短縮URLをbit.lyで作成する方法!使い方と注意点やURLの戻し方も紹介!
長いURLを短縮してまとめたいときにはクラウドサービス「bit.ly」を使用して短縮できます。当記事では、クラウドサービスである「bit.ly」の使い方を解説します。URLを短縮する方法、使い方と注意点、短縮したURLの戻し方などをご紹介します。
目次
URL短縮サービス「bit.ly」とは?
「bit.ly」とはURLを短縮できるクラウドサービスです。Twitterなどで、URLが100文字以上もあり、共有しづらいときなどに「bit.ly」を使って20文字程度にURLを短縮する事ができます。また、短縮したURLをカスタマイズして好みの文字列に編集したり、URLのクリック率などをチャート形式で確認できます。
短縮URLを作成する方法
1.「bit.ly」ホームページの使い方は「bit.ly」サイトホームページを開いた画面で、下部の[Shorten your link]に短縮したいURLを入力して、[Shorten]をクリックして短縮できます。URLを短縮するだけならログイン不要です。
URLを短縮!「bit.ly」の使い方
URL短縮のみしたい場合は「bit.ly」のホームページ下部にURLを打ち込むだけで可能です。「bit.ly」にログインすることで、短縮したURLの利用状況やクリック率などをチャート形式で確認できる機能が使えるようになります。
有料のEnterpriseプランにアップグレードすることで、短縮URLの発行上限が増えます。作成した複数のURLのエンゲージメントを比較できるONEVIEW機能や独自ドメインでカスタムリンクを作成したりすることなどができるようになります。
bit.lyにログインする方法
1.「bit.ly」サイトホームページの画面で、右上の[Signup]をクリックします。「bit.ly」の新規アカウントを登録・作成したら、[Login]をクリックして既存の「bit.ly」アカウントで[SIGN IN]します。
新規アカウントの登録・作成方法にはメールアドレスか、Google、Facebook、Twitterのアカウントで作成、サイトにログインできます。
短縮したURLの文字列をカスタマイズする方法
1.作成した短縮URL一覧から文字列をカスタマイズしたい短縮URLの[EDIT]を選択します。
2.[COSTUMIZE BACK-HALF]の欄に好みの文字列を入力して作成されたURLをカスタマイズできます。
bit.lyの利用状況を確認する方法
短縮したURLの利用状況はチャート形式で確認できます。[Hide Chart]でチャートを閉じ、[Show Chart]で利用状況のチャートを表示します。右上の表示のカスタマイズでチャートを表示する期間や短縮してカスタムしたURLなどの表示設定ができます。
Enterprise版「bit.ly」OneViewで複数のURL利用状況を見る方法
「bit.ly」で複数のURLを1つにまとめる使い方は有料のEnterprise版の機能を使用します。Enterprise版へのアップグレードでDASHBOARD機能などが使用でき、生成出来るBintLinkの上限も増やすことができます。以下はVimeoでのBitlyの公式アカウントの動画リンクです。
One Viewを使用したマーケティングの際などに、複数のチャネルの状況を追跡する方法やそれらの使い方や手順を解説しています。
1.DASHBOARD画面を表示して、メニューから[CAMPAIGN]をクリックし新規にキャンペーンを作成。2.タイトルを入力します。TwitterやFacebookなどのマーケティングチャネルの中から状況を見たい、追跡したいものを検索し追加し、[ADD BITLINKS]をクリックします。短縮前URLをペーストし、[CREATE]をクリックして、bitlnkを作成します。
以上の操作で各チャネルのBITLINKが生成されました。左上のDASHBOARDを含むドロップダウンメニューから、ONEVIEWを選択すると、選択したチャネル各々の利用状況を一目で確認できます。各チャネルに対して、UTMパラメータ(URLの利用数を解析するために挿入する文字列)は自動で作成されます。アップグレードするには公式サイト内の[GetEnterprise]から契約画面に進みましょう。
URLをキャンペーンに追加する際の使い方は、①追加するURLを選択して、②[EDIT]をクリックします。キャンペーンフィルターが表示されるので追加先のキャンペーンを選択し、[Finish]で追加できます。ONEVIEWでキャンペーンのグラフなど、複数のチャネルのエンゲージメントを一度に比較、表示可能です。各々のリンクからの流入数などを比較できます。
