PayPalとは?メリット/デメリットや仕組みと危険性・安全性を解説!

PayPalとは、安全に海外決済ができるオンライン決済サービスです。ここではPayPalのメリット・デメリットや、仕組み・危険性などについて解説します。危険性やデメリットを把握して、安全にPayPalを利用してください。

PayPalとは?メリット/デメリットや仕組みと危険性・安全性を解説!のイメージ

目次

  1. 1PayPalとは?
  2. 2PayPalは年会費や決済手数料がリーズナブル
  3. 3PayPalを利用するメリット・安全性
  4. 4PayPalを利用するデメリット・危険性
  5. 5PayPal支払いはメリットとデメリット理解して安全に使おう

PayPalとは?

PayPalとは、1998年に開始されたオンライン決済代行サービスです。アメリカを中心に200カ国・100通貨以上に対応しています。オンラインショッピングが普及してからより注目を浴び、2019年現在では2億5000万人以上が利用し、1800万以上の店舗で利用できます。

2007年にサイトの日本語表示や日本国内の電話でのカスタマーサポートの利用が可能となり、日本でもPayPalが広く利用されています。

PayPalはオンラインの決済代行サービス

PayPalのオンライン決済代行サービスとは、クレジットカード・デビットカード・銀行口座のいずれかを登録し、IDとパスワードを用いてオンラインで決済をする仕組みです。購入画面の決済方法で「PayPal」を選択し、PayPalアカウントにログインして「同意して続行」をタップすれば決済できます。

次回からそのサイトで買い物をする際は、ログイン無しで決済できます。またクレジットカードを通じてPayPalで支払うと、クレジットカードのポイントも貯まります。

ネット通販やオークション利用時に活用できる

PayPalはネット通販やオークションでも利用できます。海外のサイトでも利用できるため、日本で未発売の商品も購入できます。PayPalが利用できるショップは数多くありますが、ここではその一部をご紹介します。
 

  • DMM.com
  • PlayStation Store
  • ニンテンドーeショップ
  • EA Acces
  • STEAM
  • Microsoft
  • Facebook
  • YouTube
  • Renta!
  • hulu
  • DAZN
  • niconico
  • Evernote
  • Dropbox
  • YAMADA
  • LION
  • ebay
  • pixiv
  • Walmart
  • ANA
  • Jetster
  • Airbnb

友達や家族への送金も可能

PayPalには、友人や家族もPaypalを利用していれば、PayPalのアプリやサイトを通じて送金できる仕組みがあります。日本のアカウント間・日本円なら手数料はかかりません。ただし、個人間送金は銀行口座の口座振替設定が必要です。クレジットカード・デビットカードでは送金できません。PayPalに登録できる銀行口座は以下の通りです。
 

  • みずほ銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • りそな銀行・埼玉りそな銀行

PayPayは店舗決済用に作られた決済の仕組み

クレジットカード決済をすると、店舗側にクレジットカード番号や有効期限・セキュリティコードを知られてしまいます。この場合、悪意のある者によって店舗側からクレジットカード情報が流出してしまう危険があります。しかしPayPalで決済すると、クレジットカード情報は店舗側に通知されません。

つまりPayPalとは、店舗決済用に作られた安全に決済ができる仕組みなのです。特に海外のショップでPayPalが重宝されています。安全に決済できて、クレジットカードのポイントも貯まるので、とても便利なサービスです。

PayPalは年会費や決済手数料がリーズナブル

まずは、PayPalを利用する際の手数料について解説します。PayPalはほとんど手数料がかからないのも魅力の1つです。どのような場合に手数料がかかるのかしっかり把握しておいてください。なるべく手数料を支払わずに工夫してPayPalを利用してください。特に海外送金は、通貨換算手数料もかかるので注意してください。

アカウント開設費・年会費・国内利用の各種手数料無料

PayPalは、アカウントの開設費・年会費は無料です。またショッピング時・送金・受け取り手数料もありません。ただしこれは日本円・日本のアカウント間での場合です。海外送金や海外ショッピング時には手数料がかかります。海外サイトで購入する場合や外国に住んでいる家族に送金する場合は、必ず手数料を確認してください。

