カレンダーアプリのおすすめ7選!無料でスケジュール管理できるアプリを紹介!
手帳でのスケジュール管理は、予定が変わった際のリスケジュールや紛失時のバックアップを考えるとおすすめできません。その点スマホのカレンダーアプリならリスケジュールにもバックアップにも共有にも対応できます。そこで今回は、おすすめの無料カレンダーアプリを紹介します。
目次
- 1カレンダーアプリを選ぶときのポイント
- ・無料アプリであること
- ・簡単な操作でスタンプも使えること
- ・スケジュール表が見やすいこと
- ・他のアプリや端末と同期がとれること
- ・データバックップができること
- ・セキュリティ認証があること
- 2カレンダーアプリを目的別で選ぼう
- ・仕事のスケジュール管理が目的の場合
- ・メンバーのスケジュール共有が目的の場合
- ・日記と兼用で使用が目的の場合
- ・健康などの個人管理目的の場合
- ・家計簿などの家庭使用目的の場合
- 3無料で使える人気のおすすめカレンダーアプリ7選
- ・Googleカレンダー
- ・Ucカレンダー
- ・ペタットカレンダー
- ・Yahoo!カレンダー
- ・LifeBear(ライフベアー)
- ・Time tree(タイムツリー)
- ・Jorte(ジョルテ)カレンダー
- 4カレンダーアプリを使ってスケジュール管理するメリット
- ・肌身離さず持ち歩ける
- ・TODOをアラーム機能を使って通知できる
- ・写真やメモや地図情報などまとめて管理できる
- ・表示形式を月・週単位に変えてスケジュール管理できる
- ・データをずっと活かせる
- 5カレンダーアプリを使ってスケジュール管理するデメリット
- ・誤操作でデータが消える場合がある
- ・スマホ容量が足りなくなる場合がある
- ・ビジネス商談シーンではスマホが使いづらい
- ・バッテリー切れのとき対応がすぐできない
- 6カレンダーアプリでスケジュール管理してみよう!
カレンダーアプリを選ぶときのポイント
紙の手帳は自分なりのデコレーションを施したり、使い込むことで出てくる味があったりして魅力的です。しかしその一方で、予定が変わった際のリスケジュール処理が面倒だったり、紛失した際にバックアップがなくて困ったり、年をまたいだスケジュールの処理が難しかったりと、少なくない弱点を抱えています。
それに対し、ほぼ常に肌身離さず持ち歩くスマホのカレンダーアプリでスケジュール管理すると、これらのデメリットから解放されます。そんな便利なカレンダーアプリですが、いざ選ぼうとするとiOS、Androidにかかわらず、数多のカレンダーアプリがあって、どれがおすすめなのかわからなくなります。
そこで本記事では、カレンダーアプリを選ぶ際のポイントを確認した上で、おすすめのカレンダーアプリを紹介、さらにカレンダーアプリによるスケジュール管理のメリット・デメリットを説明します。「説明はいいからおすすめのカレンダーアプリを教えて」という方は、目次から「無料で使える人気のおすすめカレンダーアプリ7選」の章へとお急ぎください。
無料アプリであること
自分に合ったカレンダーアプリかどうかを確かめるために、まず課金しなければならないのはリスキーです。最終的に使いこなすために追懐機能に対して課金が必要であっても、ある程度利用できる範囲では無料のアプリでなければ不便です。また、いくつかのカレンダーアプリを併用してみて、どういう機能が便利なのかを肌で感じる必要もあります。
幸い現在ネットで供給されるカレンダーアプリのほとんどが無料ですので、あなたに合うアプリに出会うまで、のちほど「無料で使える人気のおすすめカレンダーアプリ7選」で紹介するカレンダーアプリをはじめ、いろいろなものを試してみることをおすすめします。
簡単な操作でスタンプも使えること
カレンダーアプリは毎日使うアプリなだけに、操作が簡単なことは重要です。簡単に使えないと、とっさの時に記録したい用件をすぐに記入できず、使う気がどんどん失せていきます。それではカレンダーアプリとして失格です。
また、スタンプ機能が備わったカレンダーアプリであれば、あらかじめ用意されているスタンプを使うことでいちいち用件を書き込まずに済み、早く簡単にスケジュールを入力できます。簡単操作とスタンプ機能はカレンダーアプリの重要な選択要素の一つです。
スケジュール表が見やすいこと
毎日使うのですから、カレンダーアプリのスケジュール表が見やすいことは必須条件です。特に画面の小さなスマホでは月間スケジュールが確認しづらいため、この点のチェックは重要です。もちろんよく使う日間、週間スケジュールが見やすいことは大前提です。
他のアプリや端末と同期がとれること
