今流行りの電子決済サービスの先駆者PayPal(ペイパル)ですが、その評判は一体どのようなものでしょうか。PayPal(ペイパル)の評判から電子決済サービスでPayPalを使うメリット、デメリット、そして危険性や注意点についてもご紹介します。
昨今様々な電子決済サービスが誕生し、世間を賑わせていますが、そのブームよりも前に誕生し、電子決済サービスの世界的なブランドと歴史を持つのが、PayPal(ペイパル)です。世界200カ国以上で使用でき、日本では2007年3月からPayPal(ペイパル)の日本語表記サイトが開設され、日本国内のサポートセンターもほぼ同時に新設されました。
基本的な利用方法は、アカウントを開設し、メールアドレスとパスワードのみで、日本国内だけでなく、海外やネットでの送金、支払いに利用できます。また、PayPal(ペイパル)自体の口座から決済できるのはもちろん、クレジットカードや銀行口座から間接的にPayPal(ペイパル)を利用して支払いをすることもできます。
PayPal(ペイパル)は基本的に、メールアドレスとパスワードだけで、相手に送金が可能です。歴史を持つ、逆に言えば古くからあるサービスですが、現在の話題になっているPayPayやLinePayなどの電子決済サービスにサービスや機能面では全く劣っていません。
お買い物時に支払いで使用できるのはもちろん、友達に送金したり、割り勘する時に、集金というサービスをしてPayPal(ペイパル)でお金を集める→支払いとできたりします。また、クレジットカードや銀行口座を登録しておくことで、クレジットカード情報や銀行口座の情報を教えることなく、PayPal(ペイパル)間のみでやり取りができるのも魅力です。
PayPal(ペイパル)が他の電子決済サービスと比較して優れている点は、なんと言っても全世界200カ国以上、1800万店舗以上で使用できるというワールドワイドに利用できる点です。海外サイトでは日本ではあまり周知されていないネット上の危険がたくさんあります。
PayPal(ペイパル)を使用すれば、クレジットカード情報や銀行口座の情報を完全に秘匿した状態でPayPal(ペイパル)の情報のみでやり取りができます。つまりこういっては失礼ですが、相手方のサイトの安全性が不安な場合に安全に取引ができるというのがPayPal(ペイパル)の大きな魅力になっています。
また、海外に向けて個人輸入などをする際の支払い先にPayPal(ペイパル)を利用してお金を受け取ることも可能です。PayPal(ペイパル)口座に預けられたお金は基本的にアメリカドルに換算されますが、日本円レートに変更して自分の銀行口座への入金ができます。
ただし、日本円換算で、5万円未満は250円の手数料がかかる、銀行口座への引き出しの依頼をしてから3営業日から6営業日(多くの場合は3営業日ほど)と実際に振り込まれるまでに時間がかかるといった注意点もあります。
ですが、直接口座へ海外口座とやり取りするのは面倒である他、安全性に不安が残るので、5万円未満の手数料とある程度の時間的なラグを踏まえてもPayPal(ペイパル)でのお金のやり取りは優れているといえます。
PayPal(ペイパル)を利用するべき、おすすめな人は、手軽な電子決済サービスとしてももちろんですが、安全性に不安があるサイトや、海外とのやりとりを多く使用する人といえます。
PayPal(ペイパル)を利用するためには、アカウントの作成が必要不可欠です。PayPal(ペイパル)には3つのアカウントがありますが、その違いとはどういったものでしょうか。この項目では、PayPal(ペイパル)の3つのアカウントの違いを紹介します。
PayPal(ペイパル)でのベーシックなアカウントが、このパーソナルアカウントです。基本的に支払い専用のアカウントですが、友人間での送金やグループ集金など、他の電子決済サービスで利用できる機能は備えています。まずは、こちらを作って支払い時の使用感を確認してから、他のアカウントに移行するのおすすめです。
PayPal(ペイパル)でお金の受け取りをしたいなら、こちらのプレミアムアカウントを作る必要があります。パーソナルアカウントから、運転免許証などの本人確認資料を登録することでこちらのプレミアムアカウントにグレードアップできます。
パーソナルアカウントのグレードアップ版ですので、当然ですが面倒な本人確認さえしてしまえば、基本的にパーソナルアカウントの上位互換なアカウントになります。こちらもパーソナルアカウント同様、口座開設、維持手数料が無料なので、時間がある時にパーソナルアカウントからグレードアップしてしまうことをおすすめします。
PayPal(ペイパル)でのアカウントの中で、少し特殊なのがこのビジネスアカウントです。ビジネスアカウントは法人、事業名で登録でき、複数のユーザーによってアカウントを共有して使用できるという特徴があります。かわいい言い方をすれば、法人での大きなお財布のような使い方ができるのがこのビジネスアカウントです。
多くの人で共有できる以外には基本的に、プレミアムアカウントと同様に使用できます。ですが、ビジネスアカウントは基本的に法人での利用しかできない代わりに、プレミアムアカウントより手数料が安い、支払う相手の支払い方法がPayPal(ペイパル)でなく、クレジットカードや銀行口座からでも、即時に入金されるなど優遇されている面もあります。
ここでは、PayPal(ペイパル)の評判を語る上で欠かせない、PayPal(ペイパル)を使うメリットをご紹介します。PayPal(ペイパル)はそこそこの歴史を持つだけあって、使用するに足るメリットも多く存在します。
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