YouTubeなどでゲーム配信をはじめる方が増えています。Switchの配信をはじめたいけれども、どうすればYouTubeに接続できるのかわからないという方が多いようです。この記事では、SwitchをYouTubeで配信する方法を解説します。
ゲーム配信をみるだけではなく、自分でも配信してみたいと興味を持つ方が増えています。そのような中で、Nintendo SwitchのゲームをYouTubeで配信してみたいけど、どうすればいいのかわからないという方も多いようです。
任天堂はゲーム配信を行う動画配信サービスから直接著作権料を支払ってもらうことで、動画配信サービスの利用者がゲーム配信をしたり、視聴したりすることを許可しています。
YouTubeも任天堂が許可しているサービスの一つで、YouTubeパートナープログラムに登録すれば、収益化することも可能です。ぜひ、YouTubeでのSwitchのゲーム配信に挑戦してみましょう。
YouTubeパートナープログラムの詳細はこちらの記事をご覧ください。
Switchをゲーム配信のやり方は、PC経由なら可能です。SwitchをPCに接続すれば、YouTubeだけではなく他のゲーム配信サービスへも配信できます。PS4やPS5のようなゲーム機から直接ゲーム配信する機能はSwitchには付いていません。必ずPCが必要です。
この記事では、SwitchとPCを接続して、YouTubeでゲーム配信するやり方をご紹介するので、ぜひチャレンジしてみましょう。
なお、スマホからゲーム配信する方も増えていますが、Switchの配信はスマホから配信するのはほぼ不可能です。スマホからではなく、PCにSwitchを接続して配信するやり方で配信しましょう。
SwitchをYouTubeで配信するためには、さまざまな事前準備が必要です。SwitchをYouTubeで配信するための準備について詳しく解説します。
まずはSwitchをゲーム配信するために必要なものをそろえましょう。
ゲーム配信に使うのであれば、ゲーミングPCがおすすめです。PCに映した映像がそのままYouTubeに流れます。スペックの低いPCでは、高度なグラフィックを使っているゲームの映像の処理がうまくいかずに、画面がカクカクしてしまいます。ゲーミングノートなど、ゲーム配信に適したスペックのあるPCを選びましょう。
キャプチャーボードとは、ゲーム機の映像や音声をPCに出力するために必要な機材です。Switchにはテレビに接続するためのHDMI端子が付いています。PCにもHDMI端子がありますが、SwitchとPCを直接HDMIケーブルで接続しても、PCにSwitchの映像は映せません。
SwitchだけではなくPS5などの他のゲーム機の映像も、直接HDMIケーブルでPCに接続しても映すことはできません。ゲーム機の映像をPCに映すためには、ゲーム機の映像をPC用に変換するためのキャプチャーボードが必要です。
キャプチャーボードはAmazonなどで5,000円くらいから販売しています。価格によって映像の美しさなどに差が出ます。HDMIケーブルで接続できるタイプのものを購入しましょう。
自分の音声を配信に入れるのなら、音声を収録するためのマイクが必要です。ヘッドセットタイプでもスタンドタイプでもどちらでも使いやすい方で大丈夫です。マイクはSwitchではなくPCに接続します。
SwitchからPCに送られてくる映像や音声をPCに映し出して配信するためのソフトが必要です。キャプチャーボードに専用ソフトが付いている場合もありますが、よく使われるのはOBSです。上記のリンクからOBSをPCにダウンロードしてインストールしておきましょう。Switch以外にもPS5等でも使えて、YouTube以外の配信サービスでも利用できます。
用意するものが全部そろったら、実際に配信するための準備を進めていきましょう。
SwitchをPC経由でYouTubeなどで配信するときには、テーブルモードや携帯モードではPCに映像を送れません。必ずSwitchをドックに装着してテレビモードにしておきましょう。
SwitchとPCをキャプチャーボード経由で接続します。HDMIケーブルを使って「Switch」>「キャプチャーボード」>「PC」の順番で接続します。キャプチャーボードの接続端子に「IN(入力)」と「OUT(出力)」とあるはずです。Switchからは「IN」へ、PCへは「OUT」の端子に接続します。
このときに、Switch本体かコントローラーにイヤホンやヘッドホンが接続されているたら、有線接続でもBluetooth接続でも必ず接続を解除しておきます。解除しないと音声がイヤホンへ流れて、PCへ届きません。
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