれば、その操作性や効果には限度がありますが、無料で素人が使うには、これだけの機能は使いこなせないほど高機能と言っても過言ではないでしょう。
SNSに共有しやすい
友人たちとカメラで記念の写真を撮ったり、面白い写真や傑作な写真をカメラで撮った場合、ただ写真を送るのではなく、ちょっと手を加えてみたり、見栄えを良くしようと思うことはありませんか。そんな写真を友達に送ったり、あるいはネットで公開したいと思う事はよくあります。
そんな時、標準アプリであればカメラ撮影した写真を別のアプリで編集し、それからまた別のアプリを起動して送信したり公開したりしなけれなりません(編集後に公開するアプリもありますが)。LINE Cameraであれば同じアプリからそれらをすることが出来ます。もちろん、LINEを使って友人たちに送ることも可能です。
さらに、FaseBookやTwitter、インスタグラムにも直接投稿できます。メールで送ることも可能ですし、メッセンジャーを使うことも。また、他のアプリにデータを送ることも簡単です。写真撮影をするカメラとしてだけでなく、画像編集ソフトとしても役立つでしょう。今回は、iPhoneのスクリーンショットをLINE Cameraで編集し、それをMacに送信して記事を書き上げるという事ができました。極めて簡易で、手軽な画像処理にはもってこいです。
友人知人に自慢の、または自信の写真を送るのには、大変有効です。
自作のスタンプが作れる
LINE Camera内でしか使えませんが、スタンプを無料で作ることも可能です。作り方もいたって簡単で、画像の編集から切り抜くだけでスタンプが出来上がります(スタンプモードでハサミアイコンをタップ)。自分でカメラ撮影したものからもスタンプは作れます。自撮りから自身をスタンプ化するもよし、面白いモチーフをスタンプにするもよし。自分独自のスタンプを作成し、落款(書画に押されている作者の印)のように使うことも面白いのではないでしょうか。
スキンカラーが豊富でカスタマイズが楽しい
LINE Cameraは、全体の色味や壁紙なども自分で変更できます。本来の撮影とは関係ない話ではありますが、独自の配色や壁紙を使うと、アプリへの愛着も一層湧いてくることでしょう。自分オリジナルのアプリとして人に自慢するのも楽しいかもしれません。
LINE Cameraで使える素材はショップで購入
LINE Cameraは無料で手に入りますし、最初からアプリに付属するスタンプやフレームも数多くありますが、ショップにはさらに多くの無料のフレームやスタンプがあります。人があまり使っていないスタンプやフレームを見つけるのも楽しいです。
中にはお気に入りのキャラクターや、季節限定の特別なスタンプやフレームもあります。ただし、有料のものもありますので、購入の際はお気をつけください。
LINE Cameraで写真を楽しくデコろう!
これまでみてきたように、無料とは思えない程の多くの機能を持ったアプリがLINE Cameraです。使い方も決して難しくはなく、少し使っていれば、すぐに使い方は覚えてしまうでしょう。
LINE Cameraであれば、カメラでの写真の加工が直感的に出来ますし、写真を彩る数多くのフレームやスタンプが無料で使えます。フィルターの中には、簡単に人物写真を補正して、より見栄え良くしてくれる機能もあり、セルフィーにも大いに有効です。しかも、友人に送るのは勿論、SNSにも簡単に投稿も出来ます。単純にカメラで撮影するだけにも使えますので、無料アプリとして是非ともダウンロードしておきたいものです。