無料お絵描きアプリの人気おすすめ11選!スマホ/タブレット/PC環境別におすすめを紹介!
お絵描きも今やスマホやタブレットを使ったデジタル描画の時代です。ちょっとしたイラストのようなお絵描きから本格的なものまで沢山の無料おすすめアプリが提供されています。そこで今日はスマホ・タブレット・PC環境別に無料お絵描きアプリの人気おすすめ11選を紹介します。
目次
- 1お絵描きアプリとは?特徴を解説!
- ・手軽にイラストが描ける
- ・無料・有料問わず数多く存在している
- 2お絵描きアプリを選ぶ時のポイント
- ・どの環境でお絵描きしたいか決める
- ・OSの種類・対応デバイスを確認する
- ・どんな作品を作りたいか考える
- ・本気で制作したい人は有料アプリを選ぶ傾向がある
- 3お絵描きアプリの無料人気おすすめ【スマホ】
- ・アニメや漫画が描ける「Animation Desk Cloud」
- ・スケッチやペイントに最適「Drawing Desk」
- ・リアルで実用的「Tayasui Sketches 2」
- 4お絵描きアプリの無料人気おすすめ【タブレット】
- ・イラストやマンガに最適「アイビスペイント」
- ・精緻な描画ができる「LayerPaint HD」
- ・簡単にドット絵が描ける「ドットピクト!」
- 5お絵描きアプリ・ソフトの無料人気おすすめ【PC】
- ・気軽にイラスト制作が楽しめる「FireAlpaca」
- ・豊富な機能が使える「GIMP2」
- ・落書き感覚でも使える「pixiv Sketch」
- 6お絵描きアプリの無料人気おすすめ【初心者向け】
- ・タッチペンなしでも使いやすい「PicsArt Color ペイント」
- 7お絵描きアプリ有料人気おすすめ【本気で制作したい人向け】
- ・本格的な作品が描ける「CLIP STUDIO PAINT EX」
- 8お絵描きアプリを使うのにおすすめの機材
- ・描き心地を重視するなら「お絵描き用タブレット」
- ・細かい作業もラクラク「お絵描き用スタイラスペン」
- 9自分好みのお絵描きアプリでイラストを描こう!
お絵描きアプリとは?特徴を解説!
お絵描きアプリとは、スマホやタブレットなどの端末の画面に、指やペン(スタイラスペン)を使って直接デジタル描写でお絵描きをするためのアプリです。簡単な落書きから本格的なイラストやマンガまで目的が多岐に渡る分、お絵描きアプリも無料から有料まで多種多様なものが提供されています。
手軽にイラストが描ける
普段使っているスマホやタブレットに思いついたままにイラストを描いたり、本格的なデッサンやマンガ制作も、紙とペンを必要とせず描き溜めることができ、デジタル描写なので加工も簡単に行えます。また実写の写真をイラストに切り替えて加工する機能や手ぶれ補正機能が付いたものまで様々です。
スマホやタブレットなら、ふとアイディアが浮かんだらその場で書き留める事も可能ですし、タブレットやPCなら自宅などで本格的に創作に挑むこともできます。また初心者でもお絵描きが楽しめるようなツールが用意されている無料アプリも沢山あります。
無料・有料問わず数多く存在している
お絵描きアプリの需要の高さはそのアプリの数でも知ることができます。App StoreやPlayストアで「お絵描き」と検索してみると、有料・無料を含めて果てしない数のお絵描きアプリがヒットします。通常、類似したアプリを見つけたら、どれが自分にとって良いアプリか試したり口コミを読んだりしますが、お絵描きアプリに関してはあまりにも数が多すぎて、これを一つずつ試していくのは大変なことです。
お絵描きアプリを選ぶ時のポイント
おすすめのお絵描きアプリを紹介する前に、まずはお絵描きアプリを選ぶ時のポイントを解説します。後ほど紹介するおすすめアプリの中でも、他の人達に人気でも、自分で使い勝手がよくなければ意味がありません。どれが自分にあっているのか選定ポイントを分かっていた方が早く自分にあったお絵描きアプリに辿り着けます。
どの環境でお絵描きしたいか決める
まず最初に決めなくてはいけないのは、お絵描きをしたい環境です。環境とは、スマホやタブレットなどの端末のことを言います。お絵描きアプリをどのように使いたいか、例えば、スマホしか持っていないし、わざわざお絵描きのためにタブレットを買うつもりはない、スマホで落書き程度のお絵描きはしていたが、もう少し大きな画面で納得のお絵描きがしたい、クリエイターレベルのお絵描きに挑戦したい、等々です。
