Facebook Developers(デベロッパー)の使い方!開発者登録からアプリ作成・登録まで解説!
Facebook Developersを使うと、アプリの作成が簡単に出来ます。Webサイトとの連携などにより、Facebookの使い勝手が良くなります。大変便利なサービスであるFacebook Developersへの登録方法や使い方を紹介しています。
目次
- 1Facebook Developers(デベロッパー)ツールとは?
- ・Facebookアプリの開発・作成ツールを利用できるシステム
- ・Facebookでブログ作成・運営したい人には必須のツール
- 2Facebook Developersの開発者登録方法
- ・Facebook Developers公式サイトから開発者新規登録する
- ・新規アカウントを作成する
- ・「新しいアプリの追加」を選択して登録しよう
- 3Facebook Developersに登録したらFBページを作成しよう
- ・Facebookページを作成する方法
- ・【Facebook App ID】と【Secret】を発行しよう
- ・Webサイトを登録しよう
- 4FacebookとWebサイトを連携するとどうなる?
- ・WEBサイトとFacebookページを連携した例はこちら
- 5Facebook Developersの使用の注意点
- ・「App secret」の管理は厳重に!
- ・管理者IDの調べ方
- ・「App Token」の調べ方
- ・Facebookアプリのバージョンを調べる方方法
- 6Facebook Developesを活用してブログ運営してみよう!
Facebook Developers(デベロッパー)ツールとは?
Facebookには便利な追加アプリがあります。Messengerでのより詳細なメッセージのやり取りや、Facebookページの管理に便利なページマネージャなど、Facebookを使い易くしてくれるアプリがそれです。
Facebook Developers(Facebookデベロッパー)とは、そんな便利なアプリを利用するための開発者向けサービスのことですが、かといって、一部の特定の方にしか縁のないもの、と言うわけでもありません。
Facebook社では規約が大変厳密に定められており、追加のアプリは当然ながら、例えばオリジナルのFacebookシェアボタンのような誰でも作成出来るようなものを使おうと思っても、Facebook Developersを使って作成する必要があるのです。
Facebookアプリの開発・作成ツールを利用できるシステム
Facebook Developers(Facebookデベロッパー)はFacebookをより使い易くするための環境を構築するためのツールを提供するサービスです。高度なアプリの利用から、デザイン変更までと幅広い用途がありますが、様々なツールを利用することにより、初心者でも簡単にFacebookのアプリを作成出来ます。
Facebook Developers(Facebookデベロッパー)に登録さえすれば、既に用意されているアクセスを管理するツール、スレッドなどを管理するツール、集計・管理するツールなど、多くの開発者用のツールが利用出来るようになります。それらを利用することにより、アプリを組み込むことが可能になるのです。
Facebookでブログ作成・運営したい人には必須のツール
Facebookのカスタマイズを簡単に行うことが出来るFacebook Developers(Facebookデベロッパー)は、ただ単にデザイン変更を行うだけではありません。開発者として自身のWebサイトと連携を図ることにより、WebサイトからFacebookへ、FacebookからWebサイトへとユーザーを誘導することが出来ます。
個人ですとあまりメリットを感じないかもしれませんが、企業やお店などからすれば、より多くのアクセスを誘導出来ることは大きなメリットと言えます。Facebookを利用して広告を行う場合など、Facebook Developers(Facebookデベロッパー)のサービスは使いこなす事が必須となることでしょう。
Facebook Developersの開発者登録方法
開発者としてFacebook Developers(Facebookデベロッパー)のツールを利用することはさほど難しくはありません。その登録方法と使い方を説明していきます。
Facebook Developers公式サイトから開発者新規登録する
最初に、下記のFacebook Developersのトップページにアクセスします。登録の使い方は、登録画面から開発者のユーザー情報等を登録するだけです。
画面右上の「スタートガイド」をクリックすると、登録画面モードとなります。この時、すでにFacebookのアカウントを持っていれば、そのまま登録をすることが可能です。Facebookにログインする時と同様の手続きでFacebook Developers(Facebookデベロッパー)に登録がされており、開発者としてすぐにツール類が利用出来ます。
新規アカウントを作成する
Facebook Developersに新しいアカウントを設けてアプリの開発・作成をしたければ、ログイン画面で新しいアカウントを作成することが出来ます。
登録画面の使い方は、すでにFacebookにアカウントを持っていれば、新規のアカウントを作成するのと同じだと判ることでしょう。
アカウントを作成すると、Facebookのマイページの画面モードとなります。プロフィールの登録等を行う場合はここで作業を進めて下さい。その使い方は、画面の指示通りで大丈夫です。
開発者としてFacebook Developers(Facebookデベロッパー)へ登録する場合は、ここで改めてFacebook DevelopersのWebサイトにアクセスし、「スタートガイド」をクリックしてFacebookにログインします。新規でアカウントを作成していた場合、ここで認証作業が発生します。
