2019年05月07日更新
URLスキームとは?iPhoneでURLスキームでアプリ起動させる方法を解説!
みなさんは「URLスキーム」を知っていますか?本記事でiPhoneからURLスキームを使ってアプリを起動させる方法を紹介します。URLスキームでアプリを起動させる方法を覚えてけば、いざという時に便利なので覚えておきましょう。
目次
URLスキームとは?iPhoneアプリを起動してみよう!
本記事冒頭の本章では「URLスキーム」について詳しく解説します。
URLスキームの役割とは?
まずは「URL」とスキームについて理解する必要があります。「URL」とはみなさんがWebブラウジングをする際に利用するURLアドレスのことを指します。URLは簡単に言うと「Webサイトの住所」です。
Webサイトの「https://」の後の部分がサイトの「URL」となります。続いて「スキーム」は「URL」の先頭にある「http://」の部分を指します。この「スキーム」部分はどのような手段でサイトにアクセスするかを表示しています。
「URLスキーム」を使えば、iPhoneでアプリを起動することもできます。iPhoneのSafariなどでブラウジング中にリンクをクリックすると、アプリが自動で起動する場合は、「スキーム」部分に指定のアプリ名が入力されているということになります。
URLスキームを使ってiPhoneのアプリを起動する方法
本章ではURLスキームを使ってiPhoneのアプリを起動する方法を紹介します。一般的にはネット上のリンクをクリックすると、自動でiPhoneのアプリが起動する流れで利用します。ブログやホームページなどでリンク先を紹介する時に、アプリを自動で起動させるリンク先を掲載する際に利用すると非常に便利なので方法を覚えておくと良いでしょう。
「URLスキーム」を利用してiPhoneのアプリを起動させる場合は、スキーム部分に起動させたい「スキーム」を入力します。下記の例はiPhoneの写真アプリを起動させるための「スキーム」です。
「photos-redirect://」 |
iPhoneアプリのスキーム名を調べる方法
iPhoneアプリのスキーム名はアプリ名となっていることがほとんどですが、アプリ名とまったく異なるスキーム名をアプリもあります。そういった場合のために、iPhoneアプリのスキーム名を調べられるアプリが「URLスキーム検索」です。iPhoneアプリのスキーム名を簡単に調べられるのでおすすめです。
「URLスキーム検索」は無料で利用可能です。上記リンク先にアクセスしてインストールしてください。
URLスキームでアプリが起動できない場合の対処法
iPhoneで「URLスキーム」をタップしても、アプリが起動しない場合があります。この場合はiPhoneの「アクセスガイド」機能をオンにすることで問題を解決できます。
アクセスガイドをオンにしよう
iPhoneで「アクセスガイド」をオンにする方法は、「設定」を起動して「一般」を選択します。表示されるメニュー一覧から「アクセシビリティ」>「アクセスガイド」と進み、「アクセスガイド」のスイッチをONに切り替えてください。
「アクセスガイド」を有効にしたら、同画面から「パスコード設定」をタップして「アクセスガイドのパスコードを設定」をタップしてパスコードを設定してください。また「Touch ID」を有効にしておきたい人は、「Touch ID」のスイッチをONに切り替えます。
「アクセスガイド」を開始する場合は、アプリを起動して下記の操作を実行してください。
利用したいアプリを起動して「ホームボタン」を3回連続でプッシュ |
利用したいアプリを起動して「再度ボタン」を3回連続でプッシュ |
URLスキームでアプリが起動しない場合、この手順を実行後に再度URLスキームからアプリを起動すれば、問題が解消されます。
URLスキームを理解してiPhoneをさらに快適に利用しよう!
本記事では、URLスキームについての解説と、iPhoneからURLスキームでアプリを起動する方法を紹介しました。普段はあまり利用する機会はありませんが、覚えておくと便利な機能なので、いざという時のためにおぼえておきましょう。