ドコモが顧客へのサービスとして提供しているdポイント。dポイントには様々な使い方がありますが、dポイントには期間限定や用途限定のものがあるのをご存知ですか。今回はdポイントの期間限定や用途限定の上手な使い方について解説します。
顧客の購買意欲をかき立てるのと同時に、企業側が顧客情報や購買履歴などを入手して、リピート客の確保に努めたり、また新たな製品開発の足がかりを作ったりするために考案されたのが「ポイントサービス」または「ポイントカード」です。
顧客に提供される「ポイントサービス」とは、具体的に言えば、各種の購入金額や来店回数など、一定の条件が満たされる時にポイントが与えられ、貯めたポイントを使用して購入代金の一部にしたり、商品や景品と交換したりできるシステムのことです。
現在、市場には多くのポイントカードが出回っています。「Tポイントカード」「楽天ポイントカード」「Pontaカード」「nanacoカード」「WAONカード」などが全国区で配布され、様々なサービスを展開しています。携帯キャリアであるNTTドコモも、入会金や年会費が無料のポイントカード「dポイント」のサービスを展開しています。
dポイントカードは、提供するサービスや活用範囲も他のポイントカードと比べ異なります。中でもユーザーが覚えておくべき重要な違いが存在します。それはdポイントカードで貯めるdポイントには、期間限定や用途限定のものがあることです。
dポイントカードを使って獲得できるポイントには2種類あります。通常のdポイントと期間・用途限定dポイントの2種類です。期間・用途限定dポイントの獲得方法は、通常のdポイントの獲得方法と異なります。どのように期間・用途限定dポイントを獲得するのでしょうか。よく知られている獲得方法はキャンペーンです。
しかしそれ以外にも、期間・用途限定dポイントを獲得する方法があります。主に4つあります。1つ目は「更新ありがとう」ポイントです。ドコモの「カケホーダイプラン」「カケホーダイライトプラン」「シンプルプラン」「データプラン」の2年定期契約を更新すると、期間・用途限定dポイントが3,000ポイント貰えます。
有効期間は6ヶ月です。2つ目は「ドコモ光更新ありがとうポイント」です。「ドコモ光」の2年定期契約の更新の際に、期間・用途限定dポイントが3,000ポイント貰えます。有効期間は6ヶ月です。3つ目は「ドコモ子育て応援プログラム」です。小学生以下の子供の誕生日に毎年、期間・用途限定dポイントを3,000ポイント貰えます。
有効期間はポイントが進呈された月から数えて6ヶ月後の月末までです。4つ目は「ずっとドコモ割プラス」と「ずっとドコモ特典」です。共に2年定期更新の際に、利用金額1.000円につき、期間・用途限定dポイントを90ポイント獲得できます。
では通常のdポイントと、期間・用途限定dポイントの間にはどのような違いがあるのでしょうか。以下の表にまとめます。
dポイントの種類 | dポイントの有効期間 | dポイントの用途 |
通常のdポイント | 48ヶ月 | dポイントが使用できるすべてのサービス |
期間・用途限定dポイント | 獲得したサービスにより様々 | 一部のサービスは利用できない |
獲得方法は限られているとはいえ、知らないうちに期間・用途限定dポイントは貯まっていきます。短い有効期間の間に使い切る必要があるので、その使い方に精通することは重要です。どのような使い方があるのでしょうか。期間・用途限定dポイントの使い方には、店舗販売のお店とネット販売のお店の両方があります。
期間・用途限定dポイントの使い方として主流なのが、店舗販売のお店で利用することです。期間・用途限定dポイントに対応する店舗はたくさんあります。身近なところでは、ローソンやファミリーマートがあります。飲食店では、マクドナルド、かっぱ寿司、いきなり!ステーキなどで利用できます。電化製品量販店では、Nojima、Joshinなどがあります。
紳士服のAOKIや、ホームセンターのTOKYU HANDSでも利用できます。
期間・用途限定dポイントの使い方として利用できるのは、店舗販売のお店だけではありません。ネット販売のお店でも利用できます。Amazon、marcari、Nojima、DHC、ABC MARTなどで利用できます。ネットショッピングに慣れている人にとっては、期間・用途限定dポイントの使い方として試しやすいはずです。
有効期間が概して短い、期間・用途限定dポイントを有効期間が終わる前に使い切るのは、一見とても難しく思えます。しかし、期間・用途限定dポイントの活用方法は多くあるので、貯めたポイントを無駄にすることなく有効期間内に使い切ることは可能です。これから6つの活用方法を紹介します。1つ目は、お店やネット通販で使用する方法です。
2つ目は、dマーケットを利用する方法です。3つ目は、d払いでAmazonを利用する方法です。4つ目は、ドコモ商品の購入に使用する方法です。5つ目は、チケットの優待購入に利用する方法です。そして6つ目は、寄付という方法です。これからこれら6つの活用方法を具体的に説明します。
期間・用途限定dポイントを使い切るための1つ目の活用方法は、お店やネット通販で使用することです。先ほども言及しましたが、期間・用途限定dポイントを利用できる店舗販売のお店やネット販売のお店はたくさんあります。
利用できる店舗やネットショップのリストの中には、家の近くにない店舗販売のお店や、家の近くにあっても普段から頻繁に消費するわけではないものを販売している店舗もあります。しかし、ローソンやファミリーマートはどこにでもあるので、有効期間が近づいたらそこでポイントを消費できます。
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