アニメを見放題できる動画配信サービス10選を比較![作品数/料金/特徴]
自分の好きな時間に好きな番組だけを視聴できる動画配信サービスが人気です。アニメに関しても同様に、各社それぞれ作品数や見放題、料金などサービスを競っていますが多すぎて比較が難しい所です。そこで今日はアニメを見放題できる動画配信サービス10社を比較紹介します。
目次
- 1アニメが見放題の動画配信サービスを比較!
- ・各サイトの簡易比較表
- 2動画見放題サービスの種類比較
- ・月額定額見放題
- ・都度課金&視聴時間制限型
- ・都度課金型
- ・広告運用型無料型
- 3動画見放題サービスの比較するポイント
- ・アニメを見れる期間
- ・ダウンロードの可否
- ・視聴料金は有料か?
- 4アニメが見放題のサービス比較
- ・U-NEXT ~作品数がダントツ!~
- ・TSUTAYA TV ~レンタルと配信のいいとこどりができる~
- ・Hulu ~見逃し配信が手厚い~
- ・Paravi~幅広いジャンルをカバー~
- 5コスパがいいアニメ見放題サービス
- ・Amazon プライム・ビデオ
- ・dTV
- ・dアニメストア
- ・ビデオパス
- ・バンダイチャンネル
- ・アニメ放題
- 6アニメ見放題サービスを比較検討しよう!
アニメが見放題の動画配信サービスを比較!
動画配信サービスの人気は加速の一途をたどっています。配信内容も幅広く数多くのジャンルを取り揃えているもの、特定のジャンルに特化したもの、利用料金の安いものなど、各サイトがそれぞれ特徴のあるサービスを展開しています。そこで今回はアニメの動画が見放題というサービスに限定して、各動画配信サービスを比較していきます。
各サイトの簡易比較表
簡単に動画配信サービス名、月額利用料や一番大事な見放題アニメの作品数を一覧にしました。後ほどそれぞれのサイトについて特徴など詳しく紹介していきます。
サービス名 | 月額料金(税抜) | 見放題アニメ作品数 | 無料期間 |
U-NEXT | 1,990円 | 約2,100作品 | 31日間 |
TSUTAYA TV | 933円 | 約180作品 | 31日間 |
Hulu | 933円 | 約750作品 | 2週間 |
Paravi | 925円 | 約50作品 | 30日間 |
Amazonプライム・ビデオ | 500円 | 約980作品 | 30日間 |
dTV | 500円 | 約680作品 | 31日間 |
dアニメストア | 400円 | 約2,780作品 | 31日間 |
ビデオパス | 562円 | 約400作品 | 30日間 |
バンダイチャンネル | 1,000円 | 約1,700作品 | 支払い方法による |
アニメ放題 | 400円 | 約1,800作品 | 30日間 |
動画見放題サービスの種類比較
アニメ動画配信サービスには色々な料金プランがありますので、それぞれ解説していきます。
月額定額見放題
1ヶ月のサイト使用料が固定になっていて、サービス利用者は毎月決まった額を払うことで動画などを回数に関係なく視聴できる料金形態です。動画を見れば見るほど1本あたりの単価は安くなります。ですが見放題といってもサイトによって見放題用の作品が決められていることが多く、新着のアニメ動画は別途追加料金が必要で月額見放題+都度課金という形式をとるサイトも多くあります。
全作品数が多くても見放題に設定してある作品数が少なかったり、細かく制限されていたりするために、月額+都度課金というパターンで料金を払っている人もいます。
都度課金&視聴時間制限型
見たい作品ごとに料金を払い、視聴可能な時間が決められているものです。レンタルビデオ屋と仕組みは同じです。それほど頻繁に動画サイトを利用しないけれど月に数回見たいアニメ動画があるという人は、月額定額見放題プランよりも都度払った方がサイトによっては利用料が安くなる場合があります。
都度課金型
もう1種類の都度課金型は、購入するタイプのものです。動画データを購入し、期限を気にすることなく何度でも見られるタイプのサービスです。都度課金&視聴時間制限型とセットになっていることが多く、例えばレンタル\250/購入する\1,000などと記載されていることがよくあります。
広告運用型無料型
無料配信サービスを行っているサイトのタイプです。広告を掲載することでサービス提供側が収入を得られるため、利用者は課金せずに動画を視聴することができます。一番有名なYouTubeやニコニコ動画などはこの広告運用型無料型に属します。
動画見放題サービスの比較するポイント
