懐かしいフラッシュ動画20選！おもしろ・泣ける名作動画を紹介！

Adobeのフラッシュといえば、1990年代後半から2000年代にかけて世界中を席巻した動画のシステムでした。動画といえば、テレビ局やアニメ製造会社などの映像のプロしか作れなかったものが、フラッシュの登場で、パソコンがあれば誰でも簡単にアニメやゲームの動画を作れるようになったのです。

これは、とても画期的でした。しかし、フラッシュは以前から脆弱性が指摘されており、2004年に発売されたiPhoneには搭載されませんでした。その後も、主要なブラウザが次々とフラッシュプレイヤーを積極的にサポートしなくなり、現在は全くフラッシュを作成することも、再生することもできないPCが増えました。

動画やゲームの技術も、HTML5が主流となり、フラッシュの技術が必要ではなくなり、2020年にフラッシュは完全に終了することが決まっています。

ところが、フラッシュの技術がこの世の中から消え去ることがアナウンスされてから、フラッシュ動画を懐かしいと見直す動きが出てきています。フラッシュが登場してからほんの数年前まで、フラッシュの技術を使った名作とも言える動画がたくさん製作されてきました。

フラッシュ動画を現在は、フラッシュプレイヤーで見ることはできません。しかし、懐かしいフラッシュ動画の多くは、YouTubeやニコニコ動画などに動画としてアップロードされています。懐かしいフラッシュ動画を、泣けるものや面白いものを集めてみました。

フラッシュ動画は、おもしろい名作の倉庫です。フラッシュ動画には、今でも根強いファンがおり、名作ともいえる懐かしいおもしろい作品がたくさんあります。こちらでは、いつまでも残しておきたい、おもしろい作品の倉庫をご紹介します。

懐かしいおもしろフラッシュ動画倉庫、おすすめ動画の1つ目は「おでんうでんおどん」です。お笑いコンビのラーメンズのネタをフラッシュ動画にしたもので、この他の作品も「千葉！滋賀！佐賀！」がYouTubeにアップされています。

元々のネタもじわじわとくるものですが、こうやってアニメにしてみると文字が組み合わさることで、更におもしろくなってます。

懐かしいおもしろフラッシュ動画倉庫、おすすめ動画の2つ目は「恋のマイアヒ」です。「恋のマイアヒ」はモルドバ出身の音楽グループO-Zone（オゾン）の2003年の楽曲で、世界的にも有名です。

恋のマイアヒは、日本でも2004年に大流行しました。しかし、日本で人気が出た理由が、こちらの動画の様に歌詞が日本語に聞こえる（空耳）というものでした。いったいどんな日本語に聞こえるのか、動画を見て楽しんでください。

懐かしいおもしろフラッシュ動画倉庫、おすすめ動画の3つ目は「タラちゃん神になる」です。現在では著作権が厳しく問われるようになったので、このような動画を作るのは難しくなってしまいました。

しかし10年ほど前までは、かなり自由に、出版されている作品を切貼りした動画が作られていました。サザエさんに出てくるタラちゃんが、いったいどんな風に神になるのか、ぜひご覧ください。

懐かしいおもしろフラッシュ動画倉庫、おすすめ動画の4つ目は「この中に一人！お前やー！！」です。今では絵文字を自由に使えるようになったため、使用頻度は減りましたが、文字や記号を組み合わせて作るアスキーアート全盛時代の作品も懐かしく、おもしろい名作です。

次はいったいどんな「お前やー！」が飛び出すのか、何度も観て覚えてしまっても、なぜか笑える作品です。

懐かしいおもしろフラッシュ動画倉庫、おすすめ動画の5つ目は「ドラえもんの絵描き歌」です。子どもの頃に、ドラえもんの絵描き歌で、ドラえもんの絵を描いた方は多いでしょう。しかし、その歌詞を良く分析してみると、かなり不思議な言葉が使われています。