短縮URLを非表示にする方法
1.「bit.ly」で作成した短縮URLを非表示にする際の使い方は、短縮URL作成一覧の中から、非表示にしたいURLの[EDIT]をクリックします。
2.作成したビットリンクの編集画面が表示されます。①[Hiden Link]をクリックします。次に、②[CONFIRM]をクリックすることで非表示にできます。
短縮したURL一覧から、先ほど[Hidden Link]したスレッドが削除されていることを確認して完了です。
また、①チェックボックスにチェックを入れ、②[Hide]→③[CONFIRM]とクリックすることで一括で作成URLを隠すことが可能です。一度作成されたURLは削除ではなく隠す扱いになります。再表示したい場合は、作成URL一覧をクリックして、[EDIT]→[SHOW LINK]をクリックすることで再表示されます。
複数のURlを1つにまとめる方法
「bit.ly」で過去使用可能だった「bit.ly bundle」は2016年にサービスが廃止されました。「bit.ly」は機能の特性上、複数のビットリンクから同一のサイトに遷移するものを別々に測定・追跡するようなシステムです。
複数のサイトURLをまとめて一つのサイトで表示させるには、「LinkTree」などのサービスを使用して可能です。IOSはアプリバージョンもあります。
「LinkTree」を使用して複数のURLをまとめる方法
「LinkTree」にログイン後の画面です。右半分はios端末などのプレビュー画面になります。表示するサイトのURLリンクを追加する方法は①[+ADD NEW BUTTON / LINK]をクリックします。②追加されたスレッドにタイトルとURLを入力します。
③右上のMy Bio LinkのURLをコピーし、検索画面にペーストして遷移できます。
このように、設定したURLが一覧で並びます。また、[Settings]からテーマを変更でき、自分好みにカスタマイズできます。
短縮URLを利用する注意点
URLのドメインが隠れてしまう
独自ドメインを使用している個人や企業の場合、ドメイン名が隠れることでサイトアピールの機会が減ってしまうことがデメリットとして挙げられます。
危険なサイトと認識される可能性がある
短縮URLは開く前に検証できないため、フィッシング詐欺などのように悪質なサイトに繋がる可能性があります。迷惑メール業者などに悪用されたり、マルウェアを散布するサイトに遷移する危険性などが存在します。短縮URLの特性を利用して悪用されることもあるため、危険なサイトとして認識されることがあります。
URL短縮サービスの終了とともにURLが無効になる
URL短縮サービスが終了すると共に、作成した短縮URLは使用できなくなります。過去に短縮URLサービスが廃止されたものとしてGoogleの「goo.gl」やPixivの「p.tl」などがあります。
「p.tl」のケースのように888万件以上のリンクが廃止となった場合もありますが、「goo.gl」のようにリダイレクト機能のみを残して一部で新規作成のみできなくなったという事例もあり、永続的でないことは注意する必要があります。
短縮したURLを元に戻す方法
短縮したURLを元に戻す場合は「GetLinkInfo」などのwebサービスを活用できます。
「GetLinkInfo」でURLを元に戻す
「GetLinkInfo」は無料で使用できます。「GetLinkInfo」はURLを解析してサイトの安全性などを確かめることもできます。リンク先の情報には元のURLやリダイレクト、外部リンク、Google検索時の安全性評価などが表示されます。
GetLinkInfoの使い方
1.「GetLinkInfo」のホームページを開きます。①短縮したURLを欄内に添付または打ち込みます。②[Get Link Info]をクリックします。
2.[Get Link Info]のクリック後、解析したURLの安全性などの情報が表示されます。
- Effective URL→短縮URLから遷移するサイト
- Redirections→リダイレクトするURL
- External Links→外部リンクの一覧
- Safe Browsing→Googleによるリンク先サイトの安全性のチェック
[External Links]の[View]をクリックすると、外部リンクの一覧が表示されます(上記画像はGoogle検索画面の外部リンク一覧)。
URL短縮サービス「bit.ly」を利用してみよう!
URLが長くてTwitterなどのsnsで共有する際不便な時や、長いURLを短縮して見やすくして共有したい時などは、「bit.ly」を利用してみましょう。