各サイトが提供する動画見放題サービスでは、掲載している作品数やアニメのジャンルの他に比較するポイントがあります。
アニメを見れる期間
見放題サービスは、基本的に見放題できる期間や作品数が決まっています。新たに配信作品が追加されれば、その分配信停止になる作品もあります。また、配信の期間は作品によって違っている事が多く、新しいアニメは配信期間が短い傾向にあります。
ダウンロードの可否
動画配信サイトのダウンロードには2種類のダウンロードがあります。1つ目はサービスの種類でお話しした「都度課金」でのダウンロードです。これはアニメの動画データを購入して自分の端末へダウンロード保存するのでネットに接続していなくても、いつでも何回でも期限を気にせず見放題です。2つ目のダウンロードは、保管という言い方の方が分かりやすいものです。
ほとんどの動画配信サービスでは「ダウンロード可能」と謳っていますが、これはサイト上に保管しておく、という意味のものになります。そのため保管できる本数が決まっていたり、保管しておける期間が決まっていたり、再生回数が決められてるなど、ずっと永遠に視聴できるというものではありません。
またこのダウンロード保存の場合はサイトから退会すると保存していた動画もサイト上に保管していただけなので見ることができなくなります。また、最新作の場合ダウンロード保管できないことがほとんどです。
視聴料金は有料か?
日本国内のアニメ動画配信サービスはほとんどが有料サイトです。ほとんどというのは、まれにYouTubeなどにアニメの公式サイトが動画をアップしていることがあるからです。ただ放送されたアニメ作品を全話視聴したい、過去のアニメ映画を観たいといった場合、有料の動画配信サービスを利用することになります。
どの動画配信サイトもある程度無料期間を設定しており、動画を無料で見る方法としていろいろネット上で紹介されていますが、それはあくまでお試し期間という設定で、そのお試し期間・回数が終われば有料です。
アニメが見放題のサービス比較
では具体的に動画配信サービスサイトの特徴などを比較していきましょう。
U-NEXT ~作品数がダントツ!~
幅広いジャンルと作品数が特徴の有料動画配信サービスです。日本国内・海外の映画やドラマ、子供向け、アニメと偏りなく提供されていますので、その日の気分で色々なジャンルを楽しみたい人におすすめの動画配信サイトです。また、作品によってはアニメ動画とその実写版を比較して見るといった楽しみ方も可能です。【全作品数約90,000本・全見放題作品数26,440本、見放題アニメ2,100本、月額1,990円(税抜)】
TSUTAYA TV ~レンタルと配信のいいとこどりができる~
おなじみTSUTAYAの有料動画配信ストリーミングサービスです。TSUTAYA TVを利用するメリットはTSUTAYA DISCASというDVDのネット宅配レンタルと併用できることやそのためポイントを貯められ、他のTSUTAYAサービスに使える点です。ただし、アニメ動画の見放題に関してだけ見ると、取り扱いアニメ作品数2,400本に対して見放題が180本と、アニメ動画全体の10%に満たない作品数しか見放題で見られません。
残りは都度課金なのでアニメ動画だけを見放題で楽しみたいという人は無料お試し期間中によく考えた方が良いでしょう。【全見放題作品数約3,800本・見放題アニメ約180本、月額933円(税抜)】
Hulu ~見逃し配信が手厚い~
Huluは2014年から日本テレビグループの傘下に入ったため、有料動画配信サービスの中でも日本テレビ系列のドラマやアニメに強いという特徴があります。また他の動画配信サービスのように、この動画は都度課金、この動画は観放題などと区分けされておらず、Huluが配信する動画はすべて見放題というシンプルな料金体系です。
アニメ動画の取り扱い作品数は他に比べて少ないのですが、見逃し配信サービスに力を入れており、他のサイトでは最新話は別途課金が必要なサイトが多い中、月額料金だけで放送中のアニメが見られるのはとても助かりますし、2018年7月よりダウンロード保管サービスも開始されました。(保存は最大25本、視聴期限30日以内)【全見放題作品数約50,000本・アニメ約750本、月額933円(税抜)】
Paravi~幅広いジャンルをカバー~
