2019年04月21日更新
CCleanerの設定と使い方!ダウンロードや不要なファイルを削除する方法を解説!
パソコンのメモリやキャッシュを削除してくれるソフトCCleanerについて特集します。便利なクリーンアップソフトのCCleanerをダウンロードする方法とファイル削除機能の使い方、掃除機能の使い方まで併せて解説していきます。
目次
- 1CCleanerでできること
- ・不要なファイルを簡単に安全に削除できる
- ・レジストリのクリーニングができる
- ・CCleaner Professionalならさらなる便利機能も
- 2CCleanerを使う準備
- ・CCleanerのダウンロード
- ・CCleanerを日本語でインストール
- ・CCleanerの設定方法
- 3CCleanerの使い方【不要ファイルの削除】
- ・不要ファイルの削除方法
- 4CCleanerの使い方【レジストリのクリーニング】
- ・レジストリのクリーニング・最適化方法
- 5CCleanerを使う際の注意点
- ・必要ファイルを削除しないように削除項目は慎重に確認
- 6CCleanerを効果的に使ってPC環境を快適に!
CCleanerでできること
パソコンの動作が重く感じられるなどした場合に役に立つのがクリーンアップソフトと呼ばれるタイプのソフトです。無料で使用できる数あるソフトの中から、CCleanerに焦点を当てて今回は解説をしていきます。CCleanerは、基本的な機能であれば無料で使用することが可能なパソコン内部データの掃除ソフトになります。
CCleanerは、日本語に対応したソフトでもありますので、外国のソフトを使うのに苦労しているかたには助かるソフトになっています。では、CCleanerでは、具体的にどのような機能を使うことができるのかと疑問に感じている方に向けて代表的な機能を紹介していきます。ここからは1つずつ機能を解説していきますので参考にしてください。
不要なファイルを簡単に安全に削除できる
まず、CCleanerのメイン機能ともいえる部分です。日本語に対応したCCleanerでは、パソコン内部にある不要なファイルを安全に削除することができます。ファイルを長い間保存していても、なかなか使用することがなく、放置状態になっているファイルはパソコンのストレージを無駄に占領しているだけになりますので、整理が必要になります。
不要なファイルが多数存在している場合に、数多くのフォルダから不要なファイルを見つけて1つずつ削除する作業を行うことになりますが、万が一誤って大切なファイルを削除してしまうというリスクがあります。CCleanerでは、日本語でファイルを表示し、削除するものを選択できますので、安全にまとめて削除することが可能になります。
レジストリのクリーニングができる
CCleanerで可能な機能2つ目は、レジストリのクリーニングができるということです。パソコンには、レジストリというデータが格納されています。レジストリというのは、お使いのパソコンを動かす時に必要になる大切なデータのことを指します。実は、このパソコンの大切なデータとなるレジストリも掃除が必要になるタイミングがあります。
レジストリのクリーニングを定期的に実行しないと、パソコンの動作が異様に重く感じられたり、動作が鈍くなったりします。これを未然に防ぐためにレジストリのクリーニングを行っていきます。そこで活躍するのが、今回こちらで紹介しているCCleanerというソフトになります。使い方に関しては、後程詳しく解説していきます。
CCleaner Professionalならさらなる便利機能も
CCleanerには、不要ファイルの削除から、レジストリのクリーニングまで多彩な機能を搭載しているということが分かりました。CCleanerは、これらの機能を無料で利用することが可能です。さらに便利な機能を利用したい場合には、ソフトに課金をすることでこのCCleanerの仕様をアップグレードさせることが可能です。
CCleanerに課金をしてアップグレードすることで、ソフトの名称も変わります。課金をして機能をアンロックした場合には「CCleaner Professional」というソフトを使用することになります。もし、初めてこのソフトをダウンロードしたばかりの場合は、まず無料版の機能を試して、使い方に慣れてからアップグレードすることをおすすめします。
CCleanerを使う準備
