Twitterの乗っ取り被害が止まりません。気を付けていたつもりでも、しばらく確認しないとTwitterアカウントの乗っ取り被害に遭っていることがあります。この記事では乗っ取りされていないか確認する方法や、乗っ取り防止の対策法などについてお伝えします。
Twitterのアカウントを乗っ取られる被害が続いています。一時期、レイバンのサングラスの宣伝のツイートを勝手に流されるというレイバンスパムが爆発的にTwitterで広がったことがありました。レイバンスパムは収まったようですが、現在までTwitterのアカウントが乗っ取り被害にあってしまったという事例が確認されています。
Twitterのアカウントが乗っ取り被害に遭うというのは、必ず何らかの原因があるということです。この記事では、Twitterのアカウントの乗っ取り被害の原因と、乗っ取りにあった場合の対処法、乗っ取り被害にあわないための予防のための対策法などを見ていきましょう。まずは、Twitterが乗っ取りに遭ってしまう原因について解説します。
現在確認されているTwitterが乗っ取りに遭ってってしまった原因には、フィッシング詐欺に遭ってしまい、偽のログインサイトなどにTwitterにログインするためのIDとパスワードを入力してしまったという例が確認されています。
アカウントでの不正行為が確認された、端末がウイルス感染したのでアカウントの確認が必要だというメールなどでだまされて、偽のサイトに誘導して、TwitterなどのSNSのログインIDとパスワードを入力させるという手口で乗っ取り被害に遭う人がまだまだいます。
怪しいリンクをクリックしたり、むやみにIDとパスワードを入力しないように気を付けましょう。
ログインするためのパスワードを、誕生日や車のナンバーなど、推測されやすいものに設定していたために、簡単に破られてしまい、アカウントを乗っ取られたという被害も確認されています。パスワードは英数字を織り交ぜた、複雑なものに設定することが大切です。
スマホかPCがウイルス感染したことで、ログイン情報が外部に漏れてしまい、アカウント乗っ取り被害に遭ってしまうという事例も確認されています。ウイルス対策ソフトを端末に入れておき、適切に更新をしていればかなりの確率で予防することができるので、日頃の対処を心がけましょう。
Twitterには外部のアプリと連携する機能がついています。アプリを連携することで、Twitterに投稿するのが楽になったり、Twitterのタイムラインをもっと楽しめるようになるなど、Twitterを使える幅が広がります。
しかし、Twitterに連携できるアプリの中には、悪意を持って作られているアプリもあります。自動投稿機能が付いているアプリと連携した場合、そのアプリを使う代わりに、広告のツイート許可する場合があります。
ユーザーの許可を得てそのような機能を使っている場合には何も問題はないのですが、ユーザーの許可を得ずに勝手に連携しているユーザーのTwitterアカウントに広告を流すようなアプリは悪意のあるアプリと考えて良いでしょう。すぐに連携を切断する事をおすすめします。
Twitterが乗っ取り被害に遭ったときに、どのような症状が出るのか気になります。自分のアカウントが乗っ取りされていないか確認するためにも、乗っ取り被害で確認されている症状を頭に入れておく必要もあります。こちらでは、Twitterが乗っ取り被害に遭ったアカウントに確認されている症状について見ていきましょう。
最も多いTwitterの乗っ取り被害の症状が、自分のアカウントで勝手にツイートされるというものです。特に有名な被害はレイバンスパムです。自分で投稿した覚えがないのに、レイバンのサングラスの広告のツイートやダイレクトメッセージが自分のアカウントからたくさん投稿されていたという被害がありました。
レイバンスパムが大規模に広がって、被害にあったアカウントも多いのですが、定番スパムが治まった後もも小さな被害は報告されています。Twitterを放置していると言う人も、1ヶ月に1回程度は自分のアカウントを確認して、覚えのない投稿をされていないか確認してみましょう。
自分が投稿したツイートは「プロフィール」から確認できます。
フォロワーが増加するのなら、自分で操作しなくても、自分のTwitterアカウントをフォローしてくれる人が増えたのだと納得ができます。最近では、一般人のツイートでも突然バズってフォロワーが激増するということも珍しくはありません。
しかし、フォローの数は違います。自分で他の人のアカウントのページへ行き、フォローボタンを押さないとフォローはできません。
Twitterアカウントを削除した人の数は自然と減っていくので、しばらく放置していたアカウントからフォローの数が減るのは考えられます。しかし、フォローの数が増えている場合にはTwitterが乗っ取り被害にあっている可能性があります。注意して確認しましょう。
Twitterが乗っ取り被害に遭ってしまうと、ダイレクトメッセージが勝手に送信されるという被害も確認されています。レイバンスパムのときには、投稿だけではなくてダイレクトメッセージでも広告のメッセージが大量に送信された事例が確認されています。
身に覚えのない投稿がされていなくても、身に覚えのないダイレクトメッセージが送信されている可能性もあります。メッセージボックスも確認してみましょう。
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