GoogleChromeでWebページをPDF化して保存する方法!オススメの変換法は?

GoogleChromeブラウザでWebページをPDFとして保存できることをご存知ですか?Chromeでは、色々な方法でWebページをPDF変換して保存できます。PDFへの変換方法をいくつか紹介しますので、使い方に合った方法でPDFに変換してみてください。

GoogleChromeでWebページをPDF化して保存する方法!オススメの変換法は?のイメージ

目次

  1. 1ChromeでWebページをPDFに変換する〜印刷機能を使う〜
  2. 2ChromeでWebページをPDFに変換する〜拡張機能を使う〜
  3. FireShot
  4. Awesome Screenshot
  5. Adobe Acrobat
  6. 3ChromeでWebページをPDF化する〜変換サイトを使う〜
  7. Webpage to PDF
  8. 4ChromeのWebページをやりやすい方法でPDF化しよう
  9. GoogleChromeの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!

ChromeでWebページをPDFに変換する〜印刷機能を使う〜

Webページを見ているとき、資料としてPDF化して保管したいときがあるでしょう。そんなとき、Google Chromeでは、WebページをPDFとして保存することができます。本節では、印刷機能を使用してWebページをPDF化する方法を紹介します。

ChromeブラウザでPDF化したいWebサイトを開き、ブラウザの"メニュー"をクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換01

「印刷」画面が開くので、「送信先」を確認します。送信先に"PDFに保存"と表示されている場合は、"保存"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換02

送信先に"PDFに保存"と表示されていない場合

プリンター名が表示されているときは、"変更"ボタンをクリックすると「送信先の選択」画面が表示されるので、"PDFに保存"をクリックすると送信先が変更されます。

ChromeでWebページをPDFに変換03

Chromeブラウザの印刷機能でWebページをPDF化する方法の手順は以上です。この印刷機能を使った方法は簡単ですが、Webページが印刷範囲に収まらず切れてしまうことがあるので印刷時は注意してください。

Webページの印刷範囲が途中で切れてしまう場合、プレビューを見ながら「倍率」を調整してページ内に収めることができます。「倍率」は"詳細設定"ボタンをクリックすると表示されるので、数値を変更して印刷範囲を調整します。調整したら"保存"ボタンをクリックしてPDF化を行います。

ChromeでWebページをPDFに変換04

ChromeでWebページをPDFに変換する〜拡張機能を使う〜

Chromeブラウザでは、拡張機能を使ってWebページをPDFに変換することもできます。「拡張機能」は、自分が使いたい「拡張機能」を追加して自分が使いやすいようにChromeブラウザをアレンジしていくことです。例えば拡張機能には文字列を選択して、ボタンをクリックすると翻訳してくれる「Google翻訳」などがあります。

本節では、拡張機能の「FireShot」「Awesome Screenshot」「Adobe Acrobat」を使ってWebページをPDFに変換する方法を紹介します。

FireShot

「印刷」でのPDFへの変換方法と「FireShot」でのPDFへの変換方法は似ていますが、ページが区切れるかが違います。「印刷」でPDF変換した場合はページが区切れますが、「FireShot」でPDF化した場合はWebページ全体をPDF化したときでもページが区切れずに保存されます。

「FireShot」では、3つの方法でWebページをPDF化することができます。

  1. 表示部分をキャプチャ
  2. 選択範囲をキャプチャ
  3. ページ全体をキャプチャ

まず、「FireShot」を使うためにChromeに「FireShot」をインストールしましょう。

【「FireShot」のインストール方法】

「FireShot」は、Chromeウェブストアで入手できます。以下のサイトにアクセスして、"Chromeに追加"ボタンをクリックします。

ウェブページ全体をスクリーンショット - FireShot
ChromeでWebページをPDFに変換05

確認メッセージが表示されるので、"拡張機能を追加"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換06

インストールが完了すると、以下の画面が表示されます。またChromeブラウザのアドレスバーの右横に「FireShot」のアイコンが表示されます。(以下画面の赤枠部分)

ChromeでWebページをPDFに変換07

以上で、「FireShot」を利用する準備は完了です。以降では、「FireShot」の使い方を説明します。

表示部分

Chromeブラウザ画面に表示されている部分をPDF化する方法を説明します。

ChromeブラウザでPDF化したいWebサイトにアクセスし、Chromeブラウザのアドレスバーの右横にある"FireShot"のアイコンをクリックするとメニューが表示されるので"表示部分をキャプチャ"をクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換08

「スクリーンショットを保存」画面が表示されるので、下の方にスクロールして"PDFとして保存"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換09