また、普段は何か浮かんだらスマホにラフを描いておき、後でしっかりPCで作りこみたいというなら、スマホ向けアプリとPC版ツールが連携しているものを選ぶなど、自分がどのような環境でお絵描きを楽しみたいのか、ということを明確にしておくとアプリの絞り込みに役立ちます。
OSの種類・対応デバイスを確認する
アプリやソフトを探すうえで、そのソフトやアプリが自分の持っている端末環境に対応しているか確認することは、お絵描きアプリに限らず必要なことです。Androidスマホを持っているのに、iOSにしか対応していないソフトを選んでも意味がありませんし、最近は無料ソフトでも機能が充実しているためにあまり古いOSには対応していないものが多くあります。
せっかく色々探して決めて、インストールしたのにOSのバージョンが古すぎてアプリに対応できない、では残念すぎます。
どんな作品を作りたいか考える
ちょっと紙の余白に書くような落書きからイラストやマンガを制作してみたいのか、プロのクリエイターのようにポスターになるような本格的なイラストを描いて、最終的に作品として印刷したいのか等、気軽に楽しむのか本格的な作品に仕上げるのかなどによっても選ぶお絵描きアプリは違ってきます。
本気で制作したい人は有料アプリを選ぶ傾向がある
お絵描きアプリというと個人的に気軽に楽しむというイメージがありますが、実際には美術系大学やデザイン学校、クリエイターの専門学校などで教材として使われている有料お絵描きアプリも存在します。本格的にデジタル描写を学びたい、本気で作品を製作したい人は、やはりツールが充実している有料アプリを選ぶ傾向にあります。今回は無料アプリの紹介がメインですが、本気で製作したい人向けに人気の有料アプリも紹介します。
お絵描きアプリの無料人気おすすめ【スマホ】
お絵描きアプリを選ぶ時のポイントをおさえたところで、まずはスマホ向け人気の無料お絵描きアプリを紹介していきます。スマホでのお絵描きは画面が小さいこともあり、本格的なアニメ制作や大きなサイズのイラストには不向きですが、アイディアを描きとめたり、ラフを描いておくために使うこともできます。もちろん、とにかくお絵描きアプリを使ってみたい、お絵描きを始めてみたいという人にも手軽に始められるのでおすすめです。
アニメや漫画が描ける「Animation Desk Cloud」
Kdan Mobileという台湾の会社が提供するイラスト作成用のアプリです。無料とはいえ、ブラシ素材では、ぼかし・鉛筆・筆ペンタッチが選べたり、半透明のオニオンスキン機能が搭載されていたり、好きなビデオをインポートして実写とミックスさせるロトスコープ機能搭載など満足のいくイラスト作成が可能です。このアプリは指で描くより「スタイラスペン」の使用をおすすめします。
スマホ向けとして紹介していますが、スマホ環境以外にMac・Androidタブレット、Windows10にも対応しています。また、今回紹介した無料版以外に、プレミアムオンラインサービス、1TBクラウドストレージが利用できる有料版も提供されています。推奨動作環境OS:iOS9.0以降、Android4.0.3以上
スケッチやペイントに最適「Drawing Desk」
子どもから大人まで気軽に楽しめるスケッチブックアプリです。「キッズデスク」、「落書きデスク」、「スケッチデスク」、「写真デスク」と4種類のお絵描きモードが搭載されているので、お絵描きアプリに慣れておらず、真っ白な状態からのお絵描きは大変、指1本で気軽に楽しみたい、という人には試してほしいアプリです。推奨動作環境OS:iOS10.0以降、Android6.0以上
このDrawing Deskはインストールと超基本的な機能は無料ですが、ほとんどの機能が有料となっており課金が必要です。また、課金は1度だけでなく、解約するまで自動更新で毎月支払いが発生します。サイトが英語のため、解約方法が分からない、といったトラブルが日本人に多く発生していますので、このアプリの有料機能を使用する場合は、課金手続きを行う前にかならず規約をよく読み、納得の上、自己責任で手続きを行ってください。
リアルで実用的「Tayasui Sketches 2」
イラスト作成に必要なツールが、油性パステルや水彩画用ドライ&ウェットブラシ、アクリルブラシ、エアブラシカッター、ぼかしツール、ものさしととても充実しており、写真のインポートも可能な人気のお絵描きアプリです。ツールが沢山あり、細かい描写が可能なため、指でのお絵描きよりも「スタイラスペン」の使用をおすすめします。