認証が無事終われば、いよいよアプリの作成に進むこととなります。「アプリの作成」と表示されると難しそうに感じますが、これから行う作業のことだと考えて下さい。ですので、名称とはどんなものでも構いません。
実際、Facebook Developersが自動で表示するアプリ名は「名前+first app」ですから。自分でわかりやすい名前を付けておけば大丈夫です(そのまま登録しても問題ありません)。
「新しいアプリの追加」を選択して登録しよう
新規登録画面の使い方では、そのまま進むと自動で新規アプリの登録画面に進みました。しかし、新規登録ではなく、既にお使いのFacebookのアカウントから登録を進めた場合、上記のような「ようこそ」画面が表示されます。その場合は、「最初のアプリを作成」を選択する使い方となります。
今回は自分で好きな名前を付けるように表示されますが、前述の通り、アプリ名は自由に設定出来ますので、適宜名前を考えて付けて大丈夫です。
Facebook Developersに登録したらFBページを作成しよう
Facebook Developers(Facebookデベロッパー)に開発者として登録し、アプリ作成まで終われば、次からFacebook Developersにアクセスすると画面に表示されるのは作成したアプリのダッシュボードになります。ここまで準備が整いましたら、次はFacebookページの作成を行います。
Facebookページを作成する方法
上記の「作成」ボタンをクリックするとメニューモードが開きます。その中に「ページ」という項目がありますから、そちらを選んで下さい。説明にもあるとおり、顧客やファンとの交流を目的としたページを作製するものです。
ページを選択すると作成出来るページが2種類表示されるモードとなります。法人用の「ビジネスまたはブランド」か個人用の「コミュニティまたは公人・著名人」となります。
会社等で作成する場合は前者を使う事になると思います。逆に、個人で使用する場合は後者ですが、「公人・著名人」と書かれると気後れするかもしれません。が、気にする必要はありませんので、後者のページ作成を選んで下さい。
ここの使い方も簡単で、Facebookのホームページと同様に個人写真とカバー写真を選択するように促されます。すぐに登録しても構いませんし、スキップをして後で登録することも可能です。
上記は作成しただけですので何のデータも入っておりませんが、このようなFacebookのホームと同じようなページ表示されれば、Facebookページの作成は終了です。
【Facebook App ID】と【Secret】を発行しよう
作成したFacebookページとブログやWebサイトなどをリンクさせます。ツールを使い、両者を結びつけることにより、情報発信とサイトへの誘導を行うことが出来ます。
まずFacebook Developersにある「Facebook App ID」と「Secret」を発行します。こちらはアプリを作成した時に自動で生成されていますので、特別な使い方はありません。両者を表示する方法を説明します。
なお、App IDとSecretですが、IDとパスワードと理解していただければ結構です。これらを設定することでセキュリティが確保されますので、IDとパスワード同様に流出には気をつけて下さい。
Facebook Developersにアクセスすると、「スタートガイド」と表示されていた部分が「マイアプリ」にモードが切り変わっています。この様に表示されていれば、ログインの必要はありません。「マイアプリ」をクリックし、使用するアプリを選択して下さい。
選択すると、画面にはアプリの情報が表示される「ダッシュボード」モードになります。このモードでは、画面の左側にメニューが表示されていますが、その中に「設定」という項目があり、こちらをクリックすると「ベーシック」と「詳細設定」のサブメニューが表示されます。
「ベーシック」をクリックすると画面が切り替わり、諸情報が表示されますが、その一番上の表示されているのが「アプリID」と「app secret」です。セキュリティから、app secretは●が表示されていますが、右側の「表示」をクリックすれば表示されます。
なお、やはりセキュリティの観点から表示される前にパスワードの入力モードとなり、入力が求められますのでお気をつけ下さい。
表示されたapp secretの右側に「リセット」というボタンが現れますが、万が一の場合、secretを変えるときに使います。こちらを押すと、もろもろの設定も修正する必要がありますので、うっかり押したりすることの無いように気をつけましょう。
Webサイトを登録しよう
次に、Facebook DevelopersにWebサイトを登録します。先程のアプリIDとapp secretを確認した「設定」の「ベーシック」のモードで、その画面をスクロールして一番下を表示します。すると一番下に「+プラットフォームを追加」という項目があります。
「+プラットフォームを追加」をクリックすると「プラットフォームを選択」というWindowが表示されます。その中にある「ウェブサイト」をクリックして下さい。
ウェブサイトをクリックすると先程の「ダッシュボード」モード画面の「+プラットフォームの追加」の上に「ウェブサイト」という項目が表示されます。そこの「サイトURL」のところに登録するWebサイトのアドレスを入力し、右下の「変更を保存」をクリックして下さい。
以上でFacebookとWebサイトの連携が完了です。そして、Webサイト側にFacebookの連携用であるPHPを用意し、そこにFacebookページの情報を登録します。先程取得したアプリIDとapp secretを記述すれば終了となります。
FacebookとWebサイトを連携するとどうなる?
