自転車ナビアプリのおすすめ11選!サイクリングに人気の無料アプリを比較!
健康や通勤・通学のための自転車でも、やがて遠くまで行きたくなります。しかしそうなると気になるのが道に迷うことですが、その不安はナビアプリで解消できます。しかも自転車ナビアプリによっては、ナビだけではなく消費カロリーやケイデンスのデータまで収集してくれるのです。
目次
- 1自転車ナビアプリの選び方は?
- ・初心者はルートの選択肢が多いものがおすすめ
- ・上級者は細かく計測データがとれるものがおすすめ
- ・ダイエットには消費カロリーが見えるものがおすすめ
- 2自転車ナビ無料アプリを比較【初心者におすすめ】
- ・自転車NAVITIME
- ・ルータン
- ・Googleマップ
- ・MAPS.ME
- 3自転車ナビ無料アプリを比較【上級者におすすめ】
- ・Runtastic
- ・Strava
- ・スマート・エクササイズ
- ・BikeComputer
- 4自転車ナビ無料アプリを比較【ダイエットにおすすめ】
- ・キョリ測
- ・Endomondo Sports Tracker
- ・Cyclemeter
- 5自転車ナビアプリを使う際の注意点
- ・バッテリー消費量
- ・パケット通信料
- ・音声ナビが有ると安全
- 6自転車ナビアプリでサイクリングのときにおすすめのグッズ
- ・スマホホルダー
- ・スマホバッテリーケース
- 7人気の自転車ナビアプリを無料で使ってみよう!
自転車ナビアプリの選び方は?
自転車に乗って、知らない土地をサイクリングするなら欠かせないのが自転車用のナビアプリです。通常の車用のナビアプリでも十分利用可能ですが、自転車用となると交通量の多い道を避けたり、自転車が苦手な坂道を除けたりといった自転車に適したコースを選択できたり、走行時間や走行距離、ケイデンスや心拍数まで記録できたりします。
とはいえ、人によってはそこまでの機能は必要ないこともあります。そこで本記事では、そうした自転車用ナビアプリの中から、無料かつ人気のおすすめアプリを比較してあなたに紹介します。そのためには、まず自転車用ナビアプリを大きく3つに分けますので、あなたがどのタイプなのかを選んでから、おすすめナビアプリの章に進んでください。
初心者はルートの選択肢が多いものがおすすめ
初心者は、なによりも新しい道、新しい場所にサイクリングするのが楽しいものです。そのため、初心者には行き先を指定すれば自動的にサイクリングのルートを指示してくれ、なおかつルートの選択肢が多い自転車用ナビアプリが人気です。
自転車用ではなくても、ナビアプリなら最短ルートを教えてくれますが、自転車が入れない自動車専用道路が含まれていたり、交通量が多すぎて自転車が走るには危険な道が含まれていたりしがちです。しかし、初心者に人気の自転車用ナビアプリなら、大通りを避けたり、サイクリングロードを優先したり、交通量や坂道が少ない道を選んだりできます。
特に坂道が多いと、クライマーを目指す上級者ならともかく、初心者にとっては疲れるだけでサイクリングが楽しくなくなる大きな要因となります。坂道の少ないルートを選べて、しかもルートの高低を表示できれば、坂に対する心構えもできて安心です。
上級者は細かく計測データがとれるものがおすすめ
自転車に乗り込んでいくと、分当たりのケイデンス(ペダルの回転数)や運動強度を量る心拍数などが気になりだします。それらを知ることで、高い運動強度を保ったトレーニングができるようになり、自分の走りを改善できるヒントが得られるからです。上図のアプリは、右端のタブでケイデンス、その左のタブでは心拍数を表示できます。
上級者に人気の自転車用ナビアプリを使えば、こうしたさまざまな情報を得られます。
ダイエットには消費カロリーが見えるものがおすすめ
サイクリングの主な目的がダイエットならば、消費カロリーが表示されるナビアプリがサイクリングの励みとなります。なかでもリアルタイムで消費カロリーを表示してくれるナビアプリなら、「あと1km遠回りして帰ろう」などと判断することもでき、人気の元となっています。