CCleanerが気になるという方は、無料で利用できますので使用していきましょう。CCleanerは、ソフトとして配布されていますので、個別のパソコンに用意する必要があります。1度パソコンに導入してしまえば、定期的に機能を使ってクリーニングすることが可能です。まずは試しに使っていきましょう。もちろん日本語に対応しています。
それでは、CCleanerを利用できる状態にするための大まかな流れを説明します。まずはCCleanerのソフト配布先にアクセスします。そしてCCleanerのソフトデータをパソコンにダウンロードします。そしてそのファイルを開いてパソコンにインストールします。このようにしてCCleanerを使用できる状態にしていきます。設定はその後解説します。
CCleanerのダウンロード
それでは早速、CCleanerを使用できる状態にするための準備に取り掛かりましょう。最初にすることは、お使いのパソコンへのソフトのダウンロードです。まずは、Google Chromeなどのインターネットブラウザで「CCleaner」と検索して、ソフトの配布ページにアクセスしてください。下記にリンクも貼っておきますので活用してください。
配布先のサイトは、日本語でなく英語になっています。「Download CCleaner」をクリックして、プラン一覧が表示されますので下にある「Download」をクリックすることで、パソコンへのCCleanerのダウンロードが開始されます。この時インストールの際にファイルを開きますのでダウンロードファイルの保存先をご自身で覚えておくことが大切です。
CCleanerを日本語でインストール
CCleanerがお使いのパソコンにダウンロード・インストールできた方は、ソフトのインストール作業に入りましょう。CCleanerは外国語がベースとなっているソフトですので、英語表記のままでは使い方が分からない党う方などは、日本語の設定をした上でCCleanerをインストールすることをおすすめします。日本語のインストール方法を説明します。
ダウンロード後、日本語にするためには右上から言語を選択します。日本語を選びましたら、「カスタマイズ」をクリックしてインストールしましょう。カスタマイズをクリックするとショートカットの追加など細かいCCleanerの表示方法を選択できます。チェックを終えましたら、インストールします。インストールされるまで待機すれば完了です。
CCleanerの設定方法
パソコンにCCleanerがインストールされましたら、使い方の説明に入る前にCCleanerで設定をしておきましょう。ここからは、CCleanerの設定方法を解説します。初期状態のCCleanerでは、殆どの項目にチェックが入っています。CCleanerはクリーニング対象のものにチェックが入っているという仕組みです。この部分を注意して確認しましょう。
一般的に必要な項目にはチェックが入っていますが、使用目的でない項目はチェックを外しておきましょう。不要な部分にチェックが入っている状態でスキャンを始めると、その分だけ時間がかかってしまうことがありますので注意してください。各項目をチェックしてクリーンアップの対象にチェックが入っているか確認できましたらいよいよ使い方に入ります。
CCleanerの使い方【不要ファイルの削除】
CCleanerのダウンロードとインストール、そして設定が終わりましたらCCleanerを実行させましょう。まず行うのは、不要ファイルの削除です。不要ファイルの削除機能の使い方から解説していきますので、お使いのパソコンをまとめて掃除しておきたいという方は是非使い方を覚えて、いつでもきれいな状態にできるようにしましょう。
不要ファイルというのは、様々な種類のファイルがあります。パソコンに保存している不要な大容量ファイルデータや、一時的なデータなどがあります。そしてキャッシュのクリーンアップも併せて行ってくれます。キャッシュというのは、ソフトやアプリを次回起動しやすいようにあらかじめ読み取りデータを残しておくもののことを言います。
不要ファイルの削除方法
それではCCleanerを使用して不要ファイルを削除していきましょう。まずはCCleanerのソフトを起動してください。次にパソコンの不要ファイルをクリーンアップするには、左側のメニューから「クリーナー」を選択してください。次にパソコンにある不要なデータファイルを検出する作業に入ります。「解析」をクリックしてください。
「解析」をクリックで、パソコンにある不要データを探し出してくれます。この作業が終わるまで待機してください。すると、不要なファイルやキャッシュデータが一覧で表示されます。基本的にはクリーンアップしてもそれほど影響を及ぼさないものばかりが表示されますので、チェックが入ったままクリーンアップして構いません。
