2019年04月02日更新
Safariのキャッシュクリア!iPhoneとMacでキャッシュを削除する方法を解説!
日常生活でよく使うWEBブラウザSafari。使っていると徐々に動きが悪くなってきませんか?それはいらないデータがたまってきているからです。iPhoneやMacでのキャッシュクリアの方法をご紹介します。キャッシュクリアをしてSafariをサクサク使えます。
目次
Safariのキャッシュとは?
キャッシュとは、WEBブラウザを使うとたまっていくデータのことを言います。このキャッシュがたまっていくとMacやiPhoneの動きが悪くなります。定期的に削除してMacやiPhoneをサクサク動かせます。
キャッシュ
キャッシュとはSafariなどのWEBブラウザを使い、WEBページを表示すると、そのページの写真や文章といったデータをパソコン内に保存することでたまっていくデータのことです。そしてそのデータは再度同じWEBページを開くときに使われ、最初にWEBページを開いた時より高速かつ通信コストを抑えることができます。一度開いたWebページのデータを保存しますので、何度も使うページのデータ以外は不要なデータとなってしまいます。
普段から同じページを開くときには非常に便利な機能ですが、一度しか開かないサイトのデータであれば、蓄積されても使うことはありません。そのようなものが要らないデータであり、キャッシュと呼ばれてごみ扱いされています。不要なデータであれば普段から削除しておいたほうがiPhoneやMacに及ぼす影響がなくて便利です。
Webサイトデータ・クッキーとの違い
Webサイトデータとは、パソコンやスマホに登録された利用者情報のことです。パスワードやメールアドレス等、WEBサイトで初めて入力した際、「この情報を保存しますか?」といったポップアップが出てきたことがありませんか?その時にWEBサイト用に保存しています。
クッキーと呼ばれるものもこのデータのことです。もしSafariなどブラウザの調子が悪い時はこのWEBサイトデータやクッキーが原因となっているかもしれません。
【iPhone】Safariのキャッシュをクリアする方法
キャッシュとWebデータ、クッキーの違いはご理解いただけたと思います。それではまずiPhone内のSafariアプリのキャッシュをクリアする方法をご案内いたします。
キャッシュだけを削除する方法
それではキャッシュだけを削除する方法です。まずiPhone内の「設定」アプリを起動します。
次に設定アプリ内の「Safari」を選び、その中にある「詳細」を選びます。
そして詳細の中にある「WEBサイトデータ」を選びます。
そうするとWEBサイトデータとして現在のキャッシュサイズが、その下にはサイトごとのキャッシュサイズが表示されます。最後に、『全Webサイトデータを削除』を選びましょう。これですべてのキャッシュが削除されます。
全Webサイトデータ削除する
全Webサイトデータ削除する方法です。キャッシュだけを削除するときと同様に、「設定」アプリから「Safari」を選びます。その中の「履歴とWebサイトデータを消去」を選ぶとすべてのWebサイトデータを削除できます。その際、キャッシュだけでなく履歴やクッキーも削除されますので、影響を考えてから削除してください。
個別で削除する
キャッシュを個別で削除する方法です。途中までキャッシュだけを削除する方法と同じで、「設定」アプリから「Safari」を選びます。そして「詳細」の中にある「WEBサイトデータ」を選び、右上の「編集」を選ぶところまでは同じです。
消したいデータを選んで完了をタップします。また、「編集」をタップせずに、消したい項目を横にスライドさせて、削除の項目を出してタップすることでもクッキーを削除できます。
「履歴とデータを消去」は履歴やCookieも全て削除
ここで注意していただきたいのは「履歴とデータを消去」はキャッシュだけでなく、履歴やCookieも全て削除されてしまうことです。履歴やCookieは利用者情報であるため、ショップサイトのパスワードやIDなど、普段から利用している消えてしまっては困るデータもあるかと思います。そのような影響も考えてから削除を決めてください。
【Mac】Safariのキャッシュをクリアする方法
iPhoneだけでなくMacにもSafariはあります。MacとiPhoneではSafariのキャッシュデータの削除の仕方も違います。それではMacでSafariのキャッシュの保存場所やクリアする方法を解説していきます。
