短縮URLツールbitlyとは?危険性やリンク解析でスパムを見抜く方法を解説!

bitlyとはクラウド型の短縮URLツールのことです。便利である反面、使い方によっては、スパムとして悪用される危険性があります。bitlyとは何か、その使い方はもちろん、危険性やスパムリンク対策について紹介していきます。

短縮URLツールbitlyとは?危険性やリンク解析でスパムを見抜く方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1短縮URLツールbitly(ビットリー)とは
  2. クラウド型URL短縮サービス
  3. 無料版と有料版の違いとは
  4. bitlyのような短縮サービスとは
  5. 2bitlyを利用する時の危険性やデメリット
  6. 有害サイトに飛ばされる可能性がある
  7. 口頭で伝えにくい
  8. 3【bitly】リンク解析でスパムを見抜く方法
  9. 短縮URLの最後にプラスを付ける
  10. 短縮URLの前後にカッコを付ける
  11. 元サイトを調べるツールを使う
  12. 4bitlyの使い方
  13. 登録の手順
  14. 短縮URLの作成
  15. 表示と非表示について
  16. アクセス解析について
  17. 5bitlyなどの短縮URLはスパムに気を付けよう!

短縮URLツールbitly(ビットリー)とは

Twitter等のSNSでホームページやブログ等のURLを貼って投稿する際に、入力可能な文字数が少なくて困った経験はありませんか。Twitterは140文字までしか入力できないので、URLを入れると、かなり圧迫されてしまいます。bitly(ビットリー)とは、そんな時に役立つ短縮URLツールのことです。bitlyの概要や使い方について紹介していきます。

クラウド型URL短縮サービス

bitlyとはクラウド型URL短縮サービスのことです。その名の通り、元の長いURLを短縮して、短くしてくれるサービスです。短縮後のURLにアクセスして解析し、元の長いURLにリダイレクトする仕組みです。

bitlyは2008年にアメリカでサービスが始まって以来、文字数制限のあるTwitterの流行とともに、ユーザー数を爆発的に増やしてきました。文字数が限られているSNSでは、bitlyは特に便利なサービスといえます。

無料版と有料版の違いとは

bitlyには無料版と有料版があります。有料版はEnterprise版ともいい、独自のドメインで短縮のURLを作成可能です。また、解析機能も充実しています。無料版のbitlyでも、基本的な機能は備わっています。

bitlyのような短縮サービスとは

bitlyのような短縮サービスとは、このように長いURLをコンパクトに短くしてくれるサービスのことです。bitly以外にもたくさん存在しています。

bitlyを利用する時の危険性やデメリット

ではbitlyは便利なだけで、デメリットはないのでしょうか。答えはNOです。bitlyにも危険性やデメリットが潜んでいます。

有害サイトに飛ばされる可能性がある

bitlyで短縮した後のURLは、どんなサイトに飛ぶのか、その表記からは判断できません。これを悪意のある第三者が利用することが少なくありません。つまり、bitlyで作成したURLは実際にアクセスされるまで何のページかわからない状態であることを利用し、有害なサイトに飛ばそうとしてくることがある、ということです。

このように、他の人や企業が貼っている短縮URLについては、アクセスする際に注意が必要です。しかし、逆に言えば、自分がbitlyで作成したURLを貼った際も、不正なサイトへのスパムリンクではないかと、他の人から疑われる可能性もあります。bitlyに潜むスパムリンクの危険性の影響は自分にも及んでいます。そのことを念頭に入れておきましょう。

口頭で伝えにくい

bitlyで作成したURLには大文字と小文字の区別が存在しているので、口頭では伝えづらいです。文字で伝えるのが適切でしょう。

【bitly】リンク解析でスパムを見抜く方法

上で説明したとおり、bitlyにはスパムリンクの危険性が潜んでいます。リンク解析を用いて、bitlyで作成したURLのスパムを見抜く方法を紹介します。

短縮URLの最後にプラスを付ける

スパムを見抜くためには、リンク先のサイトがどんなものなのか、実際にアクセスする前に把握する必要があります。bitlyで作成した短縮URLの最後に+(プラス)をつけましょう。その状態で検索をかけると、リンク先の情報を知ることができます。事前に検索することでスパムを見抜くことが可能です。

短縮URLの前後にカッコを付ける

URLの前と後ろに「」(カッコ)をつけて検索しましょう。ページのタイトルと短縮前のURLを知ることができます。URLを「」で挟むだけで、騙しリンク対策ができます。

元サイトを調べるツールを使う

リンク解析を行うことで、元サイトを調べられるツールがありますので、それを使ってみましょう。解析ツールはいろいろありますので、Google等の検索エンジンで「短縮URL チェック」と検索してみましょう。bitlyの短縮URLをコピーして貼り付けるだけで、元サイトを調べることが可能です。bitlyには危険もありますが、これらの方法で対策しましょう。

bitlyの使い方

bitlyの危険性を踏まえたうえで、bitlyの使い方について説明していきます。bitlyのアカウント登録と短縮URLの作成の2ステップに分けて、手順を紹介します。bitlyの登録及び利用は無料ですので、気軽に使ってみましょう。

