iPhoneの修理やバッテリー交換はApple正規代理店に持って行くものと信じておられますか。実は外出することなく配送修理を申し込めるんです。今回はiPhoneの配送修理の申し込み方法や、修理にかかる期間や費用などを解説します。
常にiPhoneを持ち運びながら移動すると、うっかりiPhoneを落として画面が割れたり、破損したり、水没してしまったりし、修理の必要が生じます。通常Apple Store、正規サービスプロバイダ、キャリアショップ、非正規の修理業者などに壊れたiPhoneを持ち込み、修理をしますが、iPhoneの製造元であるApple社は、配送修理という修理サービスを提供しています。
この配送修理サービスを利用すれば、iPhoneを自分で持ち込むことなく、自宅にいながら、破損したiPhoneの回収、配送、引き渡しまでの全てを行ってもらえます。
では具体的に配送修理というApple社の修理サービスをどのように申し込むのでしょうか。申し込み方法は2つあります。1つは電話で直接申し込む方法です。電話番号はフリーダイヤル「0120-993-993」です。2つ目の方法は、AppleのWebサイトから申し込む方法です。WebサイトでiPhoneの症状を選択し、修理方法を選択します。
配送修理を選択すると、配送業者が希望の時間に自宅に来て、破損したiPhoneを回収してくれます。配送業に手渡す前に、事前準備をし、以下の3つの事柄をあらかじめ行う必要があります。1つ目はiPhoneのバックアップを作成することです。2つ目はアクティベーションロックを無効にすることです。
3つ目はSIM カード、ケース、画面保護フィルムなどをデバイスから取り外しておくことです。配送業者はiPhoneを包装し安全に修理先まで届けてくますので、破損したiPhoneをそのまま配送業者に渡します。
回収されたiPhoneは、配送業者によって修理先へと運ばれます。その後iPhoneの症状や故障の原因などがチェックされ、修理料金の正式な見積もりが電子メールで送られます。送られてきた見積もりで修理をお願いしたいのであれば、送られてくるメールのリンク先にアクセスし、修理を正式に依頼します。
配送修理を申し込んだ後、精密なチェックが行われた結果、故障原因が考えていた以上に深刻で、そのため見積り金額がアップするケースがあります。また予想通りの故障原因であったものの、見積り金額が予想以上であるケースもあります。見積金額に同意できないのであれば、iPhoneを送り返してもらうこともできます。
配送してから数日後に、iPhoneは自宅に送り届けられます。料金の支払いはクレジット払いか、代金引換かのどちらかを選択できます。代金引換の場合は、配送業者が自宅に届けてくれたときに請求金額をそのまま渡します。
Appleの配送修理サービスを利用すると、Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込んで修理をした場合より料金がかかるのでしょうか。負担する料金のことを考えると、Appleの配送修理サービスを選択するより、Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込んで修理をした方がお得なのでしょうか。
これから具体的にAppleの配送修理サービスにかかる料金の内訳について説明します。
基本的に配送料金はApple社が負担しますので、配送修理代金に配送料金が上乗せされることはありません。あくまでもiPhone配送修理の請求額は、修理代金のみとなります。ですから配送料金を理由に、Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込んで修理をした方がお得、ということはありません。
Appleの配送修理サービスで修理する料金と、Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込んで修理をする料金は基本的に同じです。ですからこの点に関しても、iPhoneの修理を配送修理サービスに頼むのも、持ち込みでApple Storeや正規サービスプロバイダで修理するのも、基本的に変わりません。
しかし、iPhoneの配送修理代金をどのように払うかによって、料金に違いが生じます。iPhoneの配送修理代金の支払いを代金引換払いにすると、配送業者に手数料を払わなくてはなりません。ですから配送修理代金が若干高くなります。
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