キャッシュの保存箇所
Mac内のキャッシュは「ライブラリ」フォルダーの「Caches」フォルダーに保存されてい着ます。いらないなアプリのキャッシュファイルは、たまっていくとMacの動きが遅くなりますので削除していきましょう。ディスク容量の節約にもなって一石二鳥です。
キャッシュを削除する方法
Macでキャッシュのみを削除するために、まず「開発タブ」を準備しましょう。MacでSafariを起動した後、メニューバーの「環境設定」選び、「詳細」を開いていきます。そして一番下にある「メニューバーに開発メニューを表示」にチェックをいれるとメニューバーに「開発」タブが出てきます。
そして最後に開発メニューの中から「キャッシュを空にする」を選ぶとキャッシュだけをクリアすることができます。
クッキー(Webサイトデータ)削除する方法
クッキー(Webサイトデータ)削除する方法はSafariの「環境設定」個別に削除できます。まず、Safariの環境設定の中にあるプライバシーを選択します。すると「〇〇〇個のサイトからのCookieとデータ」と書かれた横に「詳細」ありますのでそこをクリックします。すると、Safari上に保存されているデータの一覧が表示されますので削除したいものを選択して削除してください。
クッキーはWebデータと同じく、Webブラウザを利用している人の個人データになっています。クッキーを削除することで、あらかじめ簡略化されているパスワードの入力やIDの入力を再度行う必要がでてきますので、削除されるときはその影響も確認の上でお願いいたします。
履歴のみ消去を削除する方法
履歴のみ消去を削除する方法は比較的簡単です。Safariiブラウザのメニューバーから履歴をクリックし、一番下にある「履歴を消去」をクリックします。すると削除できる期間が表示されますので、その中から消したい時間を選んでください。出てくる期間は次の4つです。
- 直近1時間
- 今日
- 今日と昨日
- すべての履歴
「Safari」の履歴を消去すると、以下の保存されているデータが削除されます。
ご承知おきください。
- 表示した Web ページの履歴
- 開いている Web ページの「戻る」リストおよび「進む」リスト
- 固定されていない「トップサイト」
- よく表示するサイトのリスト
- 検索履歴
- 開いている Web ページのアイコン
- 開いている Web ページのスナップショット
- ダウンロードした項目のリスト(ダウンロードしたファイルは削除されません)
- クイック Web サイト検索に追加された Web サイト
- 位置情報の使用を要求した Web サイト
- 通知の送信を要求した Web サイト
- 「Safari 省電力」通知をクリックしてプラグインコンテンツを開始した Web サイト
- WebGL の使用を要求してきた Web サイトへの対応
【iPhone】Safariのキャッシュをクリアにするメリット
iPhone、MacのWebブラウザ、Safariのキャッシュをクリアする方法はご理解いただけたかと思います。次はSafariのキャッシュを削除することでどのようなメリットがあるかをお伝えします。キャッシュを削除することで生まれるメリットをは大きく2つあります。
動作が軽くなる
Safariのキャッシュをクリアにするメリットの1つ目とは、iPhoneやMacの動作がよくなります。キャッシュとはデータのごみのことですから、たまっていっていいことはあまりありません。不要なデータを定期的に削除することで、iPhoneの動作を邪魔するデータが減り、iPhoneの動きがよくなります。また、不要なデータから電池を消耗することも減りますので、電池の長持ちにも繋がります。
iPhoneの容量に空きが増える
Safariのキャッシュをクリアにするメリットの2つ目とは、iPhoneの容量に空きが増えることです。不要なデータを削除することでiPhone、Mac内のデータ許容のスペースが広がり、結果的に自分が保存できるデータスペースを広げることができます。快適に動かせるだけでなく、容量も増えるのはとても便利です。
Safariのキャッシュをクリアして容量軽く!
Safariのキャッシュをクリアすると動きがよくなるだけでなく、容量も軽くなります。毎日使う端末、Webブラウザだからこそサクサク動かしたい気持ちは強いかと思います。普段意識したことのなかった方もこれを機に定期的にSafariのキャッシュやWebサイトデータのクリアを行ってみてください。