消費カロリーは、ナビアプリに年齢・体重・性別を登録するだけで自動的に計算してくれます。アプリによっては数値での表示のみならず、「ビール何杯分」などと食物換算で表示してくれるものもあります。しかしそれをいいことに、「これで安心してビールが飲める」など思っていると逆効果になりますので、注意してください。
自転車ナビ無料アプリを比較【初心者におすすめ】
まずおすすめするのは、自転車で走る道をナビすることに重点を置いた無料アプリです。ナビアプリなので道をナビするのは当たり前、と感じるかもしれませんが、上級者用はむしろ道をナビしてくれるよりもサイクリングの記録をとってくれる機能の方が比較的人気となる傾向があります。
自転車NAVITIME
無料で利用できる自転車NAVITIMEは、乗り換え案内や車用のルートナビで知られるNAVITIMEが自転車のサイクリング用に提供するナビアプリです。もともと車用のルートナビで鍛えられているだけに、ルート選択や案内にかけては、ほかの人気アプリと比較しても極めて多機能です。
基本機能
- ルート検索……7種類(無料で使えるのは推奨ルートの1ルートのみ。経由地指定も有料)
- 走行ログ………ルート・距離・高低差・消費カロリー(無料では使用不可)
- 音声ナビ………可能(無料版は毎月1回 or 月に10kmまで)
- オフライン……不可
- シェア機能……あり
有料コースは、iOSなら月額250円、180日1200円、365日2200円の3コース、Androidは月額300円の1コースのみです。なお、iOSなら30日の有料コース無料体験も可能です。
おすすめポイント
自転車走行中にナビを見続けるのは事故の元ですから、音声ナビが使えるのは(無料で使えるのはAndroidなら月に1回のみ、iOSなら10kmまでとはいえ)なかなかに役に立ちます。ルート選択には車用のナビで培った800万ものスポットのみならず、自転車用にサイクリングステーションやシェアサイクルのステーションも利用してルート検索ができます。
サイクリング用として、多摩川・荒川の両サイクリングロードやしまなみ海道、あるいは北海道などのモデルルートも表示してくれるのも便利です。有料になりますが、坂道を避けるルートや交通量が少ない裏通り優先ルートも検索できるので、特に初心者には安心です。
ただし、多くの便利機能が有料なので、まずは30日の無料体験を試してみるのがおすすめです。気に入れば365日、2200円のコースを選べば月額183円で利用可能ですし、冬や夏は自転車に乗らないのであれば月額コースがお得です。
ルータン
ルータンは、PCの地図サービス「ルートラボ」で作成したサイクリング用ルートをiPhoneで表示して、現在位置と照らし合わせてくれる無料の自転車用ナビアプリです。そのためナビアプリのルータンのみでのルート作成はできず、あらかじめPCやタブレットでルートラボにアクセスしてルートを作成するか、先人が作成したルートを利用することになります。
基本機能
- ルート検索……パソコンやタブレットで作成か先人のルートを検索
- 走行ログ………なし
- 音声ナビ………なし
- オフライン……不可
- シェア機能……なし
おすすめポイント
ルータンでは目的地や出発地を入力してのルート検索はできないものの、ルートラボにて自分で作成したルートやほかの人たちが登録したルートを利用したナビを行ってくれます。特に便利なのが目的地を指定した検索で先人が作ったルートを比較でき、サイクリングルートの距離やアップダウンを確認した上で、目的に合ったルートを選べるということです。
また、コースの高低図が表示でき、Yahoo!天気予報の雨雲レーダーで自転車の天敵である雨を避けられるのは非常に便利です。なにより、自転車のルート作成に慣れていない初心者が先人の知恵を借りられるメリットは大きいのですが、反面自作ルートの作成には、別途PCかタブレットでルートラボにアクセスしなければならないという手間がかかります。
