AviUtlのエフェクトの追加方法と使い方!順序変更や削除方法も解説!
AviUtlのエフェクトの追加方法と使い方、順序変更や削除方法などについてまとめました。AviUtlのエフェクトには多くの追加方法や応用できるポイントもあります。特にエフェクトの種類がとても豊富でこの記事で多く紹介しています。
目次
AviUtlのエフェクトでできること
AviUtlでは、エフェクトを追加できるようになりました。AviUtlのエフェクトを追加することにより、画面が切り替わる時に効果を入れることや、だんだんと画像が見えるようにすること、明るくする、ブレを入れるなど、様々な効果をはっきすることができます。AviUtlの写真の編集や、パワーポイントのアニメーションをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
エフェクトの種類
AviUtlのフィルタの掛け方さえ理解することができれば実際に自分で試すことが大切です。色調補正・色ずれ・単色化・グラデーション・拡張色・特定色域変換・縁取り、オブジェクトの色を変更する系のエフェクトです。発光・閃光・拡散光・グロー・ライト・シャドー、オブジェクトを光らせたり、オブジェクトに光を当てる系のエフェクトです。ラスター・波紋・極座標変換・ディスプレイメントマップ・ミラー、オブジェクトを歪ませる系のエフェクトです。
AviUtlの放射ブラー・方向ブラー・レンズブラー・モーションブラー、ブラー(残像)をかける系のエフェクトです。ぼかし・境界ぼかし・モザイク、オブジェクトをぼかす系のエフェクトです。クリッピング・斜めクリッピング・マスク、オブジェクトにトリミング(切り取る)する系のエフェクトです。クロマキー・カラーキー・ルミナンスキー、オブジェクトの一部を透明化させる系のエフェクトです。
AviUtlの凸エッジ・エッジ抽出・シャープ、オブジェクトの輪郭を調整する系のエフェクトです。フェード・ワイプ、オブジェクトを登場・退場させる系のエフェクトです。基本効果、設定ダイアログの基本パラメータ(座標、拡大率、回転など)を、追加できるエフェクトです。振動、オブジェクトを振動させることができるエフェクトです。画像ループ、オブジェクトを縦横にコピーすることができるエフェクトです。
AviUtlのノイズ、ノイズを挿入することができるエフェクトです。アニメーション効果、色々なアニメーション効果をかけることができるエフェクトです。スクリプト制御、図形や文字など全てのオブジェクトをプログラミング的に操作する機能です。凸エッジ・エッジ抽出・シャープ動画ファイル合成、画像ファイル合成、動画に画像を合成することです。インターレース解除、インターレース方式の動画をプログレッシブ方式の動画に変換することを言います。
AviUtlのカメラ制御オプション、3D編集を可能とするオブジェクト。オフスクリーン描画、複数のオブジェクトを一度画面に描画してしまうエフェクトです。オブジェクト分割、オブジェクトを指定した数に分割するエフェクトです。
部分フィルタ
AviUtlの応用範囲が広いフィルタのひとつに、部分フィルタがあります。顔が写っている部分だけに、モザイクをかけたいときなどに、部分フィルタを活用いたします。
アニメーション効果
AviUtlの震える動きや、弾む動きなど、簡単に動きをつける時に活用されるのが、アニメーション効果です。このエフェクトは、設定ダイアログから使用することもできるだけでなく、メディアオブジェクトの追加からもエフェクトをかけることができます。
カスタムオブジェクト
AviUtlのカスタムオプションを使うことで、エフェクトは少し変わった編集を行うことができます。雨・雪を降らせたり、タイマーやメーターを表示することができます。
AviUtlのエフェクトの使い方
AviUtlのエフェクトの使い方についてまとめていきます。エフェクトを掛ける方法、オブジェクトにエフェクトを追加する、複数のオブジェクトに一括でエフェクトを追加する、エフェクトの順番を変更する方法、エフェクトを削除する方法など多くの使い方があります。
エフェクトを掛ける方法
AviUtlのエフェクトをかける方法は以下の3方法が考えられます。対象オブジェクトの設定ダイアログから追加する方法「メディアオブジェクトの追加」から追加する方法。「フィルタオブジェクトの追加」から追加する方法。
オブジェクトにエフェクトを追加する
