Discordアプリのダウンロード方法や使い方!初期設定の登録を解説!
DiscordアプリをPC・スマホにダウンロードする手順やその使い方について解説します!Discordとは、PCでもスマホでも使える多機能ボイスチャットツールです。現在世界中でダウンロード数が急増しているDiscordの使い方を、ぜひマスターしてみてください。
目次
Discordとは
Discordとは、アプリの分類でいえば「ボイスチャットツール」です。「ボイスチャットツール」とは通話とチャットをアプリやブラウザを通して利用できるサービスのことです。
ただ、元々、ゲーマー向けに開発されたサービスなので、ゲームをプレイする人にとって便利な使い方ができるように設計されています。そうした経緯もあって、普通の「ボイスチャットツール」よりも多機能で使い方に汎用性があるため、ゲーマーを中心に利用者が増加しています。
開発元はアメリカの企業Hammer & Chisel社で、2015年からサービスが開始されていますが、他の競合サービス、例えばSkypeやTeamspeakなどからも、その多機能で利便性が高いことを理由にDiscordに乗り換えている人が多いようです。
その使い方の多様性の例を挙げると、「音楽を通話中に流せる」「お互いのPCの画面を共有できる」「今自分がプレイしているゲームを友達に知らせることができる」「個人の専用サーバー(通話グループ)が開設できる」などがあります。
また、ゲーマー仕様なので、ツールが重くてゲームがプレイできないという状況を発生させないために、端末に負担がかからない設計になっているため、使用感が軽くて快適という評価も得ています。
対応OS・端末を選ばず、Windows、Mac OS、Android、iPhone・iPadに対応しています。一般的に出回っているパソコン・スマホでサービスを利用できない端末はほぼありません。対応言語は27カ国語です。
無料で使える
基本的にDiscordのサービスの使用は無料です。課金のオプションもありますが、無料サービスの範囲内で十分な機能が備わっています。
スマホ・PCから利用できる
Discordとは、スマホでもPCでも利用が可能なサービスです。スマホの場合は、それぞれのアプリストアでアプリをダウンロードできます。アプリからアカウント登録を行って利用します。
PCの場合ダウンロード不要!
PCの場合は、アプリも用意されていますが、PCでアプリをダウンロードしなくても、ブラウザ上でDiscordのトップページを開いてニックネームを入力すればサービスを利用できます。ただ、PCで定期的にサービスを利用するのであれば、スマホと同様にPCでもアプリをダウンロードしてアカウント登録を行っておいた方が良いでしょう。
サーバーやBotが作成できる
DiscordはサーバーやBotを作成できます。サーバーとは、通話をかけるという感覚ではなく、個人の専用サーバー(通話グループ)を設置して、そこに不特定多数のユーザーが集まり、皆で会話するというシステムです。
「○○ゲームユーザー専用」、「○○について話し相手求む」というようにテーマを銘打って個人の専用サーバー(通話グループ)を公開すると、興味を持ったユーザーが寄ってきて会話を楽しむというイメージです。
Botとは、サーバーに導入することで、それぞれの決まったパターンで作業してくれるロボットのようなものです。拡張機能のような使い方ができます。
それぞれのBotに特徴があり、例えば「チャットで指定したテキストをチャット欄に表示してくれるBot」、「通話でテキストを読み上げてくれるBot」、「通話で音楽を再生してくれるbot」など様々なBotがあります。概ね全て無料で使用できます。そのほとんどが、Discordユーザーの有志で作成されたものです。
Discordのダウンロードからアカウント作成まで
PCとスマホの、Discordのダウンロードからアカウント作成までの過程を説明します。
スマホの場合
スマホの場合は、それぞれのスマホ専用アプリストアでダウンロードできます。
iPhoneでアプリをダウンロード
iPhoneの場合は「Appストア」で、Discordをダウンロードできます。
アプリを立ち上げるとオープニング画面が開くので画面下方の「アカウント登録」をクリックします。
ユーザー名(ニックネーム)、Eメールアドレス、パスワードを入力して「アカウント作成」をクリックします。入力したEメールアドレスに確認メールが届くので、メール上で確認すればアカウント登録は完了です。
Androidでアプリをダウンロード
Androidの場合は「Google Play」で、Discordをダウンロードできます。
Androidもアプリを立ち上げた後、オープニング画面の下方の「アカウント登録」をクリックします。それ以降もiPhoneと同様の手順でアカウント登録が完了します。
PCの場合