ドラえもんの絵描き歌を文字通り解釈すると、どんな世界が現れるのか、動画でどうぞご覧ください。

懐かしいおもしろフラッシュ動画倉庫、おすすめ動画の6つ目は「ペリー来航」です。歴史の教科書に載っている江戸時代末期のペリーの、黒船来航をネタに作った作品です。ペリー来航をそれをおもしろ動画にしたらこんな風になっちゃうのかと、動画出た当時は目が点になった人も多かったようです。

歴史の授業からは見えませんが、ペリーの本音はこのような感じだったらおもしろいと感じるでしょう。

懐かしいおもしろフラッシュ動画倉庫、おすすめ動画の7つ目は「楽しい教習所」です。車の教習所の授業で習う、運転中のさまざまなトラブルを、おもしろ動画的に解釈してみた動画です。

アスキーアートだからこそ、おもしろいと感じるネタです。今の技術で作って発表したら、不謹慎狩りに真っ先にあってしまうだろう内容は、フラッシュ動画倉庫にいつまでも保存しておきましょう。

フラッシュ動画の倉庫紹介を、引き続き見ていきましょう。次は、感動的で泣ける懐かしいフラッシュ動画の中から、おすすめをご紹介します。フラッシュ動画では、おもしろ動画もたくさん作られ、一方で感動的な作品も多く作られました。

思わず涙がこぼれてしまうような、感動的なフラッシュ動画の倉庫として、いつまでも残していきたい作品をご紹介します。

懐かしい、泣ける感動的なフラッシュ動画のおすすめ1つ目は「ジャーニー オブ ライフ」です。物語の主人公は、1匹の日本中を放浪している孤児の猫です。この主人公の猫が、とても大切な存在に出会います。

いつまでも続いてほしい幸せな日々でしたが、やがてその幸せな日々が終わりを告げます。多くの人の胸に深い感動を呼んだこの物語を、ぜひあなたも味わってみてください。

懐かしい、泣ける感動的なフラッシュ動画のおすすめ2つ目は「Walking Tour」です。人生を1本の道に例えて、感動的な音楽に乗せて描いた名作です。人は誰でも誕生してから、命が終わる瞬間まで、人生の道を歩いています。

道の途中ではうれしい出会いも悲しい別れもあるけれども、大切な人はいつもそばにいてくれる、そんな動画です。

懐かしい、泣ける感動的なフラッシュ動画のおすすめ3つ目は「犬の十戒」です。こちらは、同じ話の動画が他にも公開されていますが、ファラッシュバージョンで見ると味わいが違います。

犬を飼うということが、一体どういうことなのか、飼い主としてどんな心構えを犬は持ってほしいと思っているのか。絶対にペットを飼う前に見ておきたい動画です。

懐かしい、泣ける感動的なフラッシュ動画のおすすめ4つ目は「天国」です。動画の舞台は、空の上の天国です。亡くなった二人の魂が、雲の上で会話をしています。一人は、幼いお子さんを残して現世を去らざるを得なかった人です。

小学校に上がった娘さんの運動会の様子を、雲の上から眺めながら、世間話をしています。こんな風に、先に逝った人たちが見守っていてくれるのだろうか、と思わず涙する作品です。

懐かしい、泣ける感動的なフラッシュ動画のおすすめ5つ目は「さよなら、青い鳥。」です。引きこもりで、1年以上太陽を見ない生活をしている主人公は、心の中でいつまでも幻の青い鳥を追いかけています。

しかし、引きこもりで青い鳥を追い続けていても、何も変われないということに気が付きます。そして、外に出始めるまでの、軌跡を描いた作品です。

懐かしい、泣ける感動的なフラッシュ動画のおすすめ6つ目は「ばあちゃんと過ごした日」です。おじいちゃんやおばあちゃんとの思い出がたくさんあり、大好きだと言う方もたくさんいるでしょう。

しかし、あなたが小さかったころには元気だったおばあちゃんも、あなたが大きくなるにつれて年には勝てなくなり、やがてはこの世を去っていきます。おじいちゃんおばあちゃんに、会いに行きたくなる作品です。

