FFFTPのダウンロードとインストール方法！初期設定方法も解説！

FFFTPとはFTP(ファイル転送)が出来るフリーソフトです。FTPソフトとしては定番と言って良く、仕事で使われることも多いソフトです。FFFTPは開発者による開発が終了した後も、有志によるアップデートが続けられたくらいに使い勝手がよく、今でもFFFTPを愛用している人は少なくありません。

FFFTPはWindows用のソフトです。FTPによるファイル転送の機能を提供してくれます。このファイル転送とはダウンロードやアップロードとも言われるパソコンと別のパソコン、ネット上のサーバーへの転送のことを言います。また、FFFTPには以前からの32bit版の他に、64bit版もありますので、お使いのパソコンに合わせてインストールして使用します。

FTPとはファイル転送プロトコル（File Transfer Protocol）と言うパソコン間のファイル転送の仕組みのことを指します。

FTPサーバーとFTPクライアント間で転送に使用します。昔はホームページを作る時にも、サーバーにファイルを転送するのに使われていました。今はWordPress等のツールが増えて、明示的にFTPコマンドを使うことは少なくなりましたが、使われなくなったわけではありません。

まずは配布サイトからFFFTPをダウンロードします。リンク先には32bit版と64bit版の2つのFFFTPがあります。ダウンロードするのはどちらか一つで結構です。使っているパソコンに合った「FFFTP(32bit版)」「FFFTP(64bit版)」どちらかのダウンロードボタンを押してFFFTPをダウンロードしてください。

FFFTPのダウンロードボタンを押すと、ファイルの保存先を聞かれます。どこに保存しても構いませんが、ここでは「ダウンロード」フォルダに保存することにします。「ファイルを保存」を選択し、「ダウンロード」フォルダを選びます。

保存先の「ダウンロード」フォルダからダウンロードしたFFFTPのファイルを実行すると、FFFTPのインストーラーが実行されます。「次へ」ボタンを押すとインストール先のフォルダの確認がありますが、変更せずにそのままFFFTPをインストールします。

インストーラーは、FFFTPの本体をダウンロードしながらインストールを行います。正常にFFFTPのインストールが終了すると、デスクトップ上にFFFTPのアイコンが現れます。

インストールが終わりましたら、FFFTPのダウンロードは終了です。次に初期設定をします。FFFTPのアイコンをクリックしてFFFTPを起動します。最初に起動するとホスト一覧のウィンドウも開かれますが、これは一旦閉じてしまって構いません。

FFFTPの上部にあるツールバーから「接続」「設定」「マスターパスワードの変更」を選んでパスワードを設定します。ここで入力するマスターパスワードは2回、同じパスワードを入力します。入力したパスワードは忘れないように覚えるか、どこかにメモして置いて下さい。

次にFFFTPの上部にあるツールバーから「接続」「ホストの設定」を選択し、ホストを設定します。ここで設定されたホストがFTPの接続先です。今お使いのパソコンからダウンロード、アップロードとも言われるファイル転送先を示すものです。

ホストの設定を選ぶと、ホスト一覧が表示されます。これは最初の起動時に見たウィンドウと同じものです。今はまだホストが何も登録されていない状態ですので、「新規ホスト」ボタンを押してホストの新規登録をします。

ホストの設定のうち「ホストの設定名」はFFFTP上で表示される名称ですので、分かりやすい名前を決めて下さい。「ホスト名（アドレス）」「ユーザー名」「パスワード」はFTPで接続する先のパソコン、もしくはサーバーの情報を入力する必要があります。接続先のマニュアルを見るか、サーバーの管理者に接続情報を確認し正しく設定して下さい。

「ローカルの初期フォルダ」「ホストの初期フォルダ」はFTPで接続した時、最初にどのフォルダが選ばれているかという設定です。ここは無理に設定しなくても、後から使いやすいフォルダを設定することで問題ありません。

FFFTPは開発者の更新が終わった後も有志によって更新が続けられている、とても使いやすいFTPソフトです。動作が軽く、プログラマーにも愛用している人が多い、定番ソフトですので、ぜひダウンロードして活用してみてください。