2019年05月22日更新
ImgBurnのダウンロード・インストールと日本語化!使い方も解説!
ImgBurnというフリーソフトはご存知ですか。DVDやブルーレイ、CDを作成するのにとても便利なソフトのことです。この記事ではImgBurnをダウンロードしてインスト―ルする方法や、日本語化する方法など使い方について詳しく解説します。
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目次
ImgBurnとは?
ImgBurnというフリーソフトが話題になっています。ImgBurnは日本語化しなくてはいけないようです。ImgBurnとはいったいどんなことができるソフトで、日本語化はどうしたらできるのか、ダウンロードやインストールの奉納などについてこの記事では詳しく解説します。まずはImgBurnとはどんなソフトなのか見ていきましょう。
DVDやブルーレイを作成するためのアプリ
ImgBurnとはどんなことができるアプリなのかというと、CDやDVD、ブルーレイを作成できるソフトです。以前のWindowsにはCDやDVDを焼くためのソフトが入っていましたが、Windows10からはディスクを作成できるソフトが搭載されなくなりました。
しかし、お気に入りの音楽を入れたオリジナルCDや、撮りためた動画をDVDやブルーレイに焼きたい、という人は今でもたくさんいます。CDやDVD、ブルーレイをPCで作成するためには必要なデータをディスクに書き込めるソフトを自分で用意する必要があります。
DVDやブルーレイを作成できるソフトはいろいろとありますが、ImgBurnはその中でも特に使いやすいと評判のソフトです。
無料で使えて高機能!
ImgBurnが人気の理由とは、無料で使えるフリーソフトであるということと、無料なのに高機能だということです。DVDやブルーレイを作成できるソフトやアプリは無料のものも有料のものもたくさんリリースされています。
しかし、無料のものは有料のものと比べて機能性が低かったり使い勝手が悪かったりします。有料のものは経済性を考えて選びたくないという人も多くいます。その点、ImgBurnは無料とは思えないほど簡単に使えて、また上級者でも満足できる機能をいろいろと搭載しています。無料とは思えない高機能性が高い評価を受けています。
ウイルスソフトなの?
ImgBurnについて調べていると、気になることが「ダウンロードしてインストールしたらPCがウイルスに感染した」という人がたくさんいることです。ImgBurnはウイルスソフトだと思ってダウンロードやインストールしない人が多いようです。
これはどういうことかというと、ImgBurn自体はウイルスソフトでも何でもありません。しかし、広告の代わりに余計なアドウエアのソフトウエアが同梱されていて、ImgBurnをインストールするときに一緒にインストールされてしまうのです。
ソフトの開発には経費も掛かるので、完全に無料での提供はできません。その代わりに広告代わりのソフトであるアドウエアを同梱することはよくあるのですが、そのアドウエアが勝手にPCの設定を変更してしまうことがあります。
Firefoxのホームページや検索エンジンを勝手に変更してしまう、という被害が多く見られます。これ自体には違法性はありませんし、アドウエアのインストール時にもユーザーの同意を得ていますが、よく理解していない人にはウイルスに思えてしまうようです。
この記事ではアドウエアが同梱されていない安全なImgBurnをダウンロードしてインストールする方法をご紹介していますので、この記事でご紹介している方法でぜひインストールしてみてください。
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ImgBurnの安全なダウンロード方法
ImgBurnを安全にダウンロードしてインストールする方法についてここから見ていきましょう。まずはダウンロードする方法です。
アドウエアを同梱していないサイトがある!
ImgBurnをダウンロードできるサイトはいくつかあるのですが、ほとんどのサイトがアドウエアを同梱しています。しかし、1つだけアドウエアを同梱していないImgBurnのダウンロードサイトがあるので、そちらからダウンロードするようにしましょう。まずはImgBurnの公式ページに入ります。
するとImgBurnをダウンロードできるミラーサイトが表示されています。その中の「Free-Codecs.com」をクリックします。Free-Codecs.comはアドウエアを同梱していないダウンロードサイトです。
「Free-Codecs.com」のページに入ったら、右上の「Download」をクリックします。しかしこのボタンだけではダウンロードできないので注意しましょう。
次に入ったページの「Download」をクリックすると、インストールファイルをダウンロードできます。
ImgBurnの安全なインストール方法
ダウンロードしたファイルは「ダウンロード」のフォルダに入っています。ダウンロードフォルダのこちらのアイコンをクリックするとインストールが開始されます。
ImgBurnのインストール用のプログラムが開いたら「Next」をクリックします。
利用規約への同意を求める画面が出てきます。日本語化はインストールした後ではないとできないので、ここは英語で進めます。「I accept the terms of the License Agreement」にチェックを入れて「Next」をクリックします。
「Next」をクリックして進んでいくとImgBurnをインストールするフォルダを指定する画面が出てきます。こちらはImgBurnを日本語化するときに、日本語化パッチを保存するのに必要な場所になります。デフォルトの設定で構いませんが、インストールフォルダの場所はメモ帳などにメモしておきましょう。
「Next」をクリックするといくつかページが出てきます。英語なので適当に目を通しながら「Next」を押して進んでいくとこのような画面が出ます。こちらは、新しいバージョンがリリースされたときに通知を受け取るかどうかという確認画面です。通知が必要なら「はい」、必要なければ「いいえ」をクリックします。
するとインストールが完了します。「Finish」をクリックして終了します。
ImgBurnの日本語化について
