実名主義で名高いFacebookですが、結婚・離婚したり、ペンネームや日本語で表記したかったり、と一度登録した名前を変更したい場合があります。そんなときに覚えておきたいFacebookでの名前の変更方法を、Facebookページ名の変え方と一緒にお伝えします。
Facebookを始める際に、Facebookに促されるままに急いで登録したものの、名前を変更したくなることは意外によくあることです。
海外との交流のために漢字表記からローマ字表記に変えたかったり、格好良くローマ字表記で登録したものの仲間から不評で漢字表記に戻したかったり、結婚・離婚して名前が変わったり、通りのいいペンネームを利用したかったり、と理由は人それぞれでしょう。
そんなときは、以下の記事を読んで、Facebook上の名前を変更してください。いくら実名主義のFacebookとはいえ、登録時に決めた名前を一生変更するな、というわけではなく、しっかりと名前を変更できる方法が用意されているのです。
なお、急いでいて記事を順番に読んでいられない以下のような方は、目次を利用して目的の章に飛んでください。
現在Facebook上で、たとえば「Taro Applica」のようなローマ字表記で名前が表記されているけれども、これを「アプリカ太郎」のような漢字表記に変更したい、という場合は簡単です。
ローマ字の名前はそのままに、漢字表記を追加することができます。
しかも、相手が日本語表示でFacebookにアクセスしているときだけ漢字表記を表示し、それ以外ではローマ字表記で名前を伝えることも選べます。相手が日本人でも海外の人でも問題なくあなたの名前を検索したり読んだりできる機能なので、ぜひとも利用してください。
現在Facebook上で、たとえば「アプリカ太郎」のような漢字表記で名前が表記されているけれども、これを「Taro Applica」のようなローマ字表記に変更したい、という場合の変え方も難しくありません。
漢字表記の名前は削除して、ローマ字表記に変更するだけです。
もちろんこの場合も、一手間かければ相手がFacebookで日本語表示を選んでいるときだけ漢字表記を表示し、それ以外ではローマ字表記で名前を伝えられます。国内の知り合いに「あいつ、急に名前をローマ字表記に変えやがったぜ」などと思われることなく、海外の人にアクセスできるようになります。
結婚して姓がかわるのは当然ですが、離婚しても名前は変わってしまいます。
現在、離婚率はほぼ35%と、結婚しても1/3の人が離婚しています。姓が変わるのがその半分として、結婚すると半分の人が、そして1/6の人が二度、姓を変えることになります。
そんな現実に対応して、Facebookでは旧姓の名前や結婚後の名前を、現在あなたが登録している名前とは別に追加登録することができます。正確には名前を変更するのではなく、別の名前を追加するのですが、これは結婚・離婚の際のみならず、ペンネームや芸名、「アプさん」などのニックネームの追加にも利用できます。
これまでお伝えした場合以外でも、単純にタイプミスや変換ミスをした名前を変更したい、ということがあります。「Taro Applica」が「Taro Aplica」になっていたり、「アプリカ太郎」が「アプリカ太朗」になっていたりした場合です。
この場合も、最初にお伝えした「ローマ字から漢字に変更したい場合」「漢字からローマ字に変更したい場合」と同じ変え方が使えます。
それでは以下にあなたのFacebook上での名前=個人アカウント名の変え方を、PCの場合とスマホ上のアプリの場合とにわけて説明します。
なお、名前を変更する際には、
PC上のブラウザでFacebookにアクセスしたら、右上の”▼”アイコンをクリックしてメニュー画面をプルダウンさせませす。そしてその中から”設定”を選択します。
続いて、設定画面で最初から開いている”一般アカウント設定”の”名前”の部分をクリックします。
すると名前が変更できますので、変更したい名前を入力して”変更を確認”を選びます。
このとき、入力する名前はローマ字表記にしておいて、漢字表記については次の項で併記する変え方を利用することをおすすめします。
確認のための”新しい名前のプレビュー”画面が表示されますので、名前の表示順を『銀河英雄伝説』で言うところの「イースト方式&ウエスト方式(E式、W式)」のどちらにするかを選択し、問題がなければパスワードを入力して”変更を保存”すればアカウント名の変更は終了です。
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