加えて、2020年3月末日でルータンのルート表示の元になるルートラボが終了するため、それ以降はルータンが利用できなくなります。とはいえ、2017年8月の時点ではまだ半年以上先の話ですから、それまでにルータンを使って先人のルートをたっぷりと利用して、サイクリング用ルート作成のコツを掴むのがおすすめです。
Googleマップ
無料で利用するのであれば、使い慣れたGoogleマップをサイクリングに利用するのも悪くありません。ただし、Googleマップでは「地図の詳細」で自転車の選択肢はあるものの、日本では何も表示が変わりません。そのため、車か徒歩でのルート選択を利用することになります。
基本機能
ルート検索……3種類
走行ログ………なし
音声ナビ………可能
オフライン……可能
シェア機能……あり
おすすめポイント
車用のナビを使う場合には経路オプションで「高速道路を使わない」と「有料道路を使わない」を選べばほぼ大丈夫です。しかし、それでも無料の自動車専用道路を利用するルートが表示される場合がありますので、その場合は経由地を追加して自動車専用道路を避けるルートを設定しなければなりません。
徒歩用ナビは車用ナビと比較すると高低差なども考慮するため、より自転車向きではありますが、それでも歩道橋や階段が含まれることがありますので、注意が必要です。しかし、ルートさえ決まってしまえばナビ自体は音声ナビもある上に、途中で近くのコンビニを探したり、トイレを探したりもできるので非常に便利なため、幅広く人気のアプリです。
MAPS.ME
MAPS.MEは、基本がオンライン接続を要求するGoogleマップと違い、基本的にオフラインで地図を利用するタイプの無料の地図&ナビアプリです。事前にWi-Fi環境で地図をダウンロードしてルートを作成しておくことで、サイクリング中はネットにアクセスすることなくナビを利用できます。
オフラインで使えることと、自転車用のルートを検索できることで人気のナビアプリですが、自転車以外に徒歩や車、交通機関でのルート検索も可能です。
基本機能
- ルート検索……1種類
- 走行ログ………なし
- 音声ナビ………可能
- オフライン……可能
- シェア機能……あり
おすすめポイント
地図をあらかじめダウンロードしておけるので、通信料金が節約できるのが最大のメリットです。また、地図が本体にダウンロード済みなので、拡大縮小やスクロールが高速なのも魅力です。さらにGoogleマップと違い自転車用ルート検索ができるため、自動車専用道路に乗るように指示される心配もありませんし、優先的に自転車専用道路を案内してくれます。
音声ナビもあるので、安全に使用できる点も評価できます。反面、地図をダウンロードしておかねばならないので、ルート検索をするたびに地図が増えていきスマホの容量を圧迫する危険性があります。また、利用している地図がオープンソースのOpenStreetMapなので、Googleマップと比較して意外な場所の地図が正確ではない場合があります。
自転車ナビ無料アプリを比較【上級者におすすめ】
上級者用の自転車用ナビアプリは、ナビに比較して走行結果を記録することに重点を置いたものが人気です。そのため、実際に走った結果は非常に詳しく残るのですが、道を教えてくれるナビ機能は初心者向けのアプリよりも劣る傾向にあります。
Runtastic
Runtasticは各種ワークアウトの記録アプリシリーズで、そのうちのサイクリング用にあたるのがこのアプリです。「ロードバイク記録サイコンアプリ」(サイコンとは、各種サイクリングのログを取るサイクル・コンピュータのこと)の名前の通り、道をナビすることよりもどんな道をどんなペース・運動強度で走ったかを記録する方に重点が置かれています。
基本機能
ルート検索……可能(有料)
走行ログ………距離・時間・速度・高度・ペース・心拍数・ケイデンス
音声ナビ………可能
