2019年11月06日更新
ヤフオク!の吊り上げ行為の特徴と見分け方!通報する時の違反報告の流れや手順も解説
この記事では、ヤフオクの吊り上げ行為に焦点を当てて特集していきます。ヤフオクで不要な入札など、吊り上げ行為とみられるものの特徴と見分け方、そして通報する場合の手順についても併せて解説をしていきます。気持ちよく入札して終了できるような環境にしていきましょう。
目次
- 1ヤフオク!の吊り上げ行為とは?
- ・吊り上げ行為って何?
- ・何故吊り上げ行為にひっかかるのか?
- ・自分(自演)での吊り上げ行為は違反
- ・吊り上げ行為を完全に見抜くことは困難
- 2ヤフオク!での吊り上げ行為がされやすい5つの特徴
- ・出品されている商品が少ない
- ・残り終了時間による調整
- ・特定ジャンルによるフォロー・フォロワーの吊り上げ
- ・価格スタートが極端に安い(1円からなど)
- ・入札競合のIDが低評価ユーザー
- 3ヤフオク!での吊り上げ行為の6つの見分け方
- ・入札額を低めに設定
- ・冷静に判断する
- ・過去の落札相場を把握
- ・出品者の評価を確認
- ・出品者の評判をネットで調べる
- ・過去の入札履歴と落札価格の確認
- 4ヤフオク!に吊り上げ行為を通報する方法
- ・全員に通報する権利有り
- ・違反行為に関するお問い合わせフォームからの通報
- 5吊り上げ行為に騙されない知識を持つことが大事
ヤフオク!の吊り上げ行為とは?
この記事絵はオークションサイトのヤフオクなどで見られる吊り上げ行為について焦点を当てて解説を進めていきます。ヤフオクを使っている方で「吊り上げ」という行為について知らないという方に向けて、まずは吊り上げの意味について説明からしておきます。
吊り上げ行為って何?
ヤフオクなどで見られる「吊り上げ」というのは、ヤフオクに出品している自分の商品に対して自分で入札をして時間を延長させたり、金額を上昇させたりする行為のことをいいます。真面目に入札をしている方にさらに負担を強いるような行為になります。
何故吊り上げ行為にひっかかるのか?
ヤフオクでの吊り上げ行為について意味を解説しましたが、ではなぜ吊り上げ行為に引っかかってしまうのかということについて説明します。オークションで自分の欲しい商品を見つけると、時間の減少に伴い、心理的に入札をしてしまうようになります。これにより、少々高い金額でも吊り上げに気づかず、入札してしまいます。
自分(自演)での吊り上げ行為は違反
吊り上げ行為について説明しましたが、当然ですが自分で出品中の商品に対して吊り上げ行為をするというのは違反になります。他のユーザーが気持ちよく欲しい商品に入札することを妨げてしまいますので、極力防ぎたいところです。
吊り上げ行為を完全に見抜くことは困難
ただし、ヤフオクなどで吊り上げ行為を完全に見抜くことは困難だという現実があります。どうしても欲しい商品に入札している方で、商品に不自然な入札ラッシュがある場合や、金額が急に上がった場合については一度頭を冷やしてから検討することが必要になります。
ヤフオク!での吊り上げ行為がされやすい5つの特徴
吊り上げ行為について説明をしてきました。ここからはヤフオクでの吊り上げ行為がされやすい5つの特徴について解説していきます。シチュエーションやタイミングで、吊り上げ行為が起こりやすいかどうかをある程度把握できる場合があります。以下ではそれについて説明します。
出品されている商品が少ない
吊り上げ行為がされやすいシチュエーションになりますが、出品されている商品が少ない場合には、その商品を操作する余裕が生まれます。そのため、時間延長や価格の操作などがしやすいという点があります。出品者の状況をまずは確かめてから入札しましょう。
残り終了時間による調整
吊り上げ行為が発生しやすい場合として次に紹介するのがタイミングです。オークションが終了する間際に、価格の上昇をしたいがために終了時間を吊り上げによって意図的に延長させる場合があります。終了間際に入札ラッシュに紛れ込んで吊り上げを行うことが考えられます。時間の延長ばかりの際は諦めるのも1つの手です。
特定ジャンルによるフォロー・フォロワーの吊り上げ
ヤフオクで吊り上げ行為が起こりやすいシチュエーションとして次に挙げられるのは、フォロー者が多数いる場合です。嫌がらせや冷やかしの目的で、入札して時間の延長や価格の上昇を操作する場合があります。自分のアカウントをフォローしている方に怪しいフォロー者がいるかをチェックしておきましょう。
価格スタートが極端に安い(1円からなど)