iPhoneだけ、Androidだけで使えるのではなく、iOSとAndroidの両方で使えるカレンダーアプリであれば、買い替えや機種変更のときでもアプリを変えずに済むので安心です。加えてPCやタブレットでも使えれば、スマホを使いづらいシチュエーションでも、愛用するカレンダーアプリを利用できるのでさらに便利です。
また、直接PCなどで利用できなくとも、データをGoogleカレンダーやYahoo!カレンダーと共有できれば、PCで入力したスケジュールをスマホで確認したり、逆にスマホのカレンダーアプリで調節したスケジュールを職場のPCで見たりできます。それだけではなく、これらのカレンダー経由で異なるカレンダーアプリにデータを移すことも可能になります。
スケジュールを独自データで抱え込むのではなく、Googleカレンダーなどと共有できるカレンダーアプリをおすすめします。
データバックップができること
先の項で記したように、ほかのアプリや端末と同期できると万が一スマホを紛失したり壊したりした場合でも安心です。そして、それよりもさらに安心できるのがバックアップ機能付きのレンダーアプリです。バックアップ機能があれば、重要なデータを削除した場合でも元のスケジュールデータに戻せるのでより安全です。
セキュリティ認証があること
端末のみならず、カレンダーアプリ自体にもセキュリティ認証があるとより安全性が高まります。スマホを盗まれたり、トイレにいった隙にロック解除されたりしても、あなたのプライバシーや仕事のスケジュールを守れます。
カレンダーアプリを目的別で選ぼう
先にも記したように、カレンダーアプリは数多くリリースされています。そのなかからあなたに最適のカレンダーアプリを探すには、まずどういう目的でカレンダーアプリを利用するのかを確かめておくべきです。
仕事のスケジュール管理が目的の場合
仕事のスケジュール管理には、1日の予定が箇条書きではなく時間軸で表示されるバーチカルタイプのカレンダーアプリをおすすめします。1日のスケジュールの空き具合や詰まり具合がひと目でわかりますし、どの作業に時間が占有されているかの管理も容易です。また数日単位、週単位でもスケジュール管理が容易なカレンダーアプリを使用してください。
メンバーのスケジュール共有が目的の場合
仕事や趣味のグループなどで、複数のメンバーがお互いのスケジュールをすり合わせたり、確認したりすることが多い場合は、共有機能のあるカレンダーアプリをおすすめします。
共有機能があれば、それぞれのメンバーが自分のカレンダーアプリに記入した予定が、お互いのカレンダーアプリで共有され、表示されます。そのため、いつだと誰の都合が悪いのかの情報が共有されますし、全員が知っておかなければならない予定も常に共有できます。
この場合、必ずしも全員が同じカレンダーアプリを使用する必要はありません。Googleカレンダー経由などであっても、予定を共有できるのであればOKです。
日記と兼用で使用が目的の場合
今後の予定を記すだけではなく、過去の出来事を記入したり確認したりするにもカレンダーアプリは有効です。また、予定が変更されてリスケジュールした際にも、あえて以前の予定を記しておくことで日記としての機能を持たせることもできます。この場合、確定した予定ではないことがわかるように、色替えやスタンプが使えるカレンダーアプリが便利です。
また、その日に起こったことを記しておくことで、より日記よりの使い方も可能です。全日スケジュールに日記的なコメントをまとめるのも手ですが、できれば日記として使いやすい、長文や写真などが添付できるカレンダーアプリをおすすめします。
健康などの個人管理目的の場合
日記機能をさらにすすめて、ダイエットやランニングなどの記録をカレンダーアプリで管理するのも有効な手段です。「毎日30分運動する」と心がけするだけではなく、あらかじめカレンダーアプリにランニングの予定を記しておくことで「運動しなければ」という気持ちが、「何時から30分走る」という行動に変わります。
ただしカレンダーアプリでは、「今月は何時間走ったか」などといった時間の積算はできません。こうした行動管理には、タイムロガーアプリ、もしくはタイムマネジメントアプリと呼ばれるアプリを別途利用する必要があります。カレンダーアプリでできることは、あくまでも予定の実行の促進と後日の確認までです。
家計簿などの家庭使用目的の場合
カレンダーアプリは日常で良く使うアプリですから、家計簿を組み合わせることで、忘れがちなお金の出入りを細かく記録できるようになります。カレンダーアプリを確認することで移動経費や出先で使ったお金もすぐに思い出せますし、給料日や時給計算のパートやバイトのシフトを記入しておくことで、バイト代などの間違いや残業代の確認もできます。
