ファイルをウェブ上で共有できるサービスの1つにDropboxがあります。さまざまなファイルを同期することで複数端末から閲覧ができるなど便利なサービスです。今回はDropboxが同期しない原因と、同期しない際の対処法についてご紹介していきます。
Dropboxといえば、ファイル共有ができるクラウドストレージサービスとして有名です。Google Driveと並んで人気のクラウドストレージの1つとされています。今回は、Dropboxで特定のファイルが同期しない時、そして更新できない時の原因について探っていきます。
Dropboxをチェックする前に確認していただきたいものがあります。それが、インターネットの接続です。基本的にはDropboxをオフラインで使用することはできません。必ずインタ―ネットに接続できているかを確認した上でチェックを進めていきましょう。
インタ―ネットが接続できている方で、Dropboxのファイルが同期されない際にまず考えられるのが、空き容量の不足です。Dropboxは無料で利用できるサービスですが、使用できるストレージの容量に制限があります。課金することで、より多くの容量を使うことができますが、初期状態では2GBまでとなっています。
ファイルを同期する際にファイル名をしっかりと設定しておくと便利です。わかりやすく簡単なファイル名にしておくとこのようなトラブルが回避されます。非常に長いファイル名や、環境依存文字を使用したファイルは極力名前を変更してから同期させてください。
Dropboxには、PCで使用できるウェブ版と、スマートフォンで利用できるアプリ版が存在しています。どちらも同一アカウントで使用できますが、まずはDropboxをPCで使用している場合で同期されない時についての原因を説明していきます。
Dropboxを極端に古いバージョンのOSを搭載したPCで利用している場合は、相性の問題で同期ができないという可能性が考えられます。更新ができるようであれば、是非新しいOSに更新した後でもう一度試してみてください。
それでは次に、スマートフォンのDropboxでファイルが同期されない場合についての原因を見ていきます。
スマートフォンにもOSのバージョンを新しくしておくことをおすすめします。古いOSのままで使用しているとDropboxのアプリ更新がある際に、サポート対象外となり、使用できなくなってしまうことが多くあります。サポート外の場合はDropboxのアプリ自体のインストールすらできなくなってしまいますので注意してください。
ここまで、Dropboxが同期できない際の原因についてPCとスマートフォンの両視点から紹介してきました。それでは、Dropboxが実際に同期できない時、どのようにすれば改善されるのか、その対処法を紹介します。
Dropboxのアプリだけではなく、PCやスマートフォン自体の不具合の要因も考えられますので、まずは再起動してみましょう。使用中のDropboxをいったん閉じて、再度ブラウザやアプリで開き直す方法も試してみましょう。
Dropboxを閉じる際は、ログアウトすることを忘れずに行ってください。再起動し、もう一度アプリもしくはウェブからアクセスし、ご自身のアカウント情報を入力してログインします。
Dropboxには前述の通りストレージに制限がありますので、常に不要なファイルを削除しておきましょう。急に使用する必要が出た際にスムーズに使用することができるようになります。ファイルは削除することで、Dropboxのストレージから消えます。
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