動画配信サービスにはいろいろなものがありますが、OPENREC.tv(オープンレック)とはどのようなサービスなのでしょうか。この記事では、OPENREC.tvとはどういったもので、配信することで収益化することができるのか詳しく解説します。
自宅で過ごす時間が増える中で、動画配信サービスを利用する方が急増しています。動画配信サービスで動画を見るだけではなく、ライブ配信やゲーム配信などで、自分が配信者になることに挑戦する方も多くなりました。
いろいろな動画配信サービスやライブ配信サービスがある中で、OPENRE.tv(オープンレック)とはどういったサービスなのか、気になる方がいるようです。この記事では、OPENRECとはどのようなものなのか、詳しく解説します。
OPENRECとは、ゲーム配信を中心にライブ配信ができる動画配信サービスです。以前はゲーム配信だけでしたが、現在ではトーク番組の配信など、ゲーム配信以外のコンテンツの配信も行われています。
しかし、元々がゲーム配信から始まったサービスと言うことで、現在でも視聴者も配信者も、ゲーム好きな方々に支持されています。
OPENRECの大きな特徴とは、日本発祥のサービスであるという点です。ゲーム配信サービスとして世界最大級のものはAmazonが運営しているTwitchがあります。また、中国系の資本が入っているミルダムなども有名です。
海外発のゲーム配信サイトでは、世界中のゲームのユーザーがプレイするゲームを視聴できたら、コメントなどでやりとりできたりと言った楽しみがあります。しかし、日本語でのやりとりができないことが多く、日本人のユーザーにとっては敷居の高いものになっているのも現実です。
日本初のゲーム配信サービスのOPENRECであれば、日本人のユーザーが多いので、コメントなども日本語でやりとりができます。英語が苦手な方にとっては、最も安心して利用できるゲーム配信サービスでしょう。
OPENRECでは、配信者がゲームを配信するだけではなく、ゲーム大会の実況も数多く配信されています。世界トップクラスのゲーマーが競う大会の様子を、PCやスマホで思う存分楽しめます。
Twitchやミルダムなどの他のゲーム配信サービスでは、誰でも簡単にゲーム配信をはじめられます。しかし、OPENRECでは配信者になるのに審査が必要です。月額会費を支払わない無料会員であっても配信することはできますが、配信するためには審査に通らなくてはいけません。
審査のポイントは、過去の他のプラットフォームでの配信の実績や開設しているSNSアカウント、ゲーム大会への出場の実績や大会を主催した実績、配信したいゲームのジャンルや、配信に向けての意気込みなどです。
しかし、実際には過去のゲーム大会の成績などはなくても配信者になっている方もいるので、申請すれば誰にでも配信者になれるチャンスはあるようです。
OPENRECには無料プランと月額会費を支払う有料のプレミアム会員のプランがあります。OPENRECは他のゲーム配信サービスと比べると、有料会員にならなければ利用できる機能が限定されてしまうと言われています。実際のところ、有料会員になった方がいいのか、無料プランと有料プランの違いについて解説します。
月額会費を支払うプレミアム会員になるための料金は料金を支払うプラットフォームによって次のように金額が変わります。
OPENRECではプレミアム会員になった方がいいとよく言われます。プレミアム会員になると利用できるようになる機能にはどのようなものがあるのか、無料会員との違いをみておきましょう。
使える機能 | プレミアム会員 | 無料の一般会員 |
HD画質視聴 | ○ | ○ |
チャット | ○ | ○ |
お気に入り | ○ | ○ |
低遅延モード | ○ | ○ |
過去動画の視聴 | 無制限で見放題 | 1日に2動画まで |
追いかけ再生 | ○ | × |
スタンプ機能 | ○ | × |
倍速再生 | ○ | × |
スペシャル番組の視聴 | ○ | × |
コメント時に外見が変わる機能 | ○ | × |
広告批評時 | ○ | × |
アクセス解析(配信者用) | ○ | × |
配信の収益化(配信者用) | ○ | × |
ここ最近、ゲーム配信を稼ぐための手段として選ぶ方も増えています。多くのライブ配信サービスでは配信を収益化して配信者が報酬を得ることができますが、OPENRECの収益化はどうなっているのか開設します。
OPENRECでは、配信するだけであれば無料会員でもできます。しかし、配信を収益化できるのは有料会員だけです。OPENRECで配信をして収益化したいのであれば、まずは有料会員になった上で、OPENREC Creators Programへ申請する必要があります。
OPENRECの配信を収益化するためにOPENREC Creators Programへ申請したとしても、こちらにも審査があります。
審査のポイントは、すでにOPENRECでの配信権限を持っているプレミアム会員で、日本国内に居住していて日本語を話せること、日本の銀行口座を持っていること、18歳以上であるか親権者の同意を得られることです。
これらの条件を満たしていることが確認されれば収益化が許可されます。なお、配信の収益化は、配信ごとに設定が必要です。ゲームタイトルやゲームメーカーによっては収益化が許可されていないことがあります。
OPENRECで収益化する前に、配信したいゲームの利用規約もよく確認しましょう。
OPENRECで配信した場合、どのくらいの還元率で稼げるのかもみておきましょう。OPENRECで収益を得る方法は、視聴者からの投げ銭で稼ぐ方法と、有料チャンネルを開設するサブスクリプションがあります。
OPENRECではエールという投げ銭のシステムがあります。エールを視聴者から投げてもらえれば、視聴者が購入した金額の7割程度が配信者に支払われます。
OPENRECでは月額会費制の有料チャンネルを開設できます。視聴者に入会してもらい月額会費を支払ってもらうことで稼げます。配信者へはチャンネルの月額料金の55%程度が還元されます。
この記事では、OPENRECとはどういったもので、収益化できるのかどうか開設しました。他のライブ配信サービスと比べると、いろいろな条件が厳しいサービスです。しかし、有料会員にならないと収益化できないという条件のおかげで、収益化している配信者が少ないのも事実です。
ゲームタイトルによっては、他のサービスよりも稼ぎやすい穴場タイトルもまだまだあります。ぜひ、OPENRECでのゲーム配信を楽しみながら、収益化にも挑戦してみましょう。