PCの場合はDiscordのトップページ「discordapp.com」からサービスを利用できます。
Windows版アプリをダウンロード
PCでWindows版のアプリをダウンロードする場合は、Discordのトップページの「Windows版をダウンロード」をクリックします。
インストールファイル「DiscordSetup.exe」がダウンロードされるので起動させます。
アカウント作成のウインドウが開くので、Eメールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力して「続ける」をクリックすればアプリが起動します。
ブラウザでニックネームを登録してログイン
ブラウザでニックネームを登録してログインする場合は、Discordのトップページの「Discordをブラウザで開く」をクリックします。
ニックネーム(ユーザー名)を入力する欄が表示されるので、入力して「→」マークをクリックします。
サービススタートのポップアップが表示されるので、とりあえず「スキップ」をクリックします。*「初めましょう」をクリックして進めていくとアカウントを作る流れに入っていきます。
全体画面が表示されたら、ログイン成功です。これでDiscordのサービスを利用できます。
Discordの初期設定
Discordの初期設定の手順を説明します。
プロフィール設定
プロフィールを設定するには、メイン画面下方にある「歯車マーク」をクリックします。
ユーザー設定の画面が開き、画面中央に「プロフィール設定」のフォームが表示されます。ブラウザからログインしたユーザーは、ここでEメールアドレスとパスワードを入力すればアカウントを作成できます(ニックネームだけでログインしている状態は、仮アカウントの状態です)。任意でプロフィール写真をアップロードしたら、「保存」をクリックします。
アプリとの連携
Discordは、他のアプリとの連携が可能です。ユーザー設定画面の左にあるメニューから「接続」をクリックすると、画面中央にSkype、Twitter、Facebookなどのアイコンが並んでいるので、連携したいアプリを選んでクリックすれば連携できます。連携すると、連携したアプリに登録されているメンバーをデータ連携で表示できます。
マイク・スピーカーの設定
マイク・スピーカーの設定を行うには、まずデフォルトでマイク設定がオフになっているので、メイン画面下方の「マイクマーク」をクリックしてオンにします。
次に「歯車マーク」をクリックしてユーザー設定画面に進み、画面左のメニューから「音声・ビデオ」をクリックします。音声設定の画面に切り替わります。
「入力デバイス」「出力デバイス」には既定のマイクとスピーカーがそれぞれ割り当てられていますが、必要に応じて切り替えができます。切り替える場合は、それぞれのウインドウの右端にあるタブをクリックすると選択肢一覧が表示されるので、その中から選びます。
「入力感度」の調整を行います。入力感度のバーがオレンジとグリーンで仕切られています。オレンジの領域が音を拾わない領域、グリーンの領域が音を拾う領域です。入力感度レベルがシャドウカラーで示されるので、キーボードをたたく音や周りの雑音がオレンジ側に、自分の話す声だけがグリーン側に納まるように中央の仕切りをスライドして調整します。
入力感度が確認できない、反応しない場合は、前述したマイクの設定がオフになっている可能があります。入力感度が確認できないことがないよう、マイク設定を忘れないようにしましょう。
通知設定
通知設定を行う場合は、左側メニューの「通知」を選択します。全体の通知設定のオン・オフは、この通知画面の「Enable Desktop Notifications」で行います。
サーバーごとに通知を設定する場合は、対象サーバーのアイコン上で右クリックして、開いたウインドウの中から「通知設定」をクリックします(サーバーアイコンは画面の一番左側に並んでいます)。
そのサーバーの全通知をオフにする場合は、開いたウインドウの上方にある「●●からの通知を無効にする」をオンに変更します。必要に応じて、ウインドウ下方の「このサーバーでの通知設定」を設定します。自分宛てのメッセージのみ通知したければ、「@mentions のみ」にチェックを入れます。
Discordの使い方
Discordの基本的な使い方を説明します。
フレンドの追加・登録方法
「フレンド(メンバー)」の追加・登録方法の手順を説明します。画面左側のメニューから「フレンド」をクリックします。隣に「DiscordTag」の入力欄が表示されます。この入力欄にフレンド申請したい相手の「DiscordTag」を入力します。
「DiscordTag」とは「ユーザー名」+「#4けた数字」の文字列でDiscordユーザーは全員所持しています。自分の「DiscordTag」は画面左下(青枠で囲った場所)に表示されています。