さらに本格的なイラスト作成を行いたい場合は、プロツールが搭載している「Tayasui Sketches Pro(有料アプリ:720円)」も提供されています。推奨動作環境:iOS9.0以降、Androidの対応OSはデバイスにより異なります。
お絵描きアプリの無料人気おすすめ【タブレット】
スマホに続いて、タブレット向け人気の無料お絵描きアプリを紹介していきます。タブレットの場合、スマホよりも画面が大きいため、「スタイラスペン」を使い、より繊細な作品の作成が可能になります。
イラストやマンガに最適「アイビスペイント」
アイビスペインとのコンセプトは「作画工程を動画にして絵を描く楽しさを共有する、ソーシャルお絵描きアプリ」です。SNSで動画投稿される「歌ってみた」、「踊ってみた」に関連して「描いてみた」をシェアすることが前面に押し出されています。とはいえ、アプリ自体は本格的なお絵描きができると人気のアプリです。
2,100点以上の素材、700種類以上のフォント、142種のブラシ、37本の画像加工用フィルター、46種のスクリーントーン、27種のレイヤーブレンドモードと挙げればきりがない程充実した機能が課金なしで使えます。スマホでも使えますが、画面が小さく作業が大変なので、タブレットでの作業が一番快適です。推奨動作環境:iOS9.0以降、Android4.1以上
精緻な描画ができる「LayerPaint HD」
初心者から上級者まで満足できるよう充実した機能を搭載し、描きたいものを描きたいように描けるアプリとして人気です。口コミでも「なにより使いやすい。なのに本格的な絵が描ける。」、「インターフェースがすっきりしてて使いやすいので好きです。」など高評価を得ています。昨今のアプリやツールはiOS向け、Android向けどちらも提供されることがほとんどですが、「LayerPaint HD」に関してはAndroid用ペイントツールとして提供されており、iOSは未対応です。動作環境:Android4.1 以上
簡単にドット絵が描ける「ドットピクト!」
3Dグラフィックが主流となった昨今、逆に新鮮味のあるドット絵が作成できるお絵描きアプリです。小さなアイコン程度ならスマホでもお絵描き可能ですが、大作に挑む場合は、タブレットがおすすめです。また、アプリから直接LINEやTwitterなどSNSでの共有が可能です。推奨動作環境:iOS11.3以降、Android5.0以上
公式サイト(下記リンク)では、作品例を見ることができます。簡単なアイコンから本格的なイラストまで見ることができ、創作意欲がわきます。
iPad向けお絵描きおすすめアプリも別の記事で紹介していますので参考にしてください。
お絵描きアプリ・ソフトの無料人気おすすめ【PC】
PC向け人気の無料お絵描きアプリの紹介に移ります。落書き感覚で楽しめるものから、マンガ制作が可能なものまで多岐に渡ります。
気軽にイラスト制作が楽しめる「FireAlpaca」
PC向け無料ツール・ソフトというと、期間限定のものが多い中、FireAlpaca(ファイア アルパカ)は公式サイトにあるように、ずっと無料のソフトです。シンプルな機能と操作性で、初心者でもイラスト製作が楽しめます。初期状態で用意されているのは「ペン・鉛筆・エアブラシ・水彩」ですが、自分好みのペンを作ることもできます。さらに自分で描いた模様や写真を使って、様々な効果のブラシを簡単に追加することも可能です。
推奨動作環境:macOSX10.7以降、Windows Vista以降
豊富な機能が使える「GIMP2」
GIMP2(ギンプ2)は老舗ともいえる人気の海外の無料高機能画像編集ソフトです。海外製ソフトでも日本語版も配布されているので言語で操作につまずくという心配はありませんが、このソフトの人気の理由の一つとして、拡張機能などカスタマイズの自由さにあります。つまり、自由度が高い分、PCの知識が必要ということです。そのためお絵描き初心者というよりはPC初心者には扱いが難しいソフトといえます。
動作環境:macOS10.9Mavericksおよびそれ以降、Windows7およびそれ以降
落書き感覚でも使える「pixiv Sketch」
pixiv Sketch(ピクシブ スケッチ)も近年人気のお絵描きとコミュニケーションがセットになったアプリです。描きかけイラストもシェアしよう、とシェアを前面に押し出しているアプリですが、無料なのに広告表示がなく、使い勝手の良さが評判となっています。ただし、アップデートで今まで描き溜めたイラストがダメになってしまったなど不具合の報告も挙がっていますので、保管には注意しましょう。