一覧をチェックできましたら「クリーンアップ開始」をクリックすることで、不要なファイルが一気に削除されていきます。これが終わりましたら一連の作業は完了です。これは時間の経過で同じような不要データが溜まってきます。クリーンアップの時間もそれほどかかりませんので定期的に同じ動作を繰り返して、綺麗な状態を保つようにしてください。
CCleanerで削除可能な項目一覧
クリーンアップをする際に設定でチェックマークを入れてからクリーンアップを行ってきましたが、CCleanerには、様々な削除可能な項目があるということが分かります。では、具体的にどのようなものがCCleanerでクリーンアップすることができるのか紹介しておきます。まずは先ほど紹介したキャッシュデータです。
次に削除できるのが、インターネットブラウザを使用した際にできた履歴やCookieなどのデータです。これらも溜まってしまえばパフォーマンス低下の原因となります。エクスプローラーでは、最近使ったファイルのリストも削除してくれます。一時的なファイルは一通り削除できますので、パソコンの操作も軽くなっていきます。
CCleanerの使い方【レジストリのクリーニング】
不要なファイルの削除方法を覚えましたら、次の機能に行きましょう。次はCCleanerをの設定からレジストリのクリーニングを行ってみましょう。レジストリはパソコンにとって重要な設定データが格納されていますので、クリーニングの際には注意して行ってください。よく知らない名前のデータファイルは、そのままにしておくことをおすすめします。
レジストリを整理することで、パフォーマンスの向上が期待できますが、変化を加えてしまうと不具合が発生してしまう恐れもあるため、リスクを知った上で注意して行うことが大切です。またレジストリに関しては、設定からクリーニングをかける直前にバックアップを取ることも可能です。バックアップの表示があるのでそちらから行ってください。
レジストリのクリーニング・最適化方法
それでは、CCleanerを使ってレジストリのクリーニング・最適化を行いましょう。まずは、CCleanerのソフトを起動します。今度は、2番目の「レジストリ」というメニューを開きます。この中にある「問題をスキャン」というボタンを選択して、お使いのパソコンのレジストリ内をサーチします。この作業が終わるまで待機します。
レジストリに問題点があるものを一覧で表示してくれますので、削除候補のレジストリをチェックしましたら「選択した問題を解決」をクリックしてクリーンアップしてください。この時、レジストリの削除はすぐに終了しますので、特に待つことはありません。これでレジストリの削除が完了しました。よくわからない場合は設定を変更せずに行ってください。
CCleanerを使う際の注意点
では、CCleanerを使っていく際の注意点についてここからは説明していきます。CCleanerは自動で不要データを検出してくれるソフトのため、それほど細かい設定を行う必要がなく、非常に楽に利用することができる反面、意図しない動作をしないように注意が必要な場面もあります。どのような点に注意しなければならないのか確認しておきましょう。
必要ファイルを削除しないように削除項目は慎重に確認
CCleanerでは、必要なファイルを削除しないように注意をすることが重要です。自動であるがために使うものかどうかの区別ができない場合があります。チェックマークをつける段階で必要なファイルのチェックを外しておくようにしましょう。また、日本語にせず使用している場合でも、あまりわからない表記には特に注意してください。
また、CCleanerには、コントロールパネルのように、パソコンにダウンロードしてあるソフトをアンインストールすることができる機能が搭載されています。メリットは、削除が困難なソフトでも場合によっては削除することができる可能性があるということです。ですが、その後の設定などが必要になる場合もありますので注意してください。
CCleanerを効果的に使ってPC環境を快適に!
今回はCCleanerという便利な無料クリーニングソフトを紹介してきました。外国産の関連ソフトがインターネットに多い中でも、日本語に対応した快適な仕様になっています。便利な反面、注意すべきポイントをしっかり留意した上で定期的なクリーンアップを行い、お使いのパソコンの環境をより快適なものにしていきましょう。