AviUtlではテキストオブジェクトによって動画などに様々な演出を加えた文字を入れることができますが、制御文字を使えば様々な装飾やスクリプト制御を1文字ごとに演出できます。この記事ではAviUtlのテキストオブジェクトの制御文字の使い方を徹底解説します。
AviUtlのテキストオブジェクトは文字を表示させるだけでなく装飾すれば様々な演出ができます。しかし、AviUtlのテキストオブジェクトの装飾を変えるとAviUtlのテキストオブジェクト全体の装飾が変わってしまいます。AviUtlのテキストオブジェクトの文字の途中から一部分だけ装飾を変更して演出したいということはありませんか?
AviUtlのテキストオブジェクトの文字制御はAviUtlのテキストオブジェクトの途中から一部分だけ変更して演出することが可能です。
この記事ではそんなAviUtlのテキストオブジェクトの制御文字について詳しく解説していきます。AviUtlのテキストオブジェクトの制御文字を使いこなして深みのある演出を使えるようになりましょう。
AviUtlのテキストオブジェクトの制御文字とは1つのテキストオブジェクトの中で一部分の文字に対して以下の演出ができます。また、AviUtlでは一番下のスクリプト制御を使えばもっと高度な演出ができるようになります。
AviUtlのテキストオブジェクトの制御文字を使用するメリットを考えてみましょう。制御文字を使わなくても1文字ずつAviUtlのテキストオブジェクト作ってしまえば1文字単位に演出することは可能です。
しかし、ご存じの通り1文字ずつAviUtlのテキストオブジェクトを作ってしまうと文字数分のAviUtlオブジェクトができてしまいうので、タイムライン上がごちゃついてしまい肝心の動画などのAviUtlのメインオブジェクトの邪魔になってしまいます。
また、制御文字ではAviUtlのテキストオブジェクトでスクリプト制御を併用すればさらに高度な演出が可能になります。
つまり、AviUtlでのテキストオブジェクトの文字制御は様々な素晴らしい演出を表現するために必要な機能の一つなのです。
それでは早速AviUtlでのテキストオブジェクトの制御文字の使い方を紹介します。
最初はAviUtlのテキストの一部に色を付けてみましょう。テキストの一部分だけ色を付けるにはカラーコードを使います。一部を紹介しますがカラーコードは以下のようなものです。
赤色:<#ff0000>
青色:<#0000ff>
緑色:<#00ff00>
黄色:<#ffff00>
桃色:<#ff00ff>
白色:<#ffffff>
黒色:<#000000>
カラーコードは下記のリンクを参考にしてみてください。好きなカラーコードがない場合はGoogleなどで検索して探してみましょう。
AviUtlのテキストオブジェクトのテキストの中で色を付けたいテキストのフォントを以下のように<#><#>のタグで囲みます。
<#[カラーコード]>〇〇〇〇<#>
[カラーコード]の部分にカラーコードの英数字を半角で入力し、〇の部分に色を付けたいテキストを入力します。(注)カラーコードの英数字は半角で入力しないと反映されません。
それでは実際にAviUtlテキストオブジェクトの一部のフォントに色を付けてみましょう。例では1文字単位で色を変えてますがタグで囲む文字数は何文字でも構いません。
(例)<#ff0000>赤<#><#0000ff>青<#><#00ff00>緑<#><#ffff00>黄<#><#ff00ff>桃<#><#ffffff>白<#><#000000>黒<#>
次はAviUtlのテキストのフォントのサイズ・種類・斜体の変更方法を紹介します。
まずはAviUtlテキストオブジェクトのテキストのフォントのサイズの変更方法です。テキストのフォントのサイズを変更するにはフォントのサイズを変更したいテキストを<s><s>のタグで囲みます。
<s[フォントサイズ]>〇〇〇〇<s>
[フォントサイズ]の部分にフォントサイズを数字で入力し、〇の部分にテキストを入力してください。それでは実際にAviUtlのテキストオブジェクトの一部のフォントサイズを変更してみましょう。
(例)フォント<s100>サイズ<s>
次はAviUtlのテキストオブジェクトのフォントの種類の変更方法を紹介します。フォントの種類とは「MS ゴシック」「MS 明朝」のような種類のことです。フォントの種類を変更するにはフォントの種類を変更したいテキストを<s><s>のタグで囲んでフォントの種類の前に「,」を付けます。「,」の前に数字を入れるとフォントサイズが変更されます。
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