無駄な出費が多いと感じていたり、いつも手元に残るお金が少なすぎると思ったりするなら、家計簿機能の付いたカレンダーアプリをおすすめします。
無料で使える人気のおすすめカレンダーアプリ7選
それでは、ここからおすすめできる無料のカレンダーアプリを紹介します。
Googleカレンダー
Googleカレンダーは、iOS、Androidの両対応の上にPCでも利用できる無料のカレンダーです。特にAndroidでは標準搭載されているので、ダウンロードの手間をかけずに使用できます。余計な機能は省きつつ、月間、週間、日間の表示を簡単に切り替えられ、加えて任意の日数での表示もできるので、旅行やイベント期間のスケジュール管理にも便利です。
Gmailと連携することで、メールに届いたフライトやホテルなどの予約が自動的にカレンダーに追加されるメリットもあります。タイムゾーンをふたつ設定できるメリットと考え合わせると、海外旅行には最適のカレンダーアプリと言えます。また、クラウド上でスケジュール管理ができ、バックアップも共有機能も万全ですから、ビジネス利用にもおすすめです。
TODO機能も備わっており、カレンダーアプリとしての不足はありません。ただし、スタンプ機能や日記機能、家計簿機能などは備えていませんので、そうした機能を求めるユーザーには物足りなく感じられることでしょう。
iOS用
TODO機能も利用できる無料のiOS用のGoogleカレンダーは、次のリンク先からダウンロードしてください。
Android用
同じくAndroid用のGoogleカレンダーは、次のリンク先から無料でダウンロードできます。
Ucカレンダー
Ucカレンダーは、シンプルで使いやすいデザインと、カラフルで見やすい画面で人気を呼ぶ、無料のカレンダーアプリです。週間表示がないためビジネス利用には向きませんが、日本の祝祭日や大安などの六曜が使えるので、難しいことを考えずに簡単に使えるカレンダーアプリを探している人におすすめできます。
無料版には広告が表示されますが、課金することで広告なし版を利用できます。それ以外は無料版でもすべての機能が利用できる、良心設計のカレンダーアプリです。
iOS用
シンプルさが売りの無料のiOS用のUcカレンダーは、次のリンク先からダウンロードしてください。
Android用
同じくAndroid用のUcカレンダーは、次のリンク先から無料でダウンロードできます。
ペタットカレンダー
ペタットカレンダーは、デザインの可愛さで女性に人気の無料カレンダーアプリです。予定作成の際にも、いちいち文字を入力することなく、ペタッとスタンプを張るだけでスケジュール管理ができてしまいます。おかげで視認性が良く、画面の小さなスマホではあまり使い物にならない月間表示がこのアプリなら便利に使えるメリットがあります。
スタンプ機能だけでなく、好きな写真を貼り込めて当日の予定と一緒に表示する日記機能がある上に、写真を登録すると自動的にその日のカレンダーに表示する機能も備わっているので、あとになってあの日はどんなことがあったのか、と振り返るのに非常に便利です。
ただし、時間軸表示や週間表示がないため、ビジネス利用には向いていません。それとスタンプが多すぎて、慣れない内は目的のスタンプが探しづらく感じるのが数少ないデメリットといえます。
iOS用
可愛いデザインとスタンプ、そして日記機能が魅力の、無料のiOS用のペタットカレンダーは、次のリンク先からダウンロードしてください。
Android用
同じくAndroid用のペタットカレンダーは、次のリンク先から無料でダウンロードできます。
Yahoo!カレンダー
Yahoo!カレンダーは、ペタットカレンダー同様、スタンプで簡単に予定を作成できて、Googleカレンダー経由でデータの共有も可能な人気のカレンダーアプリです。サンリオキャラクターといった可愛い方向にも、シンプルなスタンプでビジネス方向にも利用できます。ただし、時間軸表示や週間表示はできないため本格的なビジネスには向いていません。
また、Yahoo!メールとの連携で新幹線の乗車予定やヤマト運輸の配達予定が自動入力される上に、イベントカレンダー機能を使えばお気に入りの野球・サッカーチームの試合日程や試合結果を確認できます。またタスク機能でTODO管理もでき、おまけに週間天気予報や六曜も表示されるという多機能ぶりを誇りながら、すべての機能を無料で利用できます。
iOS用
TODO機能も備えて多機能な上に無料で利用できるiOS用のYahoo!カレンダーは、次のリンク先からダウンロードしてください。
Android用
同じくAndroid用のYahoo!カレンダーは、次のリンク先から無料でダウンロードできます。
