Firefox Monitorの日本語版で情報漏洩(メアド/パスワード)を確認!
Firefox Monitorの使い方を紹介します。Firefox Monitorの日本語版が公開され、より利用しやすくなりました。この機会にFirefox Monitorを使って情報漏洩対策をしていきましょう。
目次
- 1Firefox Monitorとは?日本語に対応!
- ・Firefox Monitorとは?
- ・日本語などを含む26言語に対応
- 2Firefox Monitorの使い方【情報漏洩の確認方法】
- ・Firefox Monitor へアクセス
- ・メールアドレスを入力する
- ・スキャン結果
- ・対策のためのアドバイスも表示される
- 3Firefox monitorの情報流出の通知メールが便利!
- ・メールアドレスを登録しておく必要がある
- 4Firefox Monitor以外で自分のログイン情報をどう守る?
- ・サイトごとに違うパスワードを使う
- ・ばれにくいパスワードを使う
- ・確認用質問を使う
- ・2段階認証を使う
- 5Firefox Monitorの日本語版で情報漏洩を確認しよう!
- ・Firefoxの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
Firefox Monitorとは?日本語に対応!
本記事では神ツールと呼ばれている"Firefox Monitor”とはどういったツールなのか、また詳しい使い方をご紹介していきます。
Mozillaはアメリカ時間の2018年11月14日、Firefox Monitorの日本語バージョンの提供を開始し、非常に大きな反響を呼んでいます。本記事冒頭では"Firefox Monitor"とはいったい何のためのツールなのかをご紹介していきます。
とても無料とは思えない機能ですので、本記事を読み進めながら、実際に"Firefox Monitor"をみなさんも実際に使ってみてください。
Firefox Monitorとは?
"Firefox Monitor"とはメールアドレスを入力するだけで、そのメールアドレスが過去に情報漏洩や情報流出の事件に巻き込まれていないか確認してくれる、Mozillaが提供している無料Webサービスです。誰でも利用可能で、メールアドレスを入力して数秒で、情報漏洩されていないかの診断結果を表示してくれます。
また"Firefox Monitor"の詳細レポートという項目があり、そこにメールアドレスを入力してメールアドレスを登録しておくと、過去の詳細な情報漏洩レポートを送付してくれる機能も搭載しています。
Facebookのユーザー情報流出など、データー漏洩のニュースは絶えませんが、実際に自分の情報が漏洩してしまっているのか、ほとんどのユーザーがわかっていないのが実情です。そんな不安を解消してくれるのが"Firefox Monitor"なのです。
またそれと同時にFirefoxブラウザを利用すると、過去に情報漏洩や個人情報が流出させてしまったWebサイトにアクセスの際に、注意喚起が表示される仕様になりました。今後の情報漏洩や個人情報流出防止のためにもFirefoxブラウザは非常に有用なブラウザになっているということです。
日本語などを含む26言語に対応
そんなネット上を賑わせているMozillaが提供する"Firefox Monitor"は以前までは英語にのみ対応していました。2018年11月に日本語を含む26言語に対応したことから、世界中のユーザーがより使いやすいサービスとなり、さらに話題を読んで利用者が急増しています。
本章の後には"Firefox Monitor"で情報漏洩を確認する方法や、ログイン情報の守り方なども合わせてご紹介してきます。
Firefox Monitorの使い方【情報漏洩の確認方法】
本章ではFirefox Monitorの使い方、情報漏洩がなされているかの確認方法をご紹介します。無料で利用できるサービスなので、本記事を読みながら実際にFirefox Monitorにアクセスして、ご自身のメールアドレスの情報が流出していないか確認することをおすすめします。
Firefox Monitor へアクセス
Firefox Monitorへは上記のリンクからアクセス可能です。リンクは英語表記になっていますが、アクセスすると日本語ページが表示されます。
メールアドレスを入力する
Firefox Monitorにアクセスしたら、上記画面の赤枠で囲われている部分にメールアドレスを入力して"あなたのメールアドレスを検索"をクリックしてください。
複数のアドレスをチェックしたい場合でも、無料でメールアドレスのチャックが可能です。
スキャン結果
上記の画像のように、過去にメールアドレスのデータ侵害があったかどうかのスキャン結果が表示されます。流出した可能性のあるメールアドレスから、流出した項目が全て表示されます。
確認できる流出の恐れがある情報一覧
漏洩した日付 | 漏洩した総アカウント数 |
メールアドレス | IPアドレス |
パスワード | ユーザー名 |
対策のためのアドバイスも表示される
スキャン結果のページをした方向にスクロールしていくと、個人情報がデータ侵害にあった場合の対策方法が記載されています。"あなたの個人情報がデータ侵害に含まれていました”と表示された場合は、下記の対策を実施することをおすすめします。
例え古いメールアカウントであってもパスワードを変更する |
データ侵害にあったメールアドレスで利用していたパスワードは再利用しない |
銀行口座などを保護するために手続きをとる(銀行などの金融期間に連絡をする、またクレジットカードなどの不正利用がないか確認する) |
パスワード管理ツールを利用して、より安全なパスワードを設定して利用する。(1Password、LastPass、Dashlane、Bitwardenなどのツールがおすすめです) |
Firefox monitorの情報流出の通知メールが便利!