ParaviはTBS・テレビ東京・WOWOWなどで立ち上げられた有料動画配信サービスです。そのためTBSやテレビ東京のドラマやアニメが充実しているのが特徴です。見放題のアニメ作品数が他サイトと比較して少なく感じるかもしれませんが、アニメ動画の取扱量は年々増え続けており、また、配信されているアニメがTBSとテレビ東京のアニメなので充実度が他サイトとは違います。【全動画作品数8,000本、見放題アニメ50本、月額925円(税抜)】
コスパがいいアニメ見放題サービス
ここまでは日本でも大手と言われる動画配信サービスを紹介してきましたが、ここからは有料でも見放題アニメの作品数からみてコスパが良いとされているサイトを紹介していきます。
Amazon プライム・ビデオ
Amazon プライム・ビデオはamazonのプライム会員の特典の一つとして運営されている有料の動画配信サービスです。Amazonプライム・ビデオの場合、ダウンロード保存できる動画数は最大で25本まで、視聴は48時間以内、保存可能期間は30日間となっています。また画質が3段階から選べるので自分の状況によって画質を選択できるのが面白いところです。【全動画作品数35,000本以上、見放題アニメ980本、月額500円(税抜)】
dTV
dTVはdocomoが運営する有料動画配信サービスです。以前はdocomoユーザー専用の有料サービスでしたが、docomoのケータイ回線を持っていなくても会員登録・サービスの利用が可能になっています。dTVの特徴は国内外のドラマ、映画、バラエティ、音楽、そしてアニメと幅広く18ジャンル12,000作品の動画が見放題だということです。そのうち、アニメの見放題は約680本ですが、人気作品やキッズ向けが充実しています。
有料サイトなので毎月の料金が発生しますが、docomoのケータイ回線を持っていない場合、支払い方法がクレジットカードのみとなっています。【全動画作品数12,000本、見放題アニメ680本、月額500円(税抜)】
dアニメストア
dアニメストアもdTVと同じくdocomoが運営する有料動画配信サービスですが、dアニメストアはサイト名から分かる通り、ジャンルはアニメとアニメ関連に特化しています。アニメ動画だけでなく、アニソンライブや2.5次元ミュージカルなども配信も行われています。冒頭の「各サイトの簡易比較表」でも分かるように、今回比較しているアニメ動画配信サービスの中で一番の配信作品数を誇るサイトです。
ただし、dTV同様に、docomoのケータイ回線を持っていない場合会員登録は可能ですが、支払いはクレジットカードのみとなっています。【全動画作品数約2,780本、見放題アニメ2,780本、月額料金400円(税抜)】
ビデオパス
ビデオパスはKDDIが運営する有料動画配信サービスです。そのためauユーザーには支払い方法によってはポイントが貯まりますが、料金はauのユーザーか否かは関係なく一律設定されています。以前、KDDIはアニメパスという動画配信サービスを行っていましたが、2016年にアニメパスを終了させ、その代わりにジャンルを拡大したビデオパスの運営を始めました。
つまり本来アニメ専用動画配信サイトだったためアニメの充実度は高く、実際のビデオパスユーザーの40%はアニメ動画を視聴しています。【全作品数約10,000本、見放題アニメ約400本、月額料金562円(税抜)】
バンダイチャンネル
サイト名からも分かるように、バンダイが提供する有料動画配信サービスです。比較表でみるように、作品数に比べて料金が高いと感じるかもしれませんが、他のサイトでは配信していないアニメ動画が沢山あり、他との差別化が図られています。
例えばバンダイチャンネルのガンダムシリーズの作品数は群を抜いてダントツ1位ですし、「ラブライブ!」「うたの☆プリンスさまっ♪」「ドリフェス!」など人気のアイドルアニメも充実しています。【全作品数3,900、見放題アニメ1,700本、月額料金1,000円(税抜)】
アニメ放題
最後はスマホ3大キャリアの最後の1つ、SoftBankが提供する有料動画配信サービスです。サイト名の通り、アニメに特化した配信サービスで料金形態はシンプルに月額見放題のみとなっています。
このアニメ放題の特徴としては、アニメ好きにはたまらない、アニソンのバックグラウンド再生機能があることや、アニメの声優が作品を紹介する「アニメラジオ」の配信サービスもあります。【全作品数約1,800本、見放題アニメ1,800本、月額料金400円(税抜)】
アニメ見放題サービスを比較検討しよう!
動画配信サービスを比較検討する際は、サイトで配信している全作品数ではなく、自分が見たいアニメの見放題がどれだけ充実しているかで選ぶのがポイントです。じっくり比較検討して納得の行くサイトを選びましょう。