確認メッセージが表示されるので、"許可"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換10

「名前を付けて保存」画面が表示されるので、任意の名前を付けて"保存"ボタンをクリックします。PDFファイルの保存場所は、初期表示から変更しなければ「ダウンロード」フォルダー内に自動で作成される「Fire Shot」フォルダーに保存されます。

ChromeでWebページをPDFに変換11

以上で、表示部分のPDF化の操作方法の説明は終了です。

選択部分

次に、Chromeブラウザ画面内で選択した部分をPDF化する方法を説明します。

ChromeブラウザでPDF化したいWebサイトにアクセスし、Chromeブラウザのアドレスバーの右横にある"FireShot"のアイコンをクリックするとメニューが表示されるので"選択範囲をキャプチャ"をクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換12

"選択範囲をキャプチャ"をクリックすると、画面が暗くなるのでPDF化したい範囲をドラッグして選択します。ドロップすると選択終了となります。

ChromeでWebページをPDFに変換13

「スクリーンショットを保存」画面が表示されるので、下の方にスクロールして"PDFとして保存"ボタンをクリックします。以降の手順は、「表示部分」をPDF化するときの手順と同様です。

ChromeでWebページをPDFに変換14

以上で、選択部分のPDF化の操作方法の説明は終了です。

ページ全体

次に、Chromeブラウザ画面に表示しているWebページ全体をPDF化する方法を説明します。

ChromeブラウザでPDF化したいWebサイトにアクセスし、Chromeブラウザのアドレスバーの右横にある"FireShot"のアイコンをクリックするとメニューが表示されるので"ページ全体をキャプチャ"をクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換15

"ページ全体をキャプチャ"のクリック後、開いているWebページ全体を自動でスクロールして読み込んでいき完了すると、「スクリーンショットを保存」画面に移動します。下の方にスクロールして"PDFとして保存"ボタンをクリックします。以降の手順は、「表示部分」をPDF化するときの手順と同様です。

ChromeでWebページをPDFに変換16

以上で、ページ全体のPDF化の操作方法の説明は終了です。

Awesome Screenshot

「FireShot」と同じように表示部分や選択範囲、ページ全体をPDFに変換方法できますが、「Awesome Screenshot」はスクリーンショットを取得した直後に簡単な編集ができるのが特徴です。

「Awesome Screenshot」では、「FireShot」と同様に3つの方法でWebページをPDF化することができます。

  1. 表示部分をキャプチャ
  2. 選択範囲をキャプチャ
  3. ページ全体をキャプチャ

まず、「Awesome Screenshot」を使うためにChromeに「Awesome Screenshot」をインストールしましょう。インストール方法は「FireShot」と同様の操作で行えます。

【「Awesome Screenshot」のインストール方法】

「Awesome Screenshot」は、Chromeウェブストアで入手できます。以下のサイトにアクセスして、"Chromeに追加"ボタンをクリックします。

Awesome Screenshot: キャプチャーと注釈
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確認メッセージが表示されるので、"拡張機能を追加"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換18

インストールが完了すると、確認メッセージが表示されます。またChromeブラウザのアドレスバーの右横に「Awesome Screenshot」のアイコンが表示されます。(以下画面の赤枠部分)

ChromeでWebページをPDFに変換19

以上で、「Awesome Screenshot」を利用する準備は完了です。以降では、「Awesome Screenshot」の使い方を説明します。

表示部分

Chromeブラウザ画面に表示されている部分をPDF化する方法を説明します。

ChromeブラウザでPDF化したいWebサイトにアクセスし、Chromeブラウザのアドレスバーの右横にある"Awesome Screenshot"のアイコンをクリックするとメニューが表示されるので"Capture visible part of page"をクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換20

"Capture visible part of page"をクリックすると、Webページの表示されている部分がキャプチャされて「編集」画面に移動します。

ChromeでWebページをPDFに変換21

Webページを編集しないときや、編集が完了したら"Done"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換22

"Done"ボタンをクリックすると、プレビュー画面が表示されるので、「Local Save」の一番左にある"保存"アイコンをクリックしてPDFに変換して保存します。

ChromeでWebページをPDFに変換23

確認メッセージが表示されるので、"許可"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換24

「名前を付けて保存」画面が表示されるので、任意の名前を付けて"保存"ボタンをクリックします。PDFファイルの保存場所は、初期表示から変更しなければ「ダウンロード」フォルダーの直下に保存されます。

ChromeでWebページをPDFに変換24

以上で、表示部分のPDF化の操作方法の説明は終了です。

選択部分

次に、Chromeブラウザ画面内で選択した部分をPDF化する方法を説明します。

ChromeブラウザでPDF化したいWebサイトにアクセスし、Chromeブラウザのアドレスバーの右横にある"Awesome Screenshot"のアイコンをクリックするとメニューが表示されるので"Capture selected area"をクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換25