LifeBear(ライフベアー)
カレンダーとタスク管理のTODO、さらにノートや日記までを一元管理できることで人気なのがLifeBearです。シンプルなデザインにもかかわらず、着せかえ機能やスタンプ機能で楽しく便利に使え、無料のアカウント登録で予定の共有やバックアップも可能で、PCや別の端末からも利用できるという、超高機能のカレンダーアプリです。
TODOリストが組み合わさっているので、各種タスク管理から買い物リスト、イベント参加用のチェックリストなどのTODOとしても使えますし、なにか気になったり思いついたりすれば、別途メモ帳アプリを立ち上げることなくLifeBear1本ですべてをまかなえるというメリットがあります。
iOSの標準カレンダーやGoogleカレンダーとも連携できるので、ほかのアプリユーザーとも予定を共有できますし、アプリを乗り換える際にもこれまでのデータが無駄になりません。なお、基本は無料アプリですが、スタンプをさらに活用できるベーシックプランや、TODO機能をより活用できるのでプレミアムプランといった有料プランが用意されています。
iOS用
カレンダーだけでなくTODOや日記の機能も備えた、無料のiOS用のLifeBearは、次のリンク先からダウンロードしてください。
Android用
同じくAndroid用のLifeBearは、次のリンク先から無料でダウンロードできます。
Time tree(タイムツリー)
スケジュール共有機能が非常に行き届いたカレンダーアプリです。単に仕事や家族で別枠の共有カレンダーが作成できるだけでなく、共有カレンダーで予定を作成・変更すると通知が届き、予定ごとにLINEのようなチャット形式で連絡できるので、場所や日時などの詳細を簡単に詰めていけます。また非ユーザーにはLINEで予定を通知・共有できます。
TODOリストやメモ帳機能も備わっており、カレンダーに落とし込めない予定もこちらから煮詰めていけます。もちろんiOSでもAndroidでも使える上にGoogleカレンダーとも連携でき、PCからもWeb経由でスケジュール管理ができます。また予定に画像を添付できるので、簡単な日記としても利用できます。
これだけ多彩な機能を備えながら、無料で利用できるのも嬉しい点ですが、残念ながらバックアップ機能やロック機能までは備わっていません。
iOS用
共有機能が強力でTODO機能も備えた無料のiOS用のTime treeは、次のリンク先からダウンロードしてください。
Android用
同じくAndroid用のTime treeは、次のリンク先から無料でダウンロードできます。
Jorte(ジョルテ)カレンダー
Jorte(ジョルテ)は、手帳感覚で使える使いやすさと月間、週間、日間、バーティカルの多彩な表示方法、そして多機能かつ細かい設定ができる点が人気の無料のカレンダーアプリです。天気予報からゴミ出し日程、野球・サッカー・バスケットの試合日程といったさまざまな公式カレンダーとも同期できる点でも人気を呼んでいます。
複数のカレンダーを作成できるので、プライベートとビジネスでスケジュール管理を切り替えたり、家族や仕事仲間との共有カレンダーを作成したりできます。クラウドも無料で利用できるため、複数端末での予定の共有やバックアップも簡単で、機種変更の際にも問題が起きません。TODOや日記機能だけでなく、六曜・和暦・祝祭日・旧暦の表示にも対応しています。
きせかえ機能があるもののデザインがシンプルすぎ、スタンプ機能もないので可愛さに欠ける点と、機能が多すぎて設定に迷う可能性がある点くらいしかデメリットが見当たらない高性能のスケジュール管理アプリです。
iOS用
TODO機能も日記機能も備えていながら無料で使える超多機能なiOS用のJorteは、次のリンク先からダウンロードしてください。
Android用
同じくAndroid用のJorteは、次のリンク先から無料でダウンロードできます。
カレンダーアプリを使ってスケジュール管理するメリット
それでは、最後にカレンダーアプリを使うメリットとデメリットを、特に紙の手帳と比べて紹介します。まずはメリットを以下に並べます。
肌身離さず持ち歩ける
スマホ1台持ち歩くだけでスケジュール管理ができるメリットは絶大です。少なくとも手帳を忘れることがあっても、今の世の中でスマホを忘れることはまずありません。電子マネーやスマートフォン決済サービスが普及しつつある現在、財布よりも優先度が高くなったスマホがあればカレンダーアプリは常に使用できるのです。
TODOをアラーム機能を使って通知できる