オフライン……可能(有料)
シェア機能……あり
おすすめポイント
ルート検索用としてはさほど役に立ちませんが、ログを取るという意味では最強に近いため、比較的上級者に人気のアプリです。走行中に走行時間や走行距離、消費カロリーや平均時速、ケイデンスなどが表示されるため、目標を持って走行するのに最適です。なお心拍数やケイデンスの計測には、別途自転車にセンサーを取り付ける必要があります。
音声ナビが使える有料版が500円と安く、しかも買い切りなのもおすすめポイントのひとつです。
Strava
Stravaは自転車だけではなく、ランニングやスイミング、ハイキングやジムなど運動全般の記録をとれることで人気のアプリです。また、特にユーザー同士のコミュニケーションに優れ、ルータンのようにほかのユーザーのルートを調べたり、そのルートでタイムを比較したりもできます。もちろん、ルートや高低、心拍数などの走行ログの記録もバッチリです。
基本機能
ルート検索……可能
走行ログ………距離・時間・速度・高度・ペース・心拍数
音声ナビ………可能
オフライン……不可
シェア機能……あり
おすすめポイント
サイクリングのログがしっかり取れるのは当然として、ユーザーのコミュニケーションが活発で、近所の自転車乗りとも知り合えるのが魅力のアプリです。さらに公開されているルートを利用したり、たとえば上りやダウンヒルの一部区間だけを取り出して、走行タイムを比較したりできるため、ユーザー同士がつながりやすくできています。
一人で走っていて物足りなさを感じるならこのアプリがおすすめです。
スマート・エクササイズ
シンプルな機能で、画面いっぱいに速度や移動距離を表示できるため、スマホを大画面のサイクル・コンピュータとして使えることで人気のアプリです。サイクリングのみならず、ランニングにも利用できます。
基本機能
ルート検索……なし
走行ログ………距離・時間・速度・高度
音声ナビ………なし
オフライン……不可
シェア機能……なし
おすすめポイント
ルート設定機能がない純粋な記録アプリです。しかし、地図や現在地は表示しますので、ある程度道を知っているのならナビとしては十分に使えます。
便利なのは画面いっぱいに速度や走行時間などを表示する機能で、シンプルなサイクル・コンピュータを大画面で再現してくれますが、心拍数などを表示する高性能のサイコンとは比較になりません。またこの画面では、スマホをインカメラ利用のバックミラーに変えられますが、正しく使うにはスマホの設置場所が限られるため実用的ではないのも残念です。
BikeComputer
こちらも初心者向けに紹介したナビアプリと比較して、ログ記録に寄ったタイプのナビアプリです。一応ルート作成は可能ですが、なぜか高速道路・有料道路を通りがちでそれらを避ける術がないため、現在地確認用としてしかナビは利用できません。しかし実際に走ったルートは記録されますし、各種走行ログもしっかりと取ることができます。
基本機能
ルート検索……可能
走行ログ………距離・時間・速度・高度
音声ナビ………なし
オフライン……可能
シェア機能……あり
おすすめポイント
有料にはなるもののオフラインマップが使えるのは便利です。また走行ルートやその際の標高もGPSでしっかりと記録されます。日本語表記が機械翻訳そのままのため、わかりづらいところも少なくありませんが、走行中にスリープ状態にならないので地図を見続けられ、その割にはバッテリー消費が少ないため、地味に人気のアプリです。
自転車ナビ無料アプリを比較【ダイエットにおすすめ】
自転車用ナビアプリをダイエットに利用するならば、なによりも消費カロリーを表示するアプリでなければなりません。
キョリ測
「地図をタップでかんたん距離計測」という名前の通り、直線距離やルートの距離を測り、徒歩やサイクリングでの所要時間や消費カロリーを食べ物の量で表示することで人気のアプリです。無料では直線でしかルートを作成できないので、小まめにポイントを作成しなければなりませんが、320円の課金で道沿いに自動でルート作成してくれます。
