3DSでYouTubeの動画がエラーで見れない・強制終了する原因と対処法を解説！

Nintendoの人気ゲーム機として多くの方に利用されている3DSの機種では、人気動画サービスのYouTubeを自由に楽しむことができます。しかし、最近ではYouTubeの動画を3DSで、見られなくなってしまったという報告が多く見られます。YouTubeで、エラーが発生して3DSでは動画が再生されず、強制終了してしまうというパターンが頻発しました。

ここからは3DSの端末で通常通りYouTubeを見ようとしてもエラーが発生して見られないというトラブルに遭遇した場合の原因を探っていきます。機種の問題など様々な原因が考えられますので、まずは基本事項から確認していきましょう。以下で紹介する3つの項目がYouTubeエラーの原因として当てはまらないかどうかを今一度チェックしてください。

3DSでYouTubeが見られない原因としてまず考えられるのが3DSの本体の容量に空きがないということです。YouTubeの動画は、ただ見るだけかと思いがちですが見るためにはYouTubeのアプリ自体を稼働させるための容量が必要になります。そのため、特に容量を気にすることなく3DSを普段から使用している方はこれが原因となる可能性があります。

3DSをギリギリの容量のまま使っている場合には3DSの端末自体にも負担がかかってしまうことにもなりますので、余裕を持った容量を確保しつつYouTube動画を再生することをおすすめします。突然強制終了されたなどという表示が繰り返される場合は、YouTubeを使用することで、3DSの確保できる容量が限界に達してしまったということが考えられます。

3DSでYouTubeの動画を見れない2つ目の原因として考えられるのが、3DSで接続しているネットワークの通信環境です。YouTubeはストリーミングが基本のサービスとなっていますので、安定したネットワークに接続されていない場合には動画が見れない原因になってしまいます。YouTubeのようにストリーミングをする際には不安定な回線を避けてください。

また、インターネットの回線に接続できていても、回線を利用している方が多い時間帯などは、通信速度が極端に遅くなってしまう恐れもあります。その場合は時間をおいてYouTubeの動画を再生する必要があります。別の時間帯に同じネットワークでYouTube動画を再生しても、見れない状態や強制終了を繰り返すようであれば、また別の原因が考えられます。

YouTubeが3DSで見れない原因として最後に考えられるのが、YouTubeのアプリやシステムの不具合ということです。YouTubeを含め、アプリは定期的に更新プログラムが提供されるような仕組みになっています。更新のタイミングでアップデートしたYouTubeアプリに問題があれば、3DSの端末に問題がなくても強制終了してしまうということになります。

YouTubeのアプリの不具合の他にシステムの不具合である場合も考えられます。この場合には特にご自身で設定をして改善することができません。また、YouTubeのアプリ自体の問題なのか、3DSが壊れてしまったのかが判別できずに修理に出してしまわないように気を付けてください。場合によっては時間の経過で3DSのYouTubeが復旧する可能性があります。

3DSでYouTubeが見れない・強制終了してしまうトラブルについて、ここまで全部で3種類の原因を解説してきました。容量については自分自身で対策をすることができますが、YouTubeのアプリ自体のトラブルが原因となってしまった場合にはなかなか対処をすることができません。まずは可能な範囲で原因を探り、適切な対処を見つけていきましょう。

ここからは3DSでYouTubeの動画が見れない際の対処法をいくつか紹介していきます。こちらで紹介する対処法を試す前に、必ず原因に当たりを付けてから行うようにしてください。もしどうしても原因がわからないという方は少し手間にはなってしまいますが、1つずつ対処法を試して解決していきましょう。ご自身で可能な対処法のみをまとめました。

3DSでYouTubeが見れない際の原因として3DS本体の容量が一番濃厚だと考えられる場合の対処法です。3DS本体の容量に空きを作っていきましょう。空きを作るとはいっても必要なものを消すことはできませんので可能な範囲内で容量の確保を行っていきましょう。3DSにさまざまなデータを大量に保存して普段から使っている方には、すぐ効果が表れます。

3DSの本体で容量に空きを作るには、大きく分けて2通りの対処法があります。1つ目にできるのはご自身で不要なデータを探し出し、個別に削除するという対処法です。そして2つ目にできるのはSDカードなど外部ストレージにデータを移行させるということです。もちろん後者の対処法を行う場合には3DS用のSDカードを個別に用意しておく必要があります。

まずは1つ目の対処法について解説します。データをたくさん保存している場合は、面倒にはなってしまいますが削除することから始めましょう。また、ある程度3DSのデータを削除した後で適宜YouTubeのアプリで動画を再生することが可能なのかを確認しながら進めましょう。それでもエラーが発生する場合には、データ容量がまだ不足しています。

すぐにデータの容量を確保させたい場合には、保存している容量で大きく締めているデータから削除していきましょう。最低限3DSを使うのに必要なデータを残してもまだYouTubeで再生エラーが発生したり、強制終了のエラーが発生したりする場合には、別の対処法を試していく必要があります。データ削除をしたくないという方はSDに移行を行いましょう。

3DSでデータを削除するものがなく、使う必要があるデータばかりだという場合にはデータの削除は行わずにSDカードにデータを移行するという方法で、対処を行いましょう。先ほども触れましたが、データ移行を行うには、3DSに保存しているデータを保存するためのSDカードを用意する必要があります。端末に適合したSDカードを使用してください。

