Amazonにはワンクリックで注文する購入方法がありますが、間違えてワンクリックを押してしまった場合に注文を無効にできるのでしょうか。この記事では、Amazonの1-Click注文を解除する方法や、ポイントを使わない設定方法等について詳しく解説します。
Amazonには「1-Click(ワンクリック)で購入」という注文方法があります。ワンクリック注文は、一見するととても便利な購入方法ですが、間違えて購入しやすいとか、キャンセルする方法がわからないといった声も聞かれます。
この記事では、Amazonの1-Click購入の詳細についてと、間違えてワンクリックで注文してしまった場合の対処法などについて詳しく解説します。まずは、ワンクリック購入の詳細について解説します。
Amazonの1-Click注文とは、商品ページに「1-Clickで今すぐ買う」のボタンが表示されている場合には、そのボタンをワンクリックするだけで注文が確定して、購入手続きが完了する注文方法です。
通常、Amazonに限らず、ネット通販サイトで商品を購入する場合には、商品を販売ページからカートに入れた後で、支払方法や配送方法の設定が必要です。しかし、Amazonの「1-Clickで今すぐ買う」から購入する場合には、すでにワンクリックでの支払い方法などの設定が完了していれば、注文が確定します。
支払方法や配送方法の設定が必要なく、簡単に注文を完了できる購入方法として評価されていました。
しかし、「1-Clickで今すぐ買う」のボタンを押してしまうと、注文するつもりがなくても注文が確定してしまいます。うっかりと「1-Clickで今すぐ買う」を押してしまい、購入するつもりがない商品が届いてしまって困ってしまう、という方もたくさん出ました。
PCの場合には、マウスポインタ―を「1-Clickで今すぐ買う」のボタンに合わせてクリックするという作業を、うっかりと実行してしまうことは少ないでしょう。しかし、スマホを使う人が増えると、スマホの画面でうっかりと「1-Clickで今すぐ買う」に触ってしまう方が増えてしまいました。
「1-Clickで今すぐ買う」は注文が簡単になって便利な一方で、間違い購入が増えるというデメリットも広がってしまいました。
間違ってワンクリック購入で注文する方が増えたためか、現在ではワンクリックで注文できる商品はKindle本だけに変更されています。AmazonではKindle本以外の商品ではワンクリック購入はできなくなっています。
Kindle本以外の商品はワンクリック購入ではなく、「今すぐ買う」のボタンが表示されるようになっています。「今すぐ買う」もワンクリック購入と同じような感じますが、実は次に開くページの仕様が大きく変更されています。
ワンクリック購入の場合には、クリックした後のページは注文確定のページです。一方で「今すぐ買う」をクリックした場合には、支払い方法と配送方法の確認ページが表示されます。「今すぐ買う」「今すぐ買う」では、支払い方法と配送方法を確認した上で、注文を確定させる形に変更されています。
こちらに表示される支払い方法と配送方法は、アカウントサービスでデフォルトの購入オプションで設定してある方法です。しかし、ワンクリックで注文を確定させずに、いったん確認ページで確認してから注文できるので、ワンクリック購入よりも間違えて注文する確率が格段に減ります。
Kindle本では、ワンクリック購入しか選択できません。Kindle本の購入ページには「1-Clickで今すぐ買う」か、ワンクリック購入と同じ意味の「注文を確定する」のボタンしか表示されません。
こちらをクリックかタップすると、間違いであっても注文が確定されてしまい、すポイントやAmazonギフト券の残高もしくはクレジットカードから決済されてしまいます。
しかし、間違えてワンクリック注文のボタンを押してしまうことも避けられません。Kindle本のワンクリック注文のボタンを間違えて押してしまった場合の対処法についてお伝えします。
Amazonでは商品を注文した後で、注文をキャンセルしたい場合には、キャンセル可能商品のキャンセル可能期間であれば、キャンセルするためのボタンが表示されます。しかし、Kindle本には、ワンクリック購入後にキャンセルボタンは表示されません。キャンセルボタンから、購入を無効化する設定はKindle本にはありません。
それでは、Kindle本の購入を無効化する方法が全くないのかというと、そういうわけではありません。Kindle本の購入をキャンセルして無効化したい場合には、カスタマーセンターへ連絡を入れることで、返金される可能性があります。
ただし、購入が無効化されて返金されるかどうかは、Amazon側の裁量によるとされています。ほとんどの場合で返金が実行されているようですが、100%確実に返金されるとは言えない点は注意しましょう。
Amazonカスタマーセンターへの問い合わせ方法は、こちらの記事で解説しているのでご確認ください。
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