動作環境:iOS 11.0以降、Android5.0 以上、Windows10バージョン15063 0以上、Xbox One(Macは未対応)
お絵描きアプリの無料人気おすすめ【初心者向け】
無料とはいえ、操作が難しいとせっかくのアプリもインストールしただけで終わってしまいます。そこで操作が簡単な初心者向け無料の人気お絵描きアプリのおすすめを紹介します。
タッチペンなしでも使いやすい「PicsArt Color ペイント」
お絵描きしてみようかな、という初心者はまだ「スタイラスペン」を持っていない場合が多いでしょう。「PicsArt Color ペイント」は指でイラスト描写や操作することを想定したアイコン設計になっているのでタッチミスでの誤操作も防げます。もちろん、指で操作しやすいだけがおすすめのポイントではありません。
パレットを作っても保存ができ、次回も同じ色が使えたり、リカバリー機能搭載で、アプリが急に落ちても今までの努力が水の泡になる心配がありません。また、無料につきものの邪魔な広告がないため、ストレスフリーでお絵描きを楽しめます。また、口コミを見ると、指より「スタイラスペン」を使って描くことを進める人が多いので、しばらく使ってみてお絵描きが楽しくなったら、「スタイラスペン」の購入を検討するのもよいでしょう。
推奨動作環境:iOS10.0以降、Androidはデバイスにより異なる
お絵描きアプリ有料人気おすすめ【本気で制作したい人向け】
最後のお絵描きアプリ紹介は、本気で製作したい人向けの、有料人気お絵描きアプリのおすすめの紹介です。どれだけ無料アプリが多機能だと言っても、やはり有料ソフトと比較するとオンラインサービスやプロ仕様の機能に欠けるものがあります。有料には有料なだけの機能・サービスが備わっていますので、本格的なプロなみに制作活動したい人におすすめです。
本格的な作品が描ける「CLIP STUDIO PAINT EX」
「CLIP STUDIO PAINT EX」は、プロのマンガ家も利用し、デザイン学校やアニメ専門学校でも採用されているプロ向けマンガ制作ソフトです。マンガ制作に必要なコマ割りや吹き出し以外にも、ストーリーマンガを描く際に便利な機能、例えば製本3Dプレビューやストーリーエディター、トーン化などの機能が搭載されています。
また、素材提供公式サービスからデータをダウンロードすることで、ペンやブラシ、トーンなどを追加することも可能です。ただし、多機能なため、ソフトへの慣れは必要です。推奨動作環境:macOS10.10~10.14、Windows7 Service Pack 1以上、8.1、10
CLIP STUDIO PAINTにはProとEXがありますが、イラストならCLIP STUDIO PAINT Pro、マンガならCLIP STUDIO PAINT EXという選択肢になります。CLIP STUDIO PAINT EXはCLIP STUDIO PAINT Proにマンガ制作のための機能を追加したソフトです。
どちらも有料ですが、CLIP STUDIO PAINT Proが5,000円ですので、まずCLIP STUDIO PAINT Proで使い勝手を試し、やはり本格的にマンガ制作に取り組みたいと思ったら、差額を追加で支払ってCLIP STUDIO PAINT EXにアップグレードという方法もあります。
お絵描きアプリを使うのにおすすめの機材
とりあえずお絵描きを始めるにあたって、今使っているスマホで試してみたけれど、やはり画面が小さいし、もう少し作りこんだお絵描きがしたい、もっと快適なお絵描きを楽しみたい、という場合におすすめの機材を紹介します。
描き心地を重視するなら「お絵描き用タブレット」
お絵描きアプリ・ソフトのほとんどはお絵描き用のペイント用のペンを使用することを前提に開発されています。つまり、お絵描きアプリを使用する環境として、端末がタッチパネルに対応していることが一番思い通りにお絵描きができる環境、ということになります。そこでおすすめするのが「お絵描き用タブレット」といわれる10インチ前後のサイズのタブレットです。
小さすぎず重すぎず、タッチパネル画面なのでペイントの強弱がつけられ、細かな作業もこなせるからです。
Apple iPad Pro
お絵描き用タブレットとしてiPadを比較すると、本格的なお絵描きをする場合はiPad Pro、落書きのようなお絵描きならiPad Air、iPad mini、iPad(第6世代)がおすすめです。その中でも描き心地が抜群で最強のお絵描きタブレットといわれているのが、Apple iPad Pro 11インチ、 Wi-Fi、 64GB(税抜価格 89,800円)です。