銀行への引き出し手数料は5万円以上から無料

友人などから送金で受け取ったお金は、PayPalの残高に入金されますが、銀行口座へ引き出す仕組みもあります。銀行口座への引き出しは5万円以上であれば無料で、5万円未満なら1回あたり250円の手数料がかかります。また、銀口座への引き出しは、金融機関によって多少異なりますが、通常は3営業日後です。

手数料を支払いたくなければ、PayPalでショッピングに使うか、5万円貯まるまで引き出しを見送ってください。

海外への送金は100万円まで1回499円

海外への送金は1回あたり100万円までで、手数料は499円です。また通貨換算手数料もかかります。通貨換算手数料とは、自身の通貨と異なる通貨で取引が行われた場合に発生する手数料です。送金側が負担する場合は3.5%から4%、受け取り側が負担する場合は2.5%の手数料がかかります。

例えば、日本円で送金し、相手が米ドルで受け取った場合は、送金側が手数料を負担します。1回に付き10万円以上送金する場合は、本人確認が必要です。手数料の詳細については以下のリンクをご覧ください。

ご利用手数料|個人向け-PayPal(ペイパル)

PayPalを利用するメリット・安全性

PayPalでは、リーズナブルな手数料以外にも多くのメリットがあります。PayPalの仕組みは、個人にとっても店舗にとっても便利かつ安全です。また返金保証制度や、リアルタイムで残高が反映されるなど、買い手側にとって大きなメリットもあります。

クレジットカードを使用した送金が手軽にできる

店舗側がクレジットカード決済を導入するには、コストがかかります。個人商店や小規模の事業者の場合は、手数料の高さが理由でクレジットカード決済を導入していない店舗が多く、利用者にとってはデメリットです。しかしPayPalは手数料がクレジットカード決済に比べて安価なため、paypal決済は導入しやすいというメリットがあります。

個人でも販売目的の利用ができるメリットがある

PayPalはショッピングだけでなく、個人での商用利用も可能です。商用利用するには、PayPalのビジネスアカウントの開設が必要です。ホームページがなくてもメールやリンクから簡単に決済できる決済サービスがあるので、ネットビジネスを初めたばかりの方でも簡単に利用できます。

また世界100通貨に自動対応し、外貨でのうけとりや複数通貨の設定もできるため、海外展開も簡単に行なえます。ビジネスアカウントの開設には、事業者名の登録や本人確認手続き、FACTAの申告が必要です。FACTAとは、米国の税法の1つです。米国税法上の納税義務者等に該当するか確認するために、いくつかの質問事項に回答しなければなりません。

支払方法が簡単でセキュリティが安全

PayPalでの支払いは、相手のメールアドレスと自分のID・パスワードさえあれば完結します。クレジットカード番号の入力などの面倒な作業は、一切ありません。また前述したように、PayPalはクレジットカード情報を店舗側に知らせない仕組みなので、セキュリティ面で優れています。

PayPalが行っているセキュリティの取り組みについては後述する「ハッカーに狙われる可能性が高い」項目で説明します。

リアルタイムで残高が反映される

デビットカードと同様、PayPalもリアルタイムで残高が反映されます。銀行振込やクレジットカード決済の場合は反映が遅く、いつ・どのくらいお金を使ったのかすぐには確認できません。リアルタイムで残高を確認できれば使いすぎを防止できます。また不正利用された場合にすぐ気づけます。

返金保証制度が導入されていて買い手側にもメリットがある

PayPalは返金保証制度があります。返金保証制度とは、PayPalで購入した商品が届かなかった・詐欺だった等の場合、PayPalが調査して売り手側に問題があると確認されれば返金される制度です。海外ショッピングをしてトラブルが起きても、PayPalが保証してくれるのは大きなメリットです。

トラブルが起きた場合は、代金を支払った日から180日以内にPayPalの公式サイトにログインして「問題解決センターで問題を解決」から手続きを行ってください。

PayPalを利用するデメリット・危険性

PayPalにももちろんデメリットはあります。デメリットや危険性を良く確認してからPayPalを利用してください。PayPalは分割払いや高い為替手数料などのデメリットがありますが、これらはクレジットカードがあれば解決します。PayPalはフィッシング詐欺メールなどの危険があるため注意してください。