やらなければいけないTODOやスケジュールに合わせて、アラームを鳴らして知らせてくれるのも、紙の手帳に対する大きなメリットです。予定を忘れてスケジュールに遅れることはなくなりますし、次の予定のことを忘れて目の前の仕事に集中できるというメリットも生まれます。
写真やメモや地図情報などまとめて管理できる
すべてのカレンダーアプリが対応しているわけではありませんが、写真や地図などの各種画像を貼り込めるのも、紙の手帳に比べて有利な点です。紙の手帳にも写真や画像は貼り込めますが、そのためにプリントして切り貼りする手間がかかります。それが紙の手帳の楽しい部分でもありますが、そうした手間がなく情報を集約できるメリットは大きいといえます。
また、Webのアドレスを記入できる点も見逃せません。紙の手帳にアドレスを記入する場合は記入ミスがありえますし、リンク先を確認するにはそのアドレスを入力し直さなければなりません。情報を1か所に集約するという意味ではカレンダーアプリは非常に強力です。
表示形式を月・週単位に変えてスケジュール管理できる
予定を一つ記入するだけで、日間、週間、月間と表示形式を変えてスケジュール管理できるのもメリットの一つです。紙の手帳だと、決まったフォーマットで予定を確認できません。またもしこの3種類のカレンダーを備えていたとしても、それぞれのカレンダーに同じ予定を記入しなければならないのですから、手間は3倍になります。
そのことを思えば、カレンダーアプリのメリットは絶大です。加えて、ほとんどのカレンダーアプリの週間スケジュールで日曜始まりと月曜始まりを切り替えられる点も見逃せません。こうした表示形式の自由度の高さは、カレンダーアプリならではありがたみです。
データをずっと活かせる
紙の手帳が基本的に毎年買い替えるものなのに対し、カレンダーアプリなら一度購入すればずっと使うことができます。しかもここで紹介したものに限らず、ほとんどが無料です。加えて、データをiOSの標準カレンダーやGoogleカレンダーと同期できるものであれば、ほかのカレンダーアプリへと乗り換えることも容易です。
スタンプ機能や日記機能、TODO機能なども大事ですが、こうした一度入力したデータが以後ずっと使い回せるということこそ、スマホでスケジュール管理をする最大のメリットと言えます。もちろん、日記やTODOもデータを書き出して再利用できればいいのですが、そのための統一フォーマットが存在しないのが残念な点です。
カレンダーアプリを使ってスケジュール管理するデメリット
ここまで述べたようにメリット満載のカレンダーアプリですが、デメリットがないわけではありません。
誤操作でデータが消える場合がある
操作が簡単で、データの修正・削除も容易なのがカレンダーアプリのメリットですが、それ故に誤ってデータを削除すると取り返しがつかないことになります。紙の手帳なら棒線で消した予定であっても判読可能なだけに、これはカレンダーアプリの大きなデメリットと言えます。
削除のアンドゥ機能(OSでサポートしている場合もあります)やデータのバックアップ機能のあるアプリを選んでください。
スマホ容量が足りなくなる場合がある
基本的にカレンダーアプリはさほどメモリを喰いません。しかし、写真や動画を添付できるタイプのカレンダーアプリだと、気がつくと結構な容量を喰ってしまい、ほかのゲームアプリや写真・動画データと相まってスマホの容量が足りなくなる可能性もあります。そのせいで、いざというときにスケジュール管理ができなくならないよう注意してください。
ビジネス商談シーンではスマホが使いづらい
ビジネスシーンでは、スマホの使用が禁止されていたり雰囲気的に使いにくかったりする場面が少なくありません。そんな場面ではスケジュールを確認できなくなるのは大きなデメリットです。
ただし、データをクラウドに置くタイプのカレンダーアプリであれば、タブレットやノートPCを併用することで、スマホが使えない場面でもスケジュール管理が可能となります。
バッテリー切れのとき対応がすぐできない
カレンダーアプリに限りませんが、スマホを使っての作業における一番の問題点はバッテリー切れです。こればかりは、常にバッテリーの残量に注意を払っておくか、モバイルバッテリーを常備するしかありません。いざモバイルバッテリーを使おうと思ったら、モバイルバッテリーも充電されていなかった、ということだけは避けてください。
カレンダーアプリでスケジュール管理してみよう!
以上、カレンダーアプリの選び方とメリット・デメリット、そしておすすめのアプリを紹介しました。シンプルなものから、TODOや日記、スタンプ機能を備えたもの、共有機能やバックアップ機能などに特化したものなど、本記事で紹介した中からあなたにとって最適なカレンダーアプリを見つけていただければ幸いです。