データ移行をすることで、本体のストレージの負担を下げることが可能です。ここでデータ移行を行う上で気を付けておきたいポイントがあります。3DSで使用できるSDカードは、32ギガバイトが限度となっています。これよりも大きい容量のSDカードを直接データ移行に使用することはできませんので、小さい容量のSDカードを用意し、移行してください。

次に3DSを接続させているネットワーク環境から対処を行う方法です。ネットワーク環境の確認には3DSの端末本体と、外部機器の確認の両方を行うことが効果的です。3DSの本体では特に問題が発生していなくても、外部機器からのネットワーク接続に問題があれば、YouTubeでもエラーが発生してしまいます。他のアプリも使用できない恐れもあります。

ここで説明するネットワーク環境というのは、3DS側のネットワーク設定と3DSが接続しているインターネットの電波を発信させているモデムやルーターなどの外部機器をチェックするということです。外部機器はあまり触ったことがない方も多くいます。それほど難しい対処方法は説明していきませんので安心してこちらで紹介する対処を行ってみてください。

まずはお使いの3DS本体のネットワーク環境から見ていきましょう。ネットワークに説接続されている様であっても一度ネットワークを切断してください。その後しばらく時間をおいて再度ネットワークに接続することを試してください。3DS本体側のネットワークエラーであった場合には、YouTubeの強制終了エラーも改善されていますので確認してください。

また、公共の無料ネットワークを利用している場合には適切に接続ができていない恐れもあります。会員でない場合に通信制限がかかってしまうWi-Fiなども多く存在していますので、そのWi-Fiをスマホなどで接続して通信状況を確かめるなどしておきましょう。通信可能なネットワークであれば、YouTubeを始め、3DSアプリのエラーは改善されています。

次に3DSではなく、外部機器のネットワーク環境も確認してみましょう。モデムからネットワークがしっかりと発信されているかをチェックする必要があります。スマホなど他の端末でも一度Wi-Fiに接続し、インターネットが使用できるかを確かめるのが効率的です。スマホなど、他の機器でもネットワークに接続できない場合は外部機器のエラーとなります。

モデムのコードがしっかりと入っているかということと、モデム側でエラーのランプが点灯していないかなどを改めてチェックしておきましょう。エラーの様子も見られず、適切にケーブルなども接続されている場合には、モデムやルーターの機器を一度再起動させてみましょう。場合によっては、再起動で通常通りのネットワーク環境に戻る可能性があります。

上記の対処法を全て試したという方は、3DSのバージョンアップをしてみましょう。常に3DSを更新しているという方はこの手順は不要になりますが、そのまま3DSを使い続けているというユーザーは、3DS本体の一度アップデートをチェックしてください。お使いの3DS本体の更新でYouTubeなどのアプリが強制終了するというエラーも直ることがあります。

最近のバージョンの3DSを使っている方は、自動的に3DS本体のバージョンが更新されるようになっていることが多いためあまり自分自身でアップデートを行うことも多くはありません。設定画面から「その他の設定」から「本体の更新」を選択することで3DSのアップデートを確認することが可能です。最新の場合は特に何もアップデートはできません。

また、3DSの本体でのエラーではなく、YouTubeのアプリ自体でエラーが発生しているという報告も多く確認されています。YouTubeのアプリで今までは通常通り動画を見ることができていましたが、突然強制終了をするようになってしまったという方は、3DSで行ったYouTubeのアプリのアップデートがそもそもエラーの原因だったと考えられます。

YouTubeのアプリが突然強制終了してしまい、上記で紹介した対処法を全て試したにもかかわらず未だ何もエラーが解消されていないという3DSユーザーは、SNSなどで同じトラブルに見舞われている方がいるかどうか確認することも重要です。周りで同じトラブルに見舞われている場合には、3DS本体の故障では無いということが分かります。

YouTubeで再生エラーや強制終了のエラーが同じようなタイミングで確認された上で、公式ホームページなどでもエラーについて触れられていない場合には、原因不明のアプリエラーが発生している可能性が高いため、無理に対処を行っても解決されません。この時点で対処としてできることがありませんので、時間ごとにエラー状況を確認することになります。

YouTubeのエラーを始め、多くのエラーが報告されている場合にはNintendoでアップデートの改善プログラムが提供される可能性があります。最善の方法としては、このNintendoからのアップデートが提供されるまで待機するということです。基本的には追ってサイトなどで告知されるなど何らかの報告がありますので、まずは待ちましょう。

3DSのアップデート状況にもよりますが、YouTubeのアプリを始めアプリエラーなどが頻繁に発生するようであれば、修理の相談として窓口に相談することも1つの手段です。周りに同じようなエラー例が見られない場合には、修理とはいかないまでも、一度相談してみることをおすすめします。

Nintendo 3DSの本体にあるYouTubeアプリは、アップデート後にエラーが発生することが多く報告されています。この場合にはまずこちらで紹介した内部的、外部的な対処法を試した上でアップデートのプログラムも確認しておきましょう。焦らずに対処法を試し、それでもお使いの3DSでエラーが発生するようであればメーカーの窓口に相談してみてください。