基本機能
ルート検索……3種類作成可能。自動検索はなし
走行ログ………なし
音声ナビ………なし
オフライン……不可
シェア機能……あり
おすすめポイント
基本はルート作成用のアプリです。いろいろなサイクリングコースを作成して、距離や標高を確認し、消費カロリーを予想するのに向いています。実際にサイクリングに使うとなると、現在地の確認に現在地ボタンのタップが必要なためルートナビとしては少々不便ですし、走行ログは記録されないため、実際の運動結果からの消費カロリーも表示されません。
散歩やジョギングに使う方に比較的向いているので、散歩を主として、たまにサイクリングする、という使い方がいいでしょう。
Endomondo Sports Tracker
「GPSトラッカー」の名前の通り、キョリ測とは逆に走行ログが充実したアプリです。ルート作成はできませんが、走行ログは心拍数やケイデンス、消費カロリーも含めて記録されます。サイクリングだけではなく、ランニングやスキーなどにも対応しており、自転車もスポーツバイクか普通の自転車かマウンテンバイクかによって消費カロリーなどが変化します。
基本機能
ルート検索……なし
走行ログ………ルート・距離・時間・速度・心拍数・ケイデンス・消費カロリー
音声ナビ………なし
オフライン……不可
シェア機能……あり
おすすめポイント
ルート設定しての音声ナビはありませんが、GPSで計測して一定距離ごとに何km走ったか音声で知らせてくれます。またインターフェースがシンプルで、ボタンが大きく操作しやすいのも、サイクリング中の操作には便利です。
会員登録が必須ですが、その代わりにWebにデータが蓄積されるので、パソコンやタブレットの大きな画面で毎日の運動結果を確認でき、ほかのユーザーのデータとも比較できるのが人気のアプリです。
Cyclemeter
すべて情報をWeb上にあげるEndomondoとは対照的に、すべての情報をスマホ内に記録するタイプのGPSロガーです。こちらもルート作成はできませんが、走行ログは心拍数やケイデンス、消費カロリーも含めて記録され、サイクリングだけではなく、ランニングやスキーなどにも対応しています。
基本機能
ルート検索……なし
走行ログ………ルート・距離・時間・速度・心拍数・ケイデンス・消費カロリー
音声ナビ………なし
オフライン……不可
シェア機能……あり
おすすめポイント
過去に走ったコースで、過去の自分と競争できるので、力を付けたことを実感しやすいメリットがあります。また今いる位置を家族や友人に自動的に送信でき、返事を読み上げてもらえるので、自転車を漕ぎながら周囲とつながれます。さらに有料ですがGPSで停止している時間を記録から削除できるので、信号待ちなどを含まない正味の運動時間を計れます。
無料でも十分に利用可能ですが、年額1020円の課金でケイデンスや心拍数なども記録できるようになり、走行中に距離や時間、速度などの情報を音声で知らせてくれますし、ほかのユーザーの走行記録を参考にしたり、そのデータと競争して音声でその記録との差を教えてくれたりもできます。もちろん消費カロリーもリアルタイムで表示されます。
自転車ナビアプリを使う際の注意点
ここまで紹介してきたように、サイクリングをする際には自転車用ナビアプリが非常に便利です。しかし、自転車用ナビアプリを使うことによるデメリットや事故の危険性も存在します。
バッテリー消費量
自転車用ナビアプリを使うと、サイクリングの最中はほぼずっと画面を表示させたり、GPSを作動させたりしているため、どうしてもバッテリーの消費が激しくなります。また夏の盛りや冬の冷え込み時には、バッテリーの放電効率が落ちていっそうバッテリーの持ちが悪くなる場合もあります。バッテリー残量には常に気をつけてください。
パケット通信料