インストールが完了したら日本語化していきましょう。ImgBurnは英語のソフトなので日本語化しないとこのように英語で表示されます。英語に自信がある人はいいのですが、自信がない人は日本語化しましょう。
日本語化するためには日本語化するための日本語化パッチを作成して配布しているサイトがあるので、そちらから日本語化パッチを入手してインストールします。ImgBurnの日本語化パッチを配布しているのは日本語化工房さんです。こちらのページから日本語化パッチをダウンロードします。
日本語化パッチのダウンロードリンクをクリックします。
ダウンロードした日本語化用のファイルはZipファイルなので解凍します。解凍したらフォルダを開きます。先ほどImgBurnをインストールしたフォルダも開きます。ImgBurnのフォルダの中に「Language」というフォルダがあります。このフォルダに日本語化パッチのフォルダの中に入っている「Japanese.lng」というファイルを移動します。
日本語化するためにはPCの管理者権限が必要です。管理者のパスワードの入力を求められたら入力します。すると日本語化が完了します。
ImgBurnの使い方
ImgBurnを日本語化したら使いやすくなったので、実際にディスクを焼いていきましょう。ImgBurnの具体的な使い方についてこちらでは見てきます。
ImgBurnでできることには、ISOファイルをディスクに書き込んで映画や音楽のためのディスクを作成することと、ディスクをUSBメモリのように使って画像や文書ファイルなどを書き込む方法、それからディスクに書き込むためのISOファイルを作成することがあります。それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
ISOファイルを書き込む方法
ImgBurnの使い方ではISOファイルをディスク書き込む使い方があります。ISOファイルというのは、映画などのファイルを個別のファイルだけではなく一つのファイルとして書き込むために変換したものです。DVDやブルーレイに映画を書き込むときにはISOファイルにしてから書き込んだ方がいいでしょう。
ISOファイルを書き込む方法はまずは書き込むディスクをPCに挿入してから「イメージファイルをディスクに書き込み」をクリックします。
検索ボタンをクリックして、ディスクに書き込むISOファイルを選択します。
ISOファイルを選択したら書き込みボタンをクリックするとISOファイルが書き込みされます。
音楽CDを作る使い方
音楽CDを作る使い方もあります。音楽CDを作るときには「CD CUEファイル」を作成しなくてはいけません。音楽ファイルをISOファイルにしてしまうと、曲の順番が固定されてしまい、曲と曲の間が数秒空くだけですぐに次の曲が始まってしまいます。
頭出しや曲の検索ができなくなるので、音楽CDを作るときにはISOファイルの作成ではなく「CD CUEファイル」を作成します。「CD CUEファイル」の作成方法は「ツール」から「CD CUEファイルの作成」をクリックします。
CD CUEファイルの作成画面になるので、「レイアウト」にCD CUEファイルにする楽曲をドラッグして入れて「OK」をクリックします。
すると「CD CUEファイル」を保存する場所を選択します。保存場所を指定したら「OK」をクリックするとCD CUEファイルが作成されて保存されます。そちらをデータとしてディスクに書き込めば音楽CDを作れます。
ディスクにファイルやフォルダを書き込む方法
ImgBurnの使い方には、ISOファイルや音楽ファイル以外の、画像ファイルや文書ファイルやフォルダをディスクに書き込む使い方もできます。ファイルやフォルダを書き込む使い方は、「ファイル/フォルダーをディスクに書き込み」をクリックします。
書き込むディスクをPCに挿入して「入力元」にディスクに書き込むファイルかフォルダをドラッグして入れます。書き込みボタンをクリックすると、選択したファイルやディスクの書き込みが始まります。
ISOファイルを作成する方法
ImgBurnの使い方にはISOファイルを作成する、という使い方もあります。映画などのファイルをデータとして動画ファイルのままでDVDやブルーレイに書き込んでも、DVDプレイヤーやブルーレイプレイヤーでは作成できません。
自分でビデオカメラやスマホで撮影した動画ファイルをDVDやブルーレイに焼くときには、あらかじめISOファイルにしておく必要があります。ImgBurnを使えばISOファイルも作成できます。
ImgBurnでISOファイルにするためには「ファイル/フォルダーからイメージファイルを作成」をクリックします。
「入力元」にISOファイルに入れたいファイルやフォルダをドラッグして入れて、下の変換ボタンをクリックします。すると選択したファイルがISOファイルに変換されます。
ディスクをコピーする使い方
ImgBurnではCDやDVD、ブルーレイをコピーしてイメージファイルを作成することもできます。ディスクの種類が再度書き込みができるCD-RWやDVD-RWしか使えませんが、CDやDVDをコピーしたいときには便利です。ディスクをコピーしたいときには「ディスクからイメージファイルを作成」をクリックします。
PCに挿入されているディスクのデータがPCに読み込み可能であればImgBurnでISOファイルに変換できます。ぜひディスクをコピーしたい人は活用してみましょう。なお、コピーガードされているデータや、再度の書き込みができないCD-RやDVD-Rでは利用できません。
ImgBurnは便利なソフト!安全に使おう!
この記事ではImgBurnの使い方について詳しく見てきました。クラウドサービスや音楽や動画のストリーミングサービスがたくさん出てきたので、DVDやブルーレイを利用する機会もだんだんと少なくなってきました。しかし、手元に保存しておきたいものやテレビでDVDやブルーレイを見るときには、ディスクを作成した方がいい時もあります。
ImgBurnは日本語化する手間が少しかかります。しかし、ImgBurnは使い方もとても簡単でインストールから日本語化ができれば後は誰でも簡単に使えます。アドウエアなどの問題もありますが、この記事でご紹介した方法なら安全にダウンロードできます。ぜひImgBurnを安全にダウンロードとインストールして使いこなしてみましょう。
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