FacebookとWebサイトは根本的な違いがあります。本来は個人の情報発信の場であったFacebookは、基本的には個人が特定された状態で、その上で情報を発信することになります。それ故に、アクセスしてくる人は友人や同じ趣味や関心を持つ人達です。
ゆえに、不特定多数と言うよりは、ある特定の層に限定された人々への情報発信であり、Facebookを見に来る人も、また情報に接する可能性のある人も絞り込むことが可能です。さらには、Facebookのアカウントのない人には見られませんし、ある程度はアクセスする人の情報も判明しています。
それに対し、Webサイトは基本完全に不特定多数向けです。しかし、Facebookに比べて自由なサイトの運営が可能ですから、特定のサービス(物品販売や情報提供)を提供可能です。
これらを利用することにより、Facebookで集まる人々をWebサイトに誘導したり、逆にWebサイトでサービスを利用した人にFacebookを使って情報を提供したりという事が可能になります。
ですから、双方にとってメリットのある部分を結びつけるのがFacebookとWebサイトの連携なのです。
そのため、以前は個人としての使用が原則であったFacebookにも企業のアカウントが増え、Twitter同様に情報発信をFacebookで行い、サービスは自サイトを利用するところが増えているのです。
WEBサイトとFacebookページを連携した例はこちら
このアプリを使えば、上記のような自ブログオリジナルのリンクボタンを作成し、わかりやすくFacebookに誘導することも可能です。ありきたりのWebサイトではなく、一風変わったサイトの作成には欠かせません。
多くのサイトを見て回ると、独自のリンクボタンを見かけることがありますが、それに負けないようなインパクトのあるボタンを作成しましょう。
Facebook Developersの使用の注意点
Webサイトへのリンクや、アクセス解析や、Facebookの管理と様々な事に使われるFacebook Developersを使う上での注意点をご紹介します。開発者として、気をつけましょう。
「App secret」の管理は厳重に!
Webサイトとの連携にあたってのセキュリティ上、パスワードであるApp secretの管理は厳重にして下さい。万が一こちらが流出すると、情報漏洩にもなりますし、修正するとなるとPHPのコードから該当部分を全て探し出して書き換えるという手間がかかります。
Facebook DevelopersのIDとパスワード同様、App secretも厳重な管理を行いましょう。
管理者IDの調べ方
間違えやすいですが、管理者IDとApp IDは別物です。管理者IDはFacebookペーじを表示した際のURLの中にある15桁の数字となります。管理者IDが知りたい場合はURLをご確認下さい。
「App Token」の調べ方
「App Token」とは、アクセストークンとも言われ、シェア数の取得数を調べるための情報です。これはFacebook Developersのアプリごとに発行されています。通常はその使い方を意識することはないのですが、取得が上手くいかないなどのトラブルが発生したときは、自身で調べる事になるかもしれません。
その場合公式ページでApp Tokenの確認をして下さい。ログインモードで下記のリンクにアクセスすると表示されます。
Facebookアプリのバージョンを調べる方方法
Facebookは使い勝手の向上と、セキュリティの更新のためもあり、頻繁にバージョンアップを行っています。そのため、Facebook Developersで作成したアプリが新しいバージョンに対応せず、挙動がおかしくなることもあります。
現在使用しているアプリのバージョンを把握しておきましょう。方法は、Facebook Developersにログインしたときに表示される「ダッシュボード」から調べられます。
Facebook Developersの「ダッシュボード」モードの「設定」内の「詳細設定」をクリックすると、右側の情報内に「APIバージョンのアップグレード」という項目があります。そこに表示されている「v*.*」がバージョンとなります。
文字通り、ここからバージョンアップすることも可能です。
Facebook Developesを活用してブログ運営してみよう!
FacebookとWebサイトの連携を行うにはFacebook Developers(Facebookデベロッパー)の活用が不可欠です。Facebook Developersを利用することにより、少しの手間で大きな効果を得ることが出来ます。使い方もさほど難しくはありませんので、是非とも登録した方が良いでしょう。
自ブログとFacebookを関連付け、アクセス拡大を目指しては如何でしょう。