ヤフオク!出品画像・写真のサイズの変更方法！撮り方のコツや編集ソフトも紹介

ヤフオク!に出品したのに、アップロードした商品写真の画像がおかしくなってしまった、という声が度々聞かれます。商品写真の画像がおかしくなってしまった理由というのは、アップロードした写真のサイズのルールを守らなかったためです。この記事では、ヤフオク!の命とも言える商品画像のサイズについてくわしく解説します。

ヤフオク!では商品ページに掲載する写真や画像にはいくつかルールがあります。購入希望者がヤフオク!で落札してくれるかどうかは、写真や画像の情報がとても重要な事は今でもありません。このルールを守らずにアップロードしてしまうと、画像が正しく表示されなくなるので注意しましょう。

まず、ヤフオクでは画像全体のサイズは1枚につき5MBまでと決められています。高画質なデジカメで撮影した場合には、5MBではとてもサイズが収まりきりません。

5MBでは不満だという声も多くなっていますが、ヤフオク!のルールが5MBと決められているので、5MBを超える画像はアップロードできません。5MBにサイズを変更するようにしましょう。

ヤフオク!にアップロードできる画像の形式は、「JPEG」もしくは「GIF」のみの画像となります。他のファイル形式ではアップロードできないので注意しましょう。

ヤフオク!にアップロードできる画像の解像度は長辺が1200ピクセルまでです。それ以上の解像度になる場合には、1200ピクセルを超えているサイズの下か左が自動的に切り取られてしまうので注意しましょう。

ヤフオク!でアップロードできる商品画像の枚数は1回の出品につき10枚までです。

ヤフオク!では10枚まで写真を掲載することができますが、もちろん同じ写真を10枚設定するわけではありません。掲載する写真にはそれぞれ役割を持たせるように設定することが大切です。

1枚目にアップロードする写真は、アイコンとして使用される写真になります。検索結果やカテゴリ一覧から、入札しよかどうしようか迷っている人に、商品ページに入ってもらえるかどうかは1枚目のアイコンの画像にかかっていると言ってもいいくらいです。1枚目の写真は特に見栄え良く、印象的な写真を用意するように気を付けましょう。

2枚目から10枚目は、具体的な商品説明をするために利用します。1枚目とは違う角度から撮影した写真や、内部の写真、傷や故障などの不具合がある場合には、そちらを説明するための写真として利用します。

10枚全てを利用する必要はないので、数枚分残しておいて、質問を受けた時にその部分の写真を追加出来るようにしておくこともできます。

ヤフオク!で出品する商品の画像の写真サイズを変更する方法について具体的に見ていきましょう。

画像を編集してサイズを変更できるソフトにはいろいろなものがありますが、Windowsに標準搭載されているソフトのペイントで十分に対応できます。こちらでは、ペイントを使って画像サイズを変更する方法について見ていきましょう。

ペイントを使って、画像のサイズを変更する手順について見ていきましょう。ペイントを開いたら「貼り付け」の「▼」をクリックして「ファイルから貼り付け」を選択します。

するとPCに保存してある画像ファイルを選択できるので、サイズを変更したいファイルを選択してペイントに呼び出しておきます。

サイズを変更する方法です。ペイントに画像を貼り付けたら「サイズ変更」をクリックします。

画像の一辺の最大サイズは1200ピクセルで、基本的に縦横比が3：4の横長なので、そのサイズに合わせてサイズを変更して設定していきます。「ピクセル」にチェックを入れて、水平方向に「1200」と入れます。この時に「縦横比を維持する」にチェックを入れていないと、縦のサイズが変更されずに商品画像がゆがんでしまうので注意しましょう。

横のサイズを変更して1200ピクセルにできたら、「OK」をクリックします。すると変更された画像サイズに設定されました。次は縦横比を3：4に設定していきます。縦：横が3：4で横が1200ピクセルであったら、縦は900ピクセルにしなくてはいけません。

縦方向が900ピクセルよりも大きい場合には、アップロードした時に下の方が切り取られてしまいます。商品が画像の中心に来るようにちょうどいいサイズに上と下を切り取りましょう。「ペイント」の「選択」をクリックして、切り取りたい範囲をドラッグして指定します。

この時に、指定している範囲のサイズが下に表示されるので、縦方向が900、横方向が1200以内に収まるように注意しながら切り取る範囲を指定します。

切り取る範囲を指定したら、「トリミング」をクリックします。すると選択した範囲に画像が切り取れます。

画像のサイズを変更できたら、「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックして、ファイル名を付けて保存します。保存せずにペイントを閉じてしまったら、消えてしまうので注意しましょう。