また、ヤフオクで1円スタートなどの安い価格で出品されている商品でも吊り上げが起こりやすくなります。終了間際に時間がエンドレスに延長されていき、最終的には定価波の価格になってしまう場合が予想されます。1円スタート出品に関しては、あくまでも冷静に入札していくことが大切です。
入札競合のIDが低評価ユーザー
もし同じ商品に何度も入札をしてくるユーザーがいる場合で、そのユーザーの評価が低い場合については吊り上げ行為の可能性が高くなります。必ずしも吊り上げかは確定できませんが、不要に時間を延長させ、価格操作をしている疑いが強くなります。
ヤフオク!での吊り上げ行為の6つの見分け方
ヤフオクで吊り上げがされやすいシチュエーションやタイミングについて紹介してきました。ここからは、ヤフオクでの吊り上げ行為の見分け方を解説していきます。こちらでは6種類の見分け方を紹介しますので、ヤフオクを利用する場合の参考にしてください。
入札額を低めに設定
ヤフオクで吊り上げ行為を見分ける方法として最初に紹介するのは、入札額がかなり低く設定されている商品です。家電など、定価とは明らかにかけ離れた低価格でスタートしている商品は確実に、値段が跳ね上がります。また時間も延長がリピートされ、なかなか落とせません。
冷静に判断する
ヤフオクで入札をする際には、入札をすることで満足して購入できる金額かどうかということを常に意識しながら利用してください。この冷静さが吊り上げ行為を見抜くことにつながります。特に終了間際は熱くなりやすい傾向がありますので注意してください。
過去の落札相場を把握
ヤフオクの吊り上げを冷静に見抜くためには、過去の落札相場を把握することも大切です。終了間際には時間が延長され、値段も跳ね上がりますので冷静ではいられなくなりますが、高価での落札になってしまってはあまり意味がありません。
出品者の評価を確認
吊り上げを見抜くための方法として次に紹介するのが、ヤフオクの出品者の評価を確認しておくということです。出品者があまり商品を出品している履歴がなかったり、評価も少なかったりするユーザーについては、特に注意が必要です。
出品者の評判をネットで調べる
吊り上げを常習的に行っている悪質なユーザーであれば、ネット上でアカウント名が公開されている場合もなります。評価欄やユーザー情報だけで判断ができないようであれば、一度インターネットで出品者のアカウント名を検索してみましょう。
過去の入札履歴と落札価格の確認
最後に繰り返しになりますが、過去の入札利益と落札価格のい確認も忘れずに行っておきましょう。ついつい熱くなってしまい、ノリだけで入札を繰り返してしまうというのは、吊り上げをしているユーザーの意図通りになってしまいます。得をするのは相手になってしまいますので必ず気をつけましょう。
ヤフオク!に吊り上げ行為を通報する方法
自分で入札をする際に吊り上げ行為であるかを見抜く方法について解説私してきました。ここからは、ヤフオクで吊り上げ行為だと見抜いた場合に通報する方法について解説していきます。怪しいアカウントは通報してしまいましょう。
全員に通報する権利有り
ヤフオクではユーザー全員に通報機能を利用する権利があります。そのため、怪しい吊り上げ行為を見つけた場合は積極的に通報して、環境をより良いものにしていきましょう。自分にとっても、他人にとっても損を防げますので通報は大切です。フォローしていなくてもフォロー者でない他人でも可能です。
違反行為に関するお問い合わせフォームからの通報
ヤフオクで通報をするにはお問い合わせフォームから行います。通報するには以下のURLにアクセスしてください。違反報告フォームが表示されますので、このページから基本的には通報をしていくことになります。詳しくは以下をご覧ください。
違反報告フォームの使用方法
違反報告フォームの使い方になりますが、アクセス後、吊り上げなど違反行為を行っているユーザーやフォロー者のIDを記入します。その横に、違反していると思われる理由を記載する欄がありますので記入してください。最後に「送信」をクリックすることで完了です。吊り上げをしているユーザーはこちらから通告しましょう。
違反報告後について
吊り上げなどで違反報告をした後は、運営側で実際に違反とみられる行為が行われているかをチェックします。吊り上げ行為やその他の悪質な行為が確認でき次第そのアカウントが処分される仕組みになっています。通報したユーザー側で特に操作することはありません。
吊り上げ行為に騙されない知識を持つことが大事
今回はヤフオクでの吊り上げ行為について特集を進めてきました。自分で行っている吊り上げ行為は不要に金額を上昇させる違反行為になります。ヤフオクを気持ちよく利用できるように吊り上げ行為をするユーザーを通報しておきましょう。フォローしている方や他人でも通報できます。正しい知識を持って、冷静に入札していきましょう。