"Capture selected area"をクリックすると、画面が暗くなるのでPDF化したい範囲をドラッグして選択します。ドロップすると選択終了となります。選択した範囲の右下に、「Cancel」ボタン、「Capture」ボタンが表示されるので選択範囲に問題なければ"Capture"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換26

以降の手順は、「表示部分」をPDF化するときの手順と同様です。以上で、選択部分のPDF化の操作方法の説明は終了です。

ページ全体

次に、Chromeブラウザ画面に表示しているWebページ全体をPDF化する方法を説明します。

ChromeブラウザでPDF化したいWebサイトにアクセスし、Chromeブラウザのアドレスバーの右横にある"Awesome Screenshot"のアイコンをクリックするとメニューが表示されるので"Capture entire page"をクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換27

"Capture entire page"のクリック後、開いているWebページ全体を自動でスクロールして読み込んでいき完了すると、「編集」画面に移動します。Webページを編集しないときや、編集が完了したら"Done"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換28

プレビュー画面に移動するので、下の方にスクロールして"PDFとして保存"ボタンをクリックします。以降の手順は、「表示部分」をPDF化するときの手順と同様です。

ChromeでWebページをPDFに変換29

以上で、ページ全体のPDF化の操作方法の説明は終了です。

Adobe Acrobat

「Adobe Acrobat」は、前出の2つの拡張機能より簡単にPDF化することができます。ただし、この機能を利用するには、パソコンに製品版の「Adobe Acrobat」がインストールされている必要があります。インストールされていない場合は利用できません。

まず、「Adobe Acrobat」を使うためにChromeに「Adobe Acrobat」をインストールしましょう。

【「Adobe Acrobat」のインストール方法】

「Adobe Acrobat」は、Chromeウェブストアで入手できます。以下のサイトにアクセスして、"Chromeに追加"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換30

確認メッセージが表示されるので、"拡張機能を追加"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換31

インストールが完了すると、以下の画面が表示されます。またChromeブラウザのアドレスバーの右横に「Adobe Acrobat」のアイコンが表示されます。(以下画面の赤枠部分)

ChromeでWebページをPDFに変換32

以上で、「Adobe Acrobat」を利用する準備は完了です。以降では、「Adobe Acrobat」の使い方を説明します。

ChromeブラウザでPDF化したいWebサイトにアクセスし、Chromeブラウザのアドレスバーの右横にある"Adobe Acrobat"のアイコンをクリックするとメニューが表示されるので"WebページをPDFに変換"をクリックします。

ChromeでWebページをPDFに変換33

以上で、「Adobe Acrobat」でのPDF化の操作方法の説明は終了です。

ChromeでWebページをPDF化する〜変換サイトを使う〜

PDFの変換方法には、Chromeブラウザの拡張機能を利用する他に、Web上の「Webアプリケーション」を利用してPDFに変換する方法があります。職場のパソコンでGoogle Chromeがインストールされていないなど、Chrome拡張機能を利用できないときに便利です。

Webpage to PDF

Webpage to PDF

Web上でPDFに変換できるサービスはいろいろありますが、その中でもおすすめなのが「Webpage to PDF」です。「Webpage to PDF」は無料で利用することができ、またほぼ全てのWebサイトに対応しています。

Web上のPDF変換ツールの中には、有料であったりPDF化できるWebサイトが限られていたりする場合があるので、是非「Webpage to PDF」を利用してみてください。

まず、以下の「Webpage to PDF」サイトにアクセスします。

Webpage to PDF - Free Online Converter

PDF化したいWebサイトにアクセスし、アドレスバーからURLをコピーしてWebpage to PDFの「PDFとして保存するWebページのURL(URL of a web page to save as PDF)」の下にある入力欄にペーストし、"変換する(CONVERT)"ボタンをクリックします。

ChromeでWebページをPDF化する01

PDFへの変換が完了すると、「結果をダウンロードする」画面が表示されるので、ファイル名をクリックしてPDFをダウンロードします。

ChromeでWebページをPDF化する02

以上で、「Webpage to PDF」でのPDF化の操作方法の説明は終了です。

ChromeのWebページをやりやすい方法でPDF化しよう

ChromeブラウザのPDF変換方法は、印刷機能を使ったり拡張機能を使ったりするどさまざまな方法がありますが、どれも簡単に利用することができます。Chromeの拡張機能やWeb上のPDF変換ツールごとに変換時にできることも異なるので、データ化した後の使い道などによって使いやすいツールを使ってWebサイトをPDF化してください。

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この記事のライター
usaco