Windows認証とは、OSにログインする際の認証方式の一つです。認証方式は、他にSQLServer認証などもあります。この記事では、Windows認証を中心に、用語解説も含めながらメリットとデメリット、特徴などを解説します。
Windows認証とは、PC関係の用語の一つです。具体的には、OSにログインする際にIDとパスワードなどをサーバーのデーターベースと照合することでログインを許可するというようなものです。認証自体は、Windowsへのログインだけでなく、SQLServerやIISなどでも利用されています。
Windows認証は、どのようにな時に使われるものかというと、PCへのログインやSQLServerへのログイン、IISにログインするときに使われます。
Windows認証は、PC、あるいはOSにログインするときに利用されています。ログイン時にIDとパスワードを入力し、認証を得てログインすることがWindows認証の役割の一つです。
SQLServerにログインするときも、IDとパスワードによる認証が行われます。ここで、SQLServerとは、マイクロソフトが開発している、関係データベース管理システム。企業などで情報を管理するデーターベースに利用されています。
また、Windowsにログインする際も認証にはIISが利用されます。ここで、IISとは、「Internet Information Services」のことで、Microsoft社が提供するWindowsのWebサーバーソフトです。Windows認証では、このIISの認証情報を使って認証を行います。
認証に必要なものとは、資格情報です。IDとパスワードが資格情報にあたります。IDとパスワードが資格情報のデータベースに記録されています。このデータベースとIDおよびパスワードを照合することで、Windows認証が行われます。
資格情報とは、IDとパスワードの組み合わせを差します。この資格情報がサーバーに保存されており、この情報とログイン時に入力されたIDとパスワードを照合してログインを許可するというものです。また、IDとは、一般的にユーザー名、アカウントと呼ばれることもあります。
認証にはWindows認証以外に、SQLServer認証と基本認証があります。ここでは用語説明もかねてSQLServer認証と基本認証について解説します。
SQLServer認証とは、これもPC用語の一つですが、SQLデータベースのIDとパスワードを利用してWindowsへログインをおこなう認証方式です。
基本認証とは、用語としてはBasic認証ともいいます。認証方式としては、HTTPプロトコルの規格で定められた認証方式です。認証方式としては、IDとパスワードを利用する形ですが、認証データの送受信は暗号化などは行われない状態で行われるため、重要なデータを保護する必要がある場合はお勧めできない認証方式です。
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