iPad買い替え・乗り換え後のデータ引き継ぎ方法を知っていますか?iPadからiPadへの機種変更、または他社タブレットからiPadへの買い替え・機種変更時に便利なバックアップ・引き継ぎ方法を紹介します。便利なバックアップ、復元方法をマスターしましょう。
まずは、iPad・Androidタブレットの買い替え・機種変更して乗り換える時に注意する点を確認しておきましょう。iPadユーザーの方で、旧タブレットを下取りに出して新しいiPadモデルに買い替え・乗り換える時は、Apple Watchの解除、Apple Pay情報の解除を実行しておく必要があります。
携帯キャリア会社に乗り換える場合、またはリサイクルショップなどに旧iPad・タブレットを売却する時の注意点に注意点を個別に紹介していきます。注意点をしっかりと読んで、失敗したいiPadの買い替え・乗り換えを実現しましょう。
新しいiPadを携帯キャリアショップで購入する場合、iPadのバックアップを実行して、新しいiPad端末に乗り換え・買い替えしたあとにデータ移行しましょう。iPadのデータバックアップをしておかなければ、旧iPad端末に保存されているデータファイルの移行ができないので注意してください。
iPadのデータバックアップ方法は次の章【iPadの機種変更でデータをバックアップする方法】で紹介しているので、乗り換え・買い替えの前にかならずiPadのバックアップを実行してください。
中古品のiPadをリサイクルショップや、ECサイトから購入する時に注意するべき点は、iPadの「iPhoneを探す」がオフになっている事、またiPadが工場出荷時の状態に初期化されているかを確認してください。「iPhoneを探す」がオフになっていないと、iPadが初期化されていない可能性があり、この場合iPadに入力して個人情報が漏洩してしまう恐れがあります。
また、iPadのセキュリティロックがされていないかを確認してください。「iPhoneを探す」がオフになっていても、iPadが初期化されてない場合は、自分でiPadを工場出荷時の状態に初期化しましょう。
iPadを工場出荷時の状態に初期化する場合は、二通りの方法があります。1つはパソコンにiTunesをインストールし、iTunesを使って初期化する方法です。iTunesを使った初期化方法は下記のリンク記事で紹介しているので参考にしてください。
もう1つの初期化方法はiPad単体で初期化する方法です。iPadの電源をONにして「設定」>「一般」>「リセット」の順番にタップしてください。「リセット」という画面が表示されるので、表示されるメニュー一覧から「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップしてください。
確認画面が表示されるので、画面の指示に従って初期化を完了させてください。なお、この際にiPadにパスコードが登録されている場合、初期化ができない場合があります。元のiPad所有者に連絡して、パスコードを確認する必要があるので注意しましょう。
続いてiPadのデータ移行・復元に必要なバックアップ方法を紹介します。前にも述べた通り、旧iPadでデータのバックアップを取っていない場合、買い替え・乗り換え後の新iPad端末にデータを移行・復元することができないので注意してください。iPadを乗り換え・買い替えする際に、旧端末を下取りに出す予定がある方は、必ず事前にバックアップしましょう。
iPadのバックアップ方法はAppleが公式に提供しているクラウドストレージサービス「iCloud」を利用するか、PCに「iTunes」をインストールしてiTunesを使ってバックアップします。PCを持っていない方は、iTunesを利用できないので、iCloudでバックアップを取る必要があります。
iCloud・iTunes以外にもiPadのバックアップ、データ移行可能なソフトウェアがありますが、いずれもPCが必要になるので覚えておきましょう。
iCloudを使ってiPadのデータファイル・設定などすべての情報をバックアップする方法を紹介します。旧iPad端末をWi-Fiに接続し、充電ケーブルを接続した状態でバックアップしてください。バックアップ途中にiPadの電源がOFFになってしまうと、データの破損、バックアップが失敗してしまうので注意してください。
「設定」>「Apple ID」>「iCloud」の順番にタップして進んでください。iCloudで共有できるアプリ一覧が表示されるので、一覧から「iCloudバックアップ」を選択します。「バックアップ」画面が表示されるので、「今すぐバックアップを作成」をタップして選択してください。
iPad内のデータ容量にもよりますが、Wi-Fi回線を使ってデータバックアップを実行するので、時間がかかります。時間に余裕を持ってバックアップすることをおすすめします。また、iCloudの無料プランではストリームが5GBまでしか使えません。それ以上のデータ容量が必要な場合は必要に応じに有料iCloudプランを利用してください。
1 / 3
続きを読む