ヤフオク!の商品写真の画像サイズを変更するのに、他のソフトを使うこともおすすめです。こちらでは、おすすめの他のソフトをご紹介します。

こちらのソフトには、ペイントにはないエフェクターやブラシが色々と用意されている点がおすすめポイントです。画像を細かく修正したい人におすすめです。

こちらのソフトは、ペイントと同じような使い勝手で利用出来るので、画像編集の初心者の人でも使いやすい点がおすすめです。初心者でも使えるのに、ペイントよりも多くの機能を持っているので、GIMPは使いこなせないけれどもペイントでは物足りないという人におすすめです。

こちらのソフトがおすすめな点は、レジストリを利用しないので、軽い動作で利用できるという点です。大きな画像の編集はできませんが、4500ピクセルまで対応出来るので、ヤフオクの商品画像には十分に利用できるソフトです。

ヤフオク!の商品画像を撮影するコツや、サイズを抑えて撮影するコツについて見ていきましょう。

商品画像を撮影するときには、できるだけフラッシュを使わずに自然光で撮影するようにしましょう。プロの撮影技術を持たない場合、カメラのフラッシュを使ったり、蛍光灯などの光の下で撮影してしまうと、画像に余計な光の反射が映ってしまうことがあり、商品の状態を正確に伝えられなくなることがよくあります。

日当たりの良い場所で撮影すれば、一般的なデジカメやスマホでも十分に綺麗な写真を撮影できるので、出来る限り自然光で撮影するように心がけましょう。

背景は、できるだけ白い背景をおすすめします。白い商品の場合には、その商品が映える色に変更することも大切です。背景が商品と同系色だと、商品の状態が良く画像から伝わらなくなってしまいます。

商品をより印象づけるためには、より商品が映える背景を選択することが大切です。白一色の商品でなければ、白い背景ならほとんどの商品が映えるので、特に白い背景がおすすめです。

ヤフオク!の商品画像を撮影するときに用意しておくと便利なものには次のようなものがあります。

出品する商品が多い場合には、小物の撮影に使えるコンパクトスタジオを用意することをおすすめします。Amazonや楽天で4,000円程度で購入できます。ライトニングや背景画像なども簡単に設定できて、写真撮影のプロでなくても、プロなみの商品画像が撮影できると話題です。

写真を撮るときに、どうしても手ブレしてしまいうまく撮影できないことがあります。商品画像をきれいに撮影したいのであれば、三脚を使った方が確実に綺麗な写真を撮影できます。スマホ用の三脚も色々と販売されているので、スマホで撮影する人もぜひ三脚を用意しましょう。

自宅で商品画像を撮影する場合には、壁や床が背景になってしまいがちです。家の不用品をたまに出品するであれば、まったく問題はありませんが、ビジネスとして長く続けていくようであれば、それでは食としての信用度を獲得できません。

商品に合わせて背景を変更できるように、背景マットや布を用意しておくと、よりプロが撮影したような写真を簡単に用意することができるようになります。

デジカメ撮影しても、スマホで撮影しても、写真のサイズを5MB以内、1200ピクセル以内のサイズにするのには、後から画像のサイズを変更しなければいけません。大量に出品をしている人にとっては、この手間をできれば省きたいところです。

あとから画像サイズを変更しなくても良いように、撮影段階で容量を抑えて撮影することも可能です。デジカメもスマホも、最初から画像サイズを1200ピクセル×900ピクセルに変更しておくと、ヤフオクに最適化された画像を撮影することができるようになります。

デジカメでの設定方法は、デジカメの機種によって違うので説明書で確認してください。Androidスマホは、標準搭載されているカメラを立ち上げてアプリの中にある歯車マークをタップすると、撮影する写真の解像度を設定できます。こちらでヤフオクで利用できる解像度に設定してから撮影しましょう。

この記事では、ヤフオク!の画像サイズについて詳しく見てきました。ヤフオク!では購入希望者が入札するかどうかを決める一番の決め手は画像の印象です。いい画像を掲載できるかどうかで、入札してもらえるかどうかが大きく変わってきます。

サイズを間違えると、画像がおかしくなってしまいます。サイズのルールに気を付けて、商品を探している人の印象に残る選んでもらえる写真を掲載できる様に心がけましょう。