フレンド申請したい相手に「DiscordTag」を聞いて入力欄に入力し、「フレンドリクエストを送信」をクリックすればフレンド申請ができます。相手がフレンド申請を許可すれば「フレンド」に追加されます。
音声通話をする方法
フレンドとの音声通話は「ダイレクトメッセージ」で行います。「ダイレクトメッセージ」とはフレンドと直接チャットや通話を行うモードです。画面左側のメニュー内のフレンド一覧からコンタクトするフレンドをクリックすると、チャット・通話ができるようになります。
画面右上の「通話マーク」をクリックすると通話が開始されます。
フレンドを追加する
通話に別のフレンドを追加する場合は、同じ画面上方にある「人+マーク」をクリックした後に、追加するフレンドを選択します。
画面を共有する
「ダイレクトメッセージ」では通話中、画面を共有することが可能です。最大参加人数は10人までです。ゲーム画面の共有はもちろん、仲間との打ち合わせでパソコン画面を共有するなどの使い方ができて便利です。この画面共有機能は「ダイレクトメッセージ」使用時にのみ活用できます。サーバーの通話時にこの機能を使うことはできません。
サーバーの作成方法
サーバーとは、共通の話題で盛り上がる仲間が集まる小部屋のようなイメージです。そんなサーバーの作成方法を説明します。画面左側のサーバー一覧にある「+」アイコンをクリックします。
サーバーの新規作成か、既存サーバーへの参加か聞いてくるので、新規作成の「Create a server」をクリックします。
サーバー作成のウインドウが開くので、サーバー名を入力し、必要に応じてアイコン画像をアップロードして「新規作成」をクリックします。
サーバーに招待する
サーバーにフレンドを招待する場合は、サーバーアイコンをクリックしてサーバーのメニューを表示させ、「TEXT CHANNELS」または「VOICE CHANNELS」の一覧にあるチャンネルの中から、招待するチャンネルを選び、「人+マーク」をクリックします。「TEXT CHANNELS」はチャットチャンネル、「VOICE CHANNELS」は通話チャンネルです。
招待用のURLが表示されます。ウインドウ下方に「招待リンクに有効期限を設定しない」というチェックボックスがあるので、特に有効期限を設定しない場合はチェックを入れて、「コピー」をクリックします。(有効期限はデフォルトでは1日に設定されています。有効期限の設定を変更したい場合は、右側(青丸)にある歯車マークで変更できます。)
コピーしたURLをメールなどで相手に伝えれば招待できます。
サーバーで音声通話する
サーバーで音声通話を始めるには、メニューにある「VOICE CHANNELS」のチャンネル名をクリックします。通話を終了するときはメニュー下の「通話中」の横にある「電話マーク」をクリックします。
Discordをダウンロードできない対処法
Discordをダウンロードできないときの対処法を解説します。
Discordを再インストールする
Discordに不具合が起きたとき、問題を解決できない場合は再インストールを試みるのが定番です。一度アンインストールした後に再インストールするわけですが、その際、Discordの再インストールができないことがあります。
再インストールができない原因として考えられるのが、アンインストール後も不要なデータが残ってしまうためのようです。再インストールができない場合の改善策として、アンインストール後に手動で不要データを削除して再インストールするやり方があります。
不要データの場所は「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\」にあるDiscordフォルダです。また、「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\」にあるDiscordフォルダも念のため削除しておきましょう。これらのデータを削除後に、改めて通常の手順でインストールしてみてください。
不要データをうまく削除できないときは、Discordがまだ起動している可能性があるので、タスクマネージャーで「Discord.exe」が起動していないか確認してください。起動していたらそれが削除できない原因なので、「Discord.exe」を終了した後、不要データを削除してみてください。
また、再インストールの際は、「管理者権限」でインストールしておくと安心です。右クリックより「管理者として実行」でインストールしましょう。
Discordをダウンロードしてチャットをしよう
Discordとは、お手軽な使い方ができる上に、多機能で便利なボイスチャットツールです。今世界中でユーザーが急増しています。PC、スマホなど端末を選ばない使い方ができるので、その柔軟なアクセス性が利用者の増加に拍車をかけているのでしょう。この次世代のボイスチャットツールDiscord、ぜひダウンロードしてその利便性を体感してみて下さい!