Windows10にプリインストールされているWindows Defender(ディフェンダー)は、ウイルスソフトを導入する際は完全停止(無効化)しておきましょう。動作も軽くなるWindows Defender(ディフェンダー)完全無効化の方法を解説します。
Windowsディフェンダーとは、Windows 8以降にインストールされている無料で使えるウイルス、スパイウェア対策のプログラムです。
WindowsディフェンダーはWindowsインストール時にプリインストールされます。お使いのOSがWindows 8以降ならWindowsディフェンダーが導入されています。
Windowsディフェンダーの機能は以下の通りです。
Windowsディフェンダーの世間的な評価がどうなのか、第三者機関によるテスト結果が公開されているので見てみましょう。
こちらは2019年2月~3月のAV-comparatives社によるテスト結果です。ウイルスや脅威からの保護性は100%という結果ですが、オレンジの棒グラフのFalse Positives(誤検知)の値が目立ちます。
Windowsディフェンダーは迷惑メールやポップアップ広告のブロック、未知のウイルスへの対応ができません。これらの対策も完璧にしたい、先ほどの誤検知の問題が気になる等、他のウイルスソフトをインストールする場合はWindowsディフェンダーを無効化(停止)しましょう。
ここではWindows10でディフェンダーを停止する方法を解説します。
まず、Windowsディフェンダーの現在の状態を確認します。
まずはタスクバー左端のスタートボタンをクリックして「W」の欄にあるWindows Defender セキュリティセンターをクリックします。
セキュリティセンターが開いたら「ウイルスと脅威の防止」をクリック。
続いて「ウイルスと脅威の防止の設定」をクリックします。
このようにウイルスと脅威の防止の設定画面で「リアルタイム保護」がオンになっているときはWindowsディフェンダーが有効、オフになっているときは無効状態です。
Windowsディフェンダーを一時的に無効(停止)にすることは簡単です。
さきほどの「リアルタイム保護」をオフにすると、機能が一時的に無効(停止)になります。
しかしこのままではしばらくすると自動的に有効になってしまい、完全な無効状態とはいえません。
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