懐かしい、泣ける感動的なフラッシュ動画のおすすめ7つ目は「終わらない鎮魂歌を歌おう」です。毎日の生活に何の意味も見いだせずに、ただ無気力に過ごすだけの日々を送っている主人公。ところが、ある日突然、交通事故でその一生が終わってしまいます。

死んだはずの主人公の前に、謎の存在が現れます。こちらの動画には続きがあります。続きもぜひご覧ください。

フラッシュの技術は、ゲームでも活用されました。1990年代から2000年代にかけては、無料のPCゲームがたくさん発表されましたが、それらはフラッシュ技術を活用したものです。フラッシュゲームは無料で発表されたものが多く、たくさんの人が楽しくプレイしていました。

こちらでは、そんな懐かしいフラッシュゲームの動画の倉庫として、懐かしいおもしろいゲーム動画をご紹介します。

懐かしいフラッシュゲームのおすすめ動画には、「スペアロイド」があります。ゲームの内容は、コースを走りながら紅玉を集めていき、最後にラスボスのオニゾラーを倒すというものです。

言葉にする、ととても単純なゲームに思えますが、なかなかオニゾラーのところにたどり着くのも一苦労です。途中の落とし穴に落ちずに、オニゾラーのもとに果たしてたどり着けるのか、オニゾラーを倒せるのか、動画でご覧ください。

懐かしいフラッシュゲームのおすすめ動画には「無個性戦隊○○レンジャー」があります。子どものころにレンジャーシリーズに夢中になったことがある方も、多くいるでしょう。こちらゲームでは、あなたがレンジャーのメンバーになり、悪い敵を倒していきます。

最初はザコ敵から始まって、最後は巨大メカ化してラスボスとの対決です。いったいどんな結末が待っているのか楽しみになる動画です。

懐かしいフラッシュゲームのおすすめ動画に、「かかと落としをやってみる」があります。かかと落としというのは、空手で相手の脳天にかかとをたたきつけるキックの技ですが、こちらのゲームは違います。

靴のかかとのヒールを落としていく、だるま落としのような、かかと落としの新しいジャンルです。単純なように見えて、打ち込むところを間違えると失敗します。動画を見ているだけでもハラハラします。

懐かしいフラッシュゲームのおすすめ動画に、「神父が悪魔を退治する」があります。文字通り、悪魔退治に神父が乗り出すゲームですが、出会う人物の中には悪魔もいれば一般人もいます。

それを見分けながら、悪魔だけを退治していかなくてはいけないゲームです。こちらの動画には少しグロ表現がありますので、グロが苦手な人にはおすすめしません。

懐かしいフラッシュゲームのおすすめ動画には「Snow Fighter」があります。雪の中に出現する雪だるまを、雪玉で撃ち落とすシューティングゲームです。雪だるまは単なる雪だるまなのかと思いきや、雪玉を避けて逃げます。

狙いを定めるのが難しいことが、動画を見ているだけでもわかります。こちらもよくできているゲームとして評判です。

懐かしいフラッシュゲームのおすすめ動画には「院長なでなで」があります。あの日本一有名な院長の頭を、モグラたたきの要領でなでていくだけのゲームです。実際の院長の頭って、髪の毛があったよね、とちょっと突っ込みたくなってしまいますが、そこも仕掛けがあるようです。

今なら肖像権の問題で、こういう作品は作れません。フラッシュ時代の自由さを感じられる作品でもあります。

この記事ではフラッシュ動画倉庫ということで、懐かしいおもしろいフラッシュ動画のおすすめ作品をご紹介してきました。スマホやYouTubeに発表されるゲームや動画と比べると、フラッシュ動画はどこか懐かしい感じがして、独特の味わいがあります。

今後、フラッシュを使った新しい作品に出会える機会は、二度とありません。しかし、このように動画の倉庫の中にいつまでも名作は残されていきます。フラッシュ世代には懐かしい動画として、フラッシュを知らない世代には新鮮な動画として、いつまでも残されていくでしょう。