オブジェクト自身にエフェクトを適用することができます。適用方法としては、2通りあります。設定ダイアログじょうで「右クリック」→「フィルタ効果の追加」から追加する方法。設定ダイアログ右上かの+マークから追加する方法。オブジェクトにエフェクトを追加することで3つのメリットがあげられます。タイムラインに別途エフェクトオブジェクトを追加する必要がないため、タイムラインがすっきりとする。
同じエフェクトを適用したオブジェクトを何個も用意したい場合は、一つのオブジェクトにエフェクトを適用させてそれをコピーすることで使い回すことができる。適用したオブジェクトの中間点に合わせて、適用した全てのエフェクトの効果を統一することができる。オブジェクトにエフェクトを追加する上でのデメリットは、1点考えられます。1つのオブジェクトに対して「最大10個まで」しかエフェクトをかけることができない。
複数のオブジェクトに一括でエフェクトを追加する
Ctrlキーを押しながら「複数のオブジェクトを選択」を選択し、どれか1つの設定ダイアログにエフェクトを追加することで、全てにエフェクトを追加することができます。(この時Ctrlキーは押し続けます。)
エフェクトの順番を変更する方法
エフェクトは、上にあるエフェクトから順番に適用されます。つまり、先に出したいエフェクトを上位におく必要があります。エフェクトの順番を変更したい場合は、順番を変えたいエフェクトの上で右クリックを押し、「フィルタ効果を上に移動」または、「フィルタ効果を下に移動」を選択することで、変更することができます。
エフェクトを削除する方法
AviUtlのエフェクトを消去する方法としては、追加したエフェクト部分で右クリックを押します。その後、「フィルタ効果の削除」をクリックすることで削除することができます。
AviUtlのいろいろなエフェクト
AviUtlのエフェクトの中には、オブジェクトの「色」を変更する系のエフェクトやオブジェクトを光らせたり、歪ませたりなど多くの機能が存在します。
部分フィルタの使い方
AviUtlの部分フィルタの使い方は以下の通りです。レイヤー上で右クリックを押します、「フィルタオブジェクトの追加」→「フィルタ効果の追加」→「部分フィルタ」の順に選択していきます。「部分フィルタ」オブジェクトの設定ダイアログを開き、「+」から「モザイク」を選択します。メインウィンドウ上のモザイクの位置をドラッグで調整します。モザイクの範囲を、設定ダイアログ中央の「サイズ」と「縦横比」で調整します。
アニメーション効果の使い方
AviUtlのアニメーションの使い方は以下の通りです。レイヤー上で右クリックを押します、「メディアオブジェクトの追加」→「フィルタ効果の追加」→「アニメーション効果」の順に選択していきます。設定ダイアログで任意の項目を選択します。オブジェクトの長さ・位置を調整します。
カスタムオブジェクトの使い方
カスタムオブジェクトの使い方は、ドロップダウンリストから自分の使いたい種類を選びます。変更したい場合も同じで、ドロップダウンリストから変更します。
AviUtlのエフェクト追加する場合の注意点
AviUtlの動作は、フルHDの動画をカットし編集するだけに使用するのであれば、作業は重たくありません。しかし、追加したフィルタによっては、画面がカクカク動くことや、PCの動作が重くなることも考えられます。例えば、放射ブラー、方向ブラー、レンズブラーなどは注意が必要です。メインウィンドウ場でプレビューすると、性能の良いPCであった場合でも、動作が重くなる可能性があります。
最悪の場合は、まともに操作ができなくなる可能性もあります。
動作が重くなる場合の対処法
AviUtlの動作を重たくしないための対策としては以下の方法が考えられます。設定ダイアログでフィルタを無効にする。レイヤーを非表示にする。タイムライン上で右クリックを押し、「画面処理を間引いて表示」にチェックを入れる。プレビューについては妥協し、そのまま動画を保存(出力)する。中でも、プレビューについては妥協し、そのまあ動画を保存(出力)する方法がもっとも確実です。
プレビューの時にカクカクしていたとしても問題がありません。ただし、思いフィルタはエンドコードにも時間が多少かかる可能性があります。
AviUtlのエフェクトを追加して使ってみよう!
AviUtlのエフェクトを追加して使ってみようについてまとめてきました。AviUtlのエフェクトの効果の変更や、アニメーション、部分フィルタを使ったモザイク、エフェクトの順番の変更など以上の情報を参考にAviUtlのエフェクトの追加をしていただけたら幸いです。