登録の手順

まずはbitlyのアカウントを作成しましょう。bitlyと検索エンジンで検索をかけ、bitlyのWebサイトに行きましょう。bitlyのWebサイトの文章は英語で書かれており、翻訳することも可能ですが、少し不自然な日本語になりわかりづらいので、ここでは英語のままにしておきます。画面右上の『SIGN UP』をクリックしましょう。

bitlyを登録して短縮URLを作成する

Google、Facebook、Twitterアカウントで登録することも可能です。いずれかのアカウントで登録するか、ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力し、『CREATE ACCOUNT』をクリックしましょう。

bitlyを登録して短縮URLを作成する2

次の画面が表示されたら、bitlyのアカウントの作成が完了したということになります。bitlyの用途を聞かれるので、どれか一つを選択しましょう。どれでも構いません。そのあと、bitlyの使い方について、さらに細かく聞かれますが、何も入力しないまま次へ進んで問題ありません。気にせず先へ進みましょう。するとbitlyのトップ画面が表示されます。

bitlyを登録して短縮URLを作成する3

短縮URLの作成

bitlyのアカウントを作成したら、次はいよいよ短縮URLの作成に入っていきます。bitlyの使い方を紹介していきます。

作成手順

画面左下の『CREATE YOUR FIRST LINK』とは、bitlyで初めてリンクを作る場合に表示されるボタンです。これをクリックしましょう。2個目以降のリンク作成時は、画面右上に表示される『CREATE』をクリックして、『BITLINK』を選択すると、短縮URLの作成が可能です。

bitlyを登録して短縮URLを作成する4

『PASTE LONG URL』とは、短縮したいURLを張り付ける欄のことです。ここにリンクを張り付けましょう。その後、下の『CREATE』をクリックしましょう。

bitlyを登録して短縮URLを作成する5

bitlyで短縮URLを作成できました。上の赤枠で表示されているリンクです。作成後はbitlyに自動的に保存されているので、下の『SAVE』はここでは押す必要はありません。『COPY』とは、リンクをクリップボードにコピーするボタンです。『SHARE』とは、TwitterまたはFacebookにリンクをシェアするボタンです。

bitlyを登録して短縮URLを作成する6

カスタマイズ手順

作成した短縮URLのカスタマイズ機能の使い方について説明します。『TITLE』欄の文字が、bitly内でのタイトルとして表示されます。変更したい場合はここを編集しましょう。その下の『CUSTOMIZE BACK-HARF』とは、URLの後ろ半分の表記を自由に変えられる欄です。自分の好きな英数字に変更したら、右下の『SAVE』をクリックしましょう。

bitlyを登録して短縮URLを作成する7

bitlyへの登録が完了すると、下画面のように変更後のタイトルと短縮したURLが表示されます。念のため間違いがないか確認しましょう。ちなみに『The Custom Bitlink is taken.』というエラーメッセージが表示された場合は、同じURLを他のbitlyユーザーが既に使用済みなので、違う英数字に設定しなおしましょう。

bitlyを登録して短縮URLを作成する8

表示と非表示について

bitlyで作成したURLは、削除できません。その代わりに、非表示にすることはできます。表示されている短縮URLを非表示にする場合は、該当URLの『EDIT』をクリックしましょう。

bitlyを登録して短縮URLを作成する9

『Hide link』をクリックしましょう。その後、非表示するかどうかの最終確認画面が出てきますので、『CONFIRM』をクリックしましょう。すると、bitlyで作成したURLが、一覧に表示されなくなります。

bitlyを登録して短縮URLを作成する10

一度非表示にしたURLを再表示させることも可能です。まず、右上の赤枠のアイコンをクリックしましょう。

bitlyを登録して短縮URLを作成する11

『Only Hidden Bitlinks』にチェックを入れましょう。続いて、『APPLY』をクリックしましょう。

bitlyを登録して短縮URLを作成する12

bitlyで非表示に設定中のURLが一覧で表示されます。再表示させたいURLの『EDIT』をクリックしましょう。次に、『Unhide Link』をクリックしましょう。続いて、再表示の確認画面が出てきますので『CONFIRM』をクリックしましょう。bitlyで作成したURLが再表示されます。

bitlyを登録して短縮URLを作成する13

アクセス解析について

bitlyの使い方はまだあります。bitlyを使うことで、アクセス解析もすることができます。bitlyのアクセス解析画面の使い方について紹介します。画面左上を見てください。赤枠の部分がアクセス解析の項目になります。

bitlyでアクセス解析する

bitlyで作成したURLについて、『TOTAL CLICKS』とは、時間ごとのクリック数を示し、『TOP REFERRER』とはリンク元を示し、『TOP LOCATION』とは、クリックされた国を示します。このように、bitlyではアクセス解析も粉うことができ、bitlyは非常に優れたツールといえます。

bitlyなどの短縮URLはスパムに気を付けよう!

短縮URLツール、bitly。そのbitlyのメリットや使い方について説明しました。bitlyは便利なツールではありますが、その反面、スパムリンクとして悪用される危険性もあります。bitlyなどの短縮URLをクリックする際には十分注意しましょう。紹介した対処法を活かして、bitlyのスパムに騙されないように心がけましょう。

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この記事のライター
shyguy
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