分割払いで決済する事ができない

PayPalでは一括払いしかできません。しかし決済の後にPayPalに登録しているクレジットカード会社に分割・リボ払いの連絡をすると、クレジットカード側の処理で分割払いにできます。毎回クレジットカード会社に連絡するのは面倒ですが、高額商品をPayPalを通じて購入したい場合はこの方法を使えば分割払いにできます。

海外決済時に為替手数料がかかる

海外ショッピングの際は、4.0%の為替手数料がかかります。為替手数料とは通貨を交換する際に支払う手数料です。この4.0%は為替手数料としては高額の部類なので、海外決済を利用する方にとってはかなりのデメリットです。しかしPayPalでは、支払い時にクレジットカード会社のレートを利用できます。

クレジットカード会社のレートはPayPalに比べて安価なので、海外決済時は必ずクレジットカード会社のレートに変更してください。レートの変更は、支払い時の「通貨換算レートのオプション」から行えます。「PayPalの通貨換算レート」「カード発行会社の通貨換算レート」に変更してください。

海外決済時にかかる為替手数料

クレジットカード会社ごとの為替手数料は以下の通りです。いずれもPayPalの4.0%よりかなり安価です。また、PayPalで海外決済を利用すると、為替レートの適用日はクレジットカード会社がデータを受け取って処理した日です。PayPalで決済した日ではないので多少手数料に差が出ます。注意してください。

 

  • VISA:1.63%
  • MasterCard:1.63%
  • AmericanExpress:2.00%
  • JCB:1.6%

ハッカーに狙われる可能性が高い

ショッピングでPayPalを利用すると、店舗側にクレジットカード情報を知られないのがメリットですが、PayPalにはクレジットカードや銀行口座を登録しています。つまりハッカーからすれば、PayPalさえ攻撃してしまえば2億人以上の個人情報を手に入れられるのです。

もちろんPayPalは強固なセキュリティを用いていますが、自身でできるセキュリティ管理はしっかり行ってください。IDとパスワードを厳重に管理してください。同じパスワードの使い回しは危険なのでPayPal用のパスワードを新たに作成してください。

PayPalの公式サイト

PayPalでは、独自の不正防止モデルを確立し、すべての取引を24時間365日モニタリングしています。不審な動きがあった場合はアカウントの制限など、被害を最小限に抑える仕組みです。また業界最高水準の暗号化キーで個人情報を保護し、クレジットカード情報はPCI DSSに準拠しています。

PCI DSSとは、クレジットカード会員データを安全に取り扱うための業界の基準です。このように、PayPalは利用者に危険が及ばないような仕組みを取り入れており、ハッカーなどの危険から個人情報を守る努力をしています。

フィッシング詐欺を狙った迷惑メールが多い

PayPalは2億人以上が利用している決済サービスです。そのためフィッシング詐欺メールが多いので注意してください。PayPalの公式サイトでも「PayPalを装った不審なメールにご注意ください」というページで注意を促しています。不審なメールが届いても返信しないでください。

パスワードの変更を促され、サイトのリンクを開いてしまったら、ブラウザが保護されているか確認してください。「保護されていない通信」と表示されているページでは、危険なので絶対に個人情報を入力してはいけません。「この接続は保護されています」と表示されていれば安全です。

ブラウザ保護の画面

PayPalの公式サイトには、PayPalが決してメールで確認することがない情報、不審なメールの対処法などが記載されています。被害にあってからでは遅いので、PayPalを利用する際は必ず確認しておいてください。最終的に自分の身を守るのは、自分自身です。

なりすまし・フィッシングメールの対処方法|サポート-PayPal(ペイパル)

PayPal支払いはメリットとデメリット理解して安全に使おう

PayPalとは、クレジットカード情報を店舗に渡さず安全に買い物ができる仕組みがあるオンライン決済サービスです。国内での利用なら手数料が無料などのメリットもありますが、海外決済時の手数料は高いというデメリットもあります。必ずPayPalではなくクレジットカード会社の為替レートに変更してください。

またPayPal自体は安全ですが、多くのハッカー・詐欺師等に狙われる危険性があります。推測しづらいID・パスワードを設定し、厳密に管理してください。メリットとデメリットをよく把握して、安全にPayPalを利用してください。

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