Neural Engineを搭載しているため高速処理が可能で、限りなく現実に近い色が映し出されます。後ほど紹介するペイントペン(お絵描き用スタイラスペン)との併用でさらに最強の描き心地が実感できます。
raytrektab DG-D08IWP
Android・Windows派におすすめしたいのが、コスパ最強のWindowsOSタブレット「raytrektab DG-D08IWP」(税込み価格 46,112円)です。今現在手元にはスマホしかないが、何かお絵描き用の機材を揃えたい人は、この「raytrektab DG-D08IWP」を購入するだけで、ペイント用のペンも付属しているので、すぐにお絵描きが始められます。
ただし、画面が8インチと少し小さめで、RAM容量が4GBのため、あまり大きなサイズのイラスト制作や、レイヤーを沢山入れる作品は動作が重くなるため向いていませんが、持ち歩いて気軽にお絵描きを楽しみたい場合には十分役に立つタブレットです。ただし付属のスタイラスペンは使用していてたまに滑ってしまうという口コミが散見されます。別途スタイラスペンを購入するなら、次項で紹介しますので参考にしてください。
raytrektab DG-D08IWPの公式ページです。スペック詳細は下記リンクを参照してください。
細かい作業もラクラク「お絵描き用スタイラスペン」
これまで紹介したお絵描き用アプリには、「指で描ける」と謳っているアプリもありますが、やはり落書き程度と言っても指で書くには限界があります。そこでお絵描き用タブレットとあわせておすすめしたいのが「スタイラスペン」です。スタイラスペンとはペイント用の機能を備えたペンのことで、筆圧によって線の太さや塗りの濃淡を変えることができるペンのことです。
Apple Pencil
前項「描き心地を重視するなら「お絵描き用タブレット」」で紹介したApple iPad Proと併用をおすすめするお絵描き用スタイラスペン、Apple Pencilです。ワイヤレスでペアリングや充電ができ、ダブルタップで鉛筆から消しゴムへ、などの切り替えが可能な、可能な限り作業を邪魔する余計な手順が省かれたスタイラスペンです。デザインも水彩画も写真へのレタッチも思い通りに描ける機能と使い心地が追求されたペンです。
※以前はApple PencilはiPad Proでのみ使用が可能でしたが、2019年3月に行われたNewモデルへのアップデートにより、すべてのiPad(iPad、iPad Airi、Pad 第6世代、iPad mini 5)でApple Pencilが使えるようになっています。ただし、iPadのディスプレイの素材によってApple Pencilの使い心地が悪いものがありますので、お絵描き用スタイラスペンとして使用するなら、本来の組み合わせであるiPad Proとの併用をおすすめします。
Ciscle タッチペン スタイラスペン 極細
Ciscleのスタイラスペンはタッチペンとスタイラスペンの2in1になっていますが、タッチペンはゲーム用として、スタイラスペンはお絵描き・筆記用となっています。スタイラスペンとして使用する方は、直径1.6mmの極細タイプで細かい描写も可能です。また、クッション性があるため長時間の作業でも指が疲れません。さらにはペン先が銅製になっているため摩擦に強くので交換する必要がありません。
特に人気の理由としてはクッション性がほどよい弾力を生み、滑らず描きやすいという点と、2,699円という価格の安さにあります。また、iPad・iPhone・Androidスマホ・タブレットに対応しているので、どの機種でも使用できます。
なんといっても描きやすさ抜群。
書きやすさがすごくよく中々珍しい品です。本格的に使うにはいい感じ。タブレットでのメモ用で買いましたが、やはり専用のスタイラスペンは描きやすいですね。今までは付属していたペンだったので、感触が硬かったですが、これはバネが入っているようでほどよい弾力があって良いです。
自分好みのお絵描きアプリでイラストを描こう!
無料のお絵描きアプリは今回紹介したおすすめ以外にも沢山提供されています。「アプリを選ぶ際のポイント」を参考にして、自分にあったお絵描きアプリを見つけ、イラストやアニメ制作に挑戦してみてください。普段何気なく見ていた景色がイラストを描き始めたら変わって見えてくるかもしれません。