Discordの通話を録音する方法！PC/スマホで録音・録画できるソフトを紹介！

ゲーマーに人気の高いチャットツールのDiscordを使って、オンラインゲームをプレーする様子を配信する方もいます。そういった場合には、プレーヤーの生の会話も入れた方が盛り上がるので、Discordの音声を録音する方法は何かないものか、探している方も少なくありません。しかし、なかなかいい方法が見つからないという声もあります。

この記事では、PCとスマホのそれぞれで、Discordの通話を録音する方法をご紹介します。まずはPCでDiscordの通話を録音する方法です。PCでDiscordの通話を録音するなら、録音や録画ができるソフトを使うことをおすすめします。おすすめのソフトと使い方をご紹介します。

世界中で利用者が急増している、Discordの録音ツールがCraigです。Discordのサーバーに招待すれば、ユーザーごとに音声を分割して録音できます。ゲームの実況動画を後から編集したいときに、最も必要なユーザーの声だけをカットして編集できるので、とても便利なツールです。

Craigの使い方は、自分のサーバーに招待したら、録音したいボイスチャットで「:craig:,(参加」もしくは「:craig:,(退出)」のコマンドを実行するだけです。参加コマンドを実行すると、即座に録音が始まって、退出コマンドを実行してしばらくすると録音されたファイルをダウンロードできるようになります。

Craigはサーバーが不安定になることがあり、録音が不安定になるといった心配もされています。そこで次におすすめなDiscordの録音ツールが「オンライン音声録音フリーソフト」です。

上記のリンクを開いて「録音開始」をクリックします。すると、起動用のアプリがダウンロードされます。そのアプリをPCにインストールします。

インストールが完了すると、このように録音画面が表示されます。録音ボタンをクリックすると、録音できます。こちらは、MP3の他に、AAC、WMA、WAVなど6種類のファイル形式を選択できます。WindowsだけではなくMacでも利用できます。

とてもシンプルな使い勝手で、PCをいじるのが苦手な人にもおすすめな録音ソフトが「HDRecorder」です。

上記のリンクからダウンロードしたファイルを展開して、開いたフォルダの中のアプリケーションファイルを実行します。すると、インストールも必要なく、録音用ソフトが起動します。

Discordでの通話をはじめる前に「開始」を押すだけで簡単に録音を始められます。録音を終了するときには「停止」を押すだけです。Discordで相手の音声が録音されない場合には、「ファイル」から「設定」を開いて、「利用可能なサウンドデバイス」から「ステレオミキサー」を選択します。

なお、完全無料で利用できる代わりに、保存される音声ファイルの形式はwavのみです。

無料で使えるフリーソフトの多くが、録音できる時間がとても短いものばかりです。長時間録音できるソフトを探しているのであれば、「超録 - パソコン長時間録音機」がおすすめです。こちらのソフトは、90分までの録音が可能で、いろいろと細かい機能を設定できます。

長時間録音できるソフトや、機能性の高いフリーソフトを探している方におすすめです。

簡単に使える録音ソフトと言えば、こちらの「ぽけっとれこーだー」もおすすめです。上記のリンクからダウンロードしたZipファイルを解凍して、アプリケーションファイルを実行します。

すると、インストールする必要もなく、レコーダーが立ち上がります。あとは、録音ボタンを押すだけで簡単に録音を開始できます。録音できるファイル形式は.wavのみです。

「Moo0 音声録音機」も簡単に録音ができるということで人気の高いソフトです。上記のリンクからダウンロードして、PCにインストールしたら、ワンクリックで録音できます。Discordでの通話を録音するのであれば「声とPC音」に設定すれば、あとは「録音を開始」のボタンをクリックするだけです。

Discordでの通話が終わったら、「終了」をクリックすれば、録音した音声が保存されます。保存できるファイル形式は、mp3とwavから選べます。

スマホアプリでもDiscordは利用できることから、スマホゲームを楽しみながらDiscordでの通話をしている方もたくさんいます。スマホでDiscordの通話を録音するにはどうしたらいいのか解説します。

iPhoneでDiscordの通話を録音するのに、特別なアプリをダウンロードする必要はありません。iOS11からiPhoneに標準搭載されている画面収録の機能を使えば、Discordで通話をしている相手に声も、自分自身の声もどちらも録音できます。iPhoneで画面収録する方法は次の通りです。

まずは、iPhoneのコントロールセンターに画面収録を配置します。iPhoneの「設定」を開いて「コントロールセンター」＞「コントロールセンターをカスタマイズ」と進みます。

コントロールセンターに画面収録が配置されていない場合は、下の方にある「コントロールを追加」の中に「画面収録」があります。「＋」をタップします。 

すると、同じ画面の上の方に「画面収録」が移動します。これでコントロールセンターへの画面収録の配置ができました。

iPhoneのホーム画面に戻って、画面を下から上にスワイプしてコントロールセンターを呼び出します。すると、録画ボタンがあります。これが画面収録のボタンです。Discordで通話をはじめる前に、画面収録のボタンをタップします。

録画を開始する前に「マイクオーディオ」をタップしてオンにします。すると、自分の声もマイクを通して録音できます。

画面収録を停止する場合には、もう一度コントロールセンターを開いて録画ボタンをタップして停止するか、画面の上に表示されている赤いバーをタップすれば停止できます。録画したファイルはカメラロールに保存されます。

動画ファイルなので、音声ファイルが必要な場合にはファイル変換しましょう。

残念ながら、Android端末ではDiscordの通話を録音する方法がありません。その理由は、Androidはスマホの仕様として、アプリの音声を録音できないためです。携帯電話として利用する電話の通話を録音する機能は、Androidにはあります。しかし、アプリを起動しながら、Androidの機能や他のアプリを使っての録音はできません。

どうしてもDiscordの録音が必要な場合には、PCを使うようにしましょう。

この記事では、Discordの通話を録音するにはどうしたらいいのか、PCとスマホのそれぞれのおすすめの方法をご紹介しました。Androidでは録音する方法がないのは残念ですが、PCと併用するなどの工夫で録音に挑戦してみましょう。

Discordの通話を録音するときには、一つ注意点があります。それは、相手の了解を取った上で録音することです。特に、実況動画の製作などの目的で通話を録音するときには、了解なしに録音した音声を公開してしまうと、後々、法律的な大きな問題になる可能性があります。

録音する場合には、録音する目的をしっかりと相手に伝えたうえで了解を取りましょう。了解を取ったうえで録音したり、公開することには問題はありません。ご紹介したツールでDiscordの会話を録音するときには、マナーを守った上で、保存したファイルの使い方にも気を使いましょう。