Firefox Monitorには情報流出をメールで通知してくれる機能が搭載されています。
メールアドレスを登録しておく必要がある
Firefox Monitorにメールアドレスを登録しておく必要がありますが、メールアドレスを登録しておくと、以後データ侵害やデータ流出が発生した際に、登録したメールアドレスあてにメールで通知をしてくれます。
この通知メールを設定するには、Firefox Monitorメインページの”レポートを入手しましょう"という部分をクリックしてください。
続いて"Firefox Monitorのアカウントを登録”という画面が表示されるのでメールアドレスを入力し"アカウント登録”アイコンをクリックします。
”最新情報をMozillaとFirefoxから入手します。”というチェックボックスにチェックを入れておくと、今後何か流出事件が発生した場合に、最新情報をメールで通知してくれます。
チェックしたいメールアドレスを入力して”アカウント登録”をクリックすると"登録を確認してください”という画面が表示されるので”閉じる”をクリックします。
Firefox Monitorから確認メールが届きます。24時間以内にメール内の”メールアドレスを確認"をクリックしてメールアドレスを認証してください。
メールアドレスを認証すると下記のFirefox Monitorレポートがメールで送られてきます。
Firefox Monitor以外で自分のログイン情報をどう守る?
Firefox Monitorに頼っていても、情報の不正漏洩は防ぐことはできません。ここでは自分自身でログイン情報を守っていくための対処方法を確認してきます。
サイトごとに違うパスワードを使う
メールアカウントや、サイトごとに違うパスワードを利用しましょう。全てのサイトやメールアドレスでパスワードを統一してしまうと、一度どこかからパスワード情報が漏洩してしまうと、全てのサイトやメールアドレスへ不正アクセスがされてしまう可能性が高まります。
ばれにくいパスワードを使う
ばれにくいパスワードを利用しましょう。生年月日や電話番号などをパスワードに利用するのは非常にリスクが高いといえます。1Password、LastPass、Dashlane、Bitwardenなどのツールを利用すると、自動でセキュリティの高いパスワードを作成してくれるのでおすすめです。
下記2つのリンクはおすすめの"1Password"、"LastPass"のダウンロードリンクです。両サービスは無料で利用できる、ブラウザ専用のアドオン(拡張機能)です。強固なパスワードを自動生成して、アドオン自体がパスワードを記憶しておいてくれる優れものです。セキュリティを強固なものにするためにインストールしておくことをおすすめします。
確認用質問を使う
サイトによっては”確認用質問”が設定できるものもあります。よりセキュリティを強固なものにするために確認用の質問を設定することをおすすめします。
2段階認証を使う
サイトによっては”2段階認証用”が設定できるものもあります。よりセキュリティを強固なものにするために2段階認証を設定することをおすすめします。
Firefox Monitorの日本語版で情報漏洩を確認しよう!
本記事ではFirefox Monitorの使い方をご紹介しました。Firefox Monitorの日本語版が公開されたことで、よりFirefox Monitorを利用しやすくなっています。皆さんもこの機会にFirefox Monitorを使って情報漏洩対策をしていくことをおすすめします。