2020年07月15日更新
Java Update Checkerでスクリプトエラー!アップデート/更新できない時の対処法を解説!
Java Update CheckerでJavaのアップデートをしようと思った時に、スクリプトエラーで更新できないことがあります。この記事では、Javaがスクリプトエラーでアップデートできないときの対処法について詳しく解説します。
目次
Java Update Checkerでの更新がスクリプトエラーでできない?
PCを利用していると、時々Javaのアップデートを求められることがあります。Javaとは、プログラミング言語のひとつで、主にWebサイトを構成するのに使われています。
Javaで作られたプログラムは、PCやスマホで閲覧するウェブサイトだけではなく、様々なアプリにも利用されています。Javaについての知識は全くない人でも、PCやスマホを利用しているだけで、1日に何十回とJavaを活用していることになります。
私たちの生活に欠かせないJavaですが、実はハッカーに狙われやすいものです。PCやスマホなどの端末やネットワークへの攻撃を常に狙っているハッカーの多くが、Javaの攻撃ポイントとなる脆弱性を見つけようと躍起になっています。
そのために、Javaの配布元であるオラクル社では頻繁にアップデートを配布しています。しかし、Javaのアップデートが表示されても、スクリプトエラーが表示されてしまい、うまくUpdateできないことがあります。
この記事では、Javaのアップデートがスクリプトエラーで出来ない時の原因と対処法について詳しく解説します。
原因は不明?
Javaのアップデートは、準備ができたらPCの右下にJava Update Checkerが表示されます。Java Update Checkerは、赤い小さなボタン表示されて、タスクトレイの中に赤いJava Update Checkerのマークが表示されたら、Javaのアップデートの準備ができたことがわかります。
実はJava Update Checkerでのアップデートがスクリプトエラーとなり、うまくいかないことがある原因はよくわかっていません。
アップデートことに原因の特定などの調査が、オラクル社の方で行われますが、原因がすぐには特定できないこともあります。
しかし、Updateプログラムに修正が必要な場合にはすぐに修正版が配布されます。また、PCの内部のプログラムの方の兼ね合いでJava Update Checkerでのアップデートがうまくいかないこともあるようです。
アップデートのやり直しで対応は可能
しかし、通常はアップデートをやり直すことで対応ができます。Java Update Chekerでのアップデートがうまくできなくても、サイトから直接アップデート用のプログラムを入手すれば、大抵の場合は何の問題もなくアップデートができます。
Java Update Chekerでのアップデートがうまくいかない場合でも、この記事でご紹介する手順でのアップデートに挑戦してみましょう。
セキュリティ上放置は厳禁!絶対にアップデートが必要!
なお、Java Update Checkerでのアップデートがうまくいかないからと言って、そのまま放置するのは絶対にやめておきましょう。その理由は、アップデートの内容がセキュリティに関するものであることが多いためです。
最初に説明したように、Javaは常に脆弱性を世界中のハッカーから狙われているプログラムです。実際に今までに何度もウイルス攻撃を受けているプログラムのひとつです。
Java Update Checkerで配布されたアップデートプログラムの内容が、セキュリティ面での改善を図ったものである可能性もあります。
Java Update Checkerでのアップデートがうまくいかないからと言って放置すること、PCのセキュリティ上とても危険なので厳禁です。Java Update Checkerでのアップデートがうまくいかない時には、次にお伝えする手順で、必ずアップデートを完了させるようにしましょう。
Java Update Checkerでのスクリプトエラーへの対処法
Java Update Checkerでのアップデートがスクリプトエラーでうまくできない場合の対処法について具体的に見ていきましょう。Java Update Checkerからのアップデートができない場合には、ほとんどの場合で次の手順なら無事にアップデートができるはずです。
Javaを手動で再インストールする
Javaがスクリプトエラーでアップデートできない場合には、アップデート用のプログラムを公式サイトから直接ダウンロードして、手動でアップデートすることで更新できます。ここからは、手動でアップデートするための具体的な手順をお伝えするので、この手順通りにアップデートしてみましょう。
公式サイトからアップデート用のインストーラーを入手
それでは具体的な手順を解説します。
まずは上記のリンクからJavaの公式のWebサイトへ入ります。こちらのサイトではアップデート用のプログラムは配布されていません。今回はアップデートするのではなく、最新版のJavaのインストール用のプログラムを入手して、Javaをまるごと上書きインストールしてしまいます。
「無料Javaのダウンロード」のボタンをクリックして、Javaのインストール用プログラムを入手します。
次のページには、ダウンロードできるJavaのバージョンと、このバージョンでの更新点について記載されています。こちらの公式ページでは最新版が配布されているので、このまま「同意して無料ダウンロードを開始」をクリックします。すると、インストール用プログラムをダウンロードできます。
インストーラーを実行してJavaを上書きインストールする
上記の画像のように、ブラウザにダウンロードしたファイルが表示される場合にはそちらをクリックしてみましょう。ダウンロードファイルの表示ができない場合には、PCのダウンロードフォルダの中にダウンロードしたJavaのインストール用プログラムが入っているはずです。Javaのインストール用プログラムをダブルクリックします。
Javaのライセンス条項への同意を求められます。記載されている内容をよく読んで、内容に同意できるようであれば「インストール」をクリックします。
するとインストールが開始されて、Javaが最新版に上書きされます。
インストールが完了すると、上記の画像のように「正常にインストールされました」と表示されます。これで最新版のJavaへ更新されました。
古いバージョンのJavaは削除する
なお、インストールの途中で古いバージョンのJavaの削除を求められる場合があります。インストールが途中で止まり、削除を求めるダイアログが表示された場合には、PCの中に残っている古いバージョンを削除しなければインストールを進められません。
「アンインストール」を選択すると古いバージョンのJavaがアンインストールされて、最新版のインストールが再開します。古いバージョンのままでは危険なので、迷わずに古いものは削除しましょう。
Javaが最新バージョンになったか確認する
Javaを手動で更新したら、念のために最新バージョンにアップデートできたかどうかを確認しておきましょう。Javaのバージョンの確認はコントロールパネルからできます。Windows10でコントロールパネルを開くのは少し手間がかかりますが、ぜひ確認しておきましょう。
Windows10のスタートボタンの横の検索窓に「コントロールパネル」と入力するか、ボタンを押して表示されるプログラムの一覧から「Windowsシステムツール」を開くとコントロールパネルを開けます。
コントロールパネルを開いたら、画面の右上にある「表示方法」を「小さいアイコン」に切り替えます。すると、表示されたメニューの中に「Java」があります。こちらをクリックします。
「一般」のタブを開くと「バージョン情報」があります。
「バージョン情報」をクリックすると、PCにインストールされているJavaのバージョンが表示されます。こちらで確認ができます。
Javaアップデートがスクリプトエラーで更新できないときは再インストール!
この記事では、Javaがスクリプトエラーでアップデート出来ない時の原因と対処法についてお伝えしてきました。アップデートそのものをやり直す方法はありません、Javaの上書きインストールであればほとんどの場合問題なくできるはずです。
ぜひ、スクリプトエラーによるアップデートができない場合には、この記事でご紹介した手順での上書きインストールをしてみましょう。