オフライン運用できる自転車用ナビアプリならいいのですが、そうでない場合は自転車で移動するたびに地図の読み込みが発生します。そのため予想以上に通信料が増大しがちです。特に迷いやすい交差点などで地図の拡大・縮小を繰り返すと、そのたびに地図のリロードが行われますので注意が必要です。
とはいえ、すべては命あっての物種ですから、パケット通信料をケチって自転車用ナビアプリの画面を消してしまって道に迷っては本末転倒です。
音声ナビが有ると安全
車用のナビアプリと同様に、スマホのナビを見ていて前方不注意になるのは非常に危険です。そのため、できれば音声ナビのある自転車用ナビアプリの使用をおすすめします。
自転車ナビアプリでサイクリングのときにおすすめのグッズ
前章でお伝えしたバッテリー消費量の問題と安全性の上から、自転車用ナビアプリを使う上でおすすめというレベルを超え、必須アイテムと化しているふたつのグッズを紹介します。
スマホホルダー
【自転車ライフのお供】
— バニラさん@エステティシャン (@vanilla_beau8y) July 10, 2019
私は自転車人なのですが、、、
こんなものを見つけました🤓
自転車にスマホホルダーを装着❣️
方向音痴な私は、これでスマホナビを見ながら運転できます♪
こんな便利アイテム一つで自転車ライフも世界が広がるわぁ💕
どこまででも行ける予感😍 pic.twitter.com/BR4hEaW494
スマートフォンを持ちながらの片手運転は、道路交通法第70条、71条の違反により、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金となっています。ましてやこれが原因で事故を起こせば、10対0の事故責任を問われかねません。かといって、ナビを確認するたびに自転車を停めていてはサイクリングが捗りません。
そこで、自転車用ナビアプリを使うときの必須アイテムとしておすすめするのがスマホホルダーです。ただし、ものによっては振動でスマホが落ちたり、突然の雨でスマホが浸水したりする可能性があるので、スマホがしっかりと固定できて保護もしてくれるものを見つけてください。
スマホバッテリーケース
ポケモンGOの為にチャリ用のスマホホルダーを買って取り付けましたバッテリー内臓で4200円でした。因みにチャリは妹の奴です。許可取って借りてます。35.000円位の割かしいい折り畳み自転車です。スマホホルダーは15分ほど回ってきましたがイイ感じです。 pic.twitter.com/XxlsHNIHxF
— 新人YouTuberつかぽんゲーム、自作PCの部屋 (@oU6fYTEZuM0BZMR) August 1, 2019
スマホホルダーと並んで自転車用ナビアプリ利用の際に必須アイテムとなるのが、モバイルバッテリーケースです。サイクリングの最中は、先にも記したようにバッテリーに負担がかかります。そのため、必ずモバイルバッテリーを併用する必要があります。しかし、普通のモバイルバッテリーでは、どこにモバイルバッテリーをセットするかが問題になります。
わざわざスマホをスマホホルダーにセットしたのに、モバイルバッテリーを持って片手運転していては本末転倒です。そこでおすすめするのが、スマホと一体化するスマホバッテリーケースです。これをつけたスマホをホルダーに付ければ万全となります。また、バッテリーが一体化したスマホホルダーもありますので、こちらを使うのもおすすめできます。
人気の自転車ナビアプリを無料で使ってみよう!
以上、全10本の自転車用ナビアプリを紹介しました。一口にナビアプリと言っても、ルートを作成して音声でナビしてくれるものもあれば、ルート作成やナビはなしで現在地を教えてくれるだけで、その代わりに実際に走ったルートや、その際の各種データを記録してくれるものなど、その中身はさまざまです。
あなたが求める自転車用ナビアプリは、道を教えてくれるものなのか、それともルートを作成するものなのか、あるいは走行結果を記録してワークアウトの記録や参考にするのかによって変わってきます。本記事を参考に、あなたに最適の自転車用ナビアプリを見つけてください。