SafariをWindows10にダウンロード・インストールする方法！最新バージョンにできる？

iPhoneやiPadを利用するためには、PCが必要です。iPhoneやiPadはApple製品ですが、MacユーザーではなくWindowsユーザーでも使えます。また、iPhoneやiPadをWindows10に同期してバックアップすることもできます。

それならば、ブラウザもWindows10でSafariが使えると便利だと考えるユーザーがいても当然です。スマホとPCで同じブラウザを使えると、ブックマークや閲覧履歴を同期できるので便利になります。

この記事では、Windows10でiPhoneなどのApple製品の純正ブラウザのSafariを利用できるのかお伝えします。

実は、Windows用のSafariのダウンロードページは探せばあります。

しかし、上記のバージョンをよく見てみると5.1.7とあります。現在iPhoneなどで使われている最新バージョンは13のはずです。

実はWindows版として公開されているSafariは最新バージョンではないのです。しかも、かなり古いバージョンで、現在はすでに廃止されているバージョンです。

Apple社では、実は2012年にWindows版のブラウザとしてのSafariの開発を終了しています。現在、公開されているWindows版Safariのダウンロードページは、2012年に公開されたバージョンです。

その後、iPhoneやiPad、Macもどんどんと進化を遂げていて、当然Safariもバージョンアップされています。しかし、Windows用Safariは8年前に開発が止まったままです。

しかし、古いバージョンでもApple社がWindows版のSafariの公開をやめないということは、Windows10にダウンロードしてインストールしても差し支えないということでしょう。

iPhoneやiPadをWindows10に同期している場合は、Windows10に現在公開されているSafari5.1.7をダウンロードして使ったほうがいいのかお伝えします。

まず注意しなくてはいけない点は、最新版のSafariはWindows10では利用できないという点です。インターネットの世界は日進月歩で進歩しています。

ブラウザなどの脆弱性を狙うハッカーたちの技術も上がっていて、常にブラウザはセキュリティ面での更新が必要です。しかし、Windows版のSafari5.1.7にはセキュリティホールが発見されていますが、その修正は行われていません。

最新バージョンが利用できないということは、セキュリティ面での大きな危険性を孕んでいることを意味しています。

またウエブサイトの技術も進歩していて、2012年には登場していなかった技術で作成されているWebサイトもあります。そういったサイトは、現在公開されているWindows版Safariでは利用できない可能性があります。

現在公開されている、Windows版のSafari5.1.7は、iPhoneやiPad、Macではすでに廃止されているバージョンです。iPhoneやMac版でもセキュリティアップデートが行われていません。

技術的な面はともかくとして、セキュリティ面でのサポートがされていないブラウザを利用するのはとても危険です。Windows版のSafariを利用する方法はあっても、実際に使うのはおすすめしません。

この記事では、Windows10にSafariをインストールする方法があるのかお伝えしてきました。記事の中でお伝えしたように、Windows10でSafariが使えないことはありません。

しかし、バージョンは古く、すでにiPhoneなどでは廃止されているバージョンです。セキュリティ面などを考えると、Windows10でSafariを利用することはおすすめしません。