この記事では、ヤフオクの吊り上げ行為に焦点を当てて特集していきます。ヤフオクで不要な入札など、吊り上げ行為とみられるものの特徴と見分け方、そして通報する場合の手順についても併せて解説をしていきます。気持ちよく入札して終了できるような環境にしていきましょう。
この記事絵はオークションサイトのヤフオクなどで見られる吊り上げ行為について焦点を当てて解説を進めていきます。ヤフオクを使っている方で「吊り上げ」という行為について知らないという方に向けて、まずは吊り上げの意味について説明からしておきます。
ヤフオクなどで見られる「吊り上げ」というのは、ヤフオクに出品している自分の商品に対して自分で入札をして時間を延長させたり、金額を上昇させたりする行為のことをいいます。真面目に入札をしている方にさらに負担を強いるような行為になります。
ヤフオクでの吊り上げ行為について意味を解説しましたが、ではなぜ吊り上げ行為に引っかかってしまうのかということについて説明します。オークションで自分の欲しい商品を見つけると、時間の減少に伴い、心理的に入札をしてしまうようになります。これにより、少々高い金額でも吊り上げに気づかず、入札してしまいます。
吊り上げ行為について説明しましたが、当然ですが自分で出品中の商品に対して吊り上げ行為をするというのは違反になります。他のユーザーが気持ちよく欲しい商品に入札することを妨げてしまいますので、極力防ぎたいところです。
ただし、ヤフオクなどで吊り上げ行為を完全に見抜くことは困難だという現実があります。どうしても欲しい商品に入札している方で、商品に不自然な入札ラッシュがある場合や、金額が急に上がった場合については一度頭を冷やしてから検討することが必要になります。
吊り上げ行為について説明をしてきました。ここからはヤフオクでの吊り上げ行為がされやすい5つの特徴について解説していきます。シチュエーションやタイミングで、吊り上げ行為が起こりやすいかどうかをある程度把握できる場合があります。以下ではそれについて説明します。
吊り上げ行為がされやすいシチュエーションになりますが、出品されている商品が少ない場合には、その商品を操作する余裕が生まれます。そのため、時間延長や価格の操作などがしやすいという点があります。出品者の状況をまずは確かめてから入札しましょう。
吊り上げ行為が発生しやすい場合として次に紹介するのがタイミングです。オークションが終了する間際に、価格の上昇をしたいがために終了時間を吊り上げによって意図的に延長させる場合があります。終了間際に入札ラッシュに紛れ込んで吊り上げを行うことが考えられます。時間の延長ばかりの際は諦めるのも1つの手です。
ヤフオクで吊り上げ行為が起こりやすいシチュエーションとして次に挙げられるのは、フォロー者が多数いる場合です。嫌がらせや冷やかしの目的で、入札して時間の延長や価格の上昇を操作する場合があります。自分のアカウントをフォローしている方に怪しいフォロー者がいるかをチェックしておきましょう。
また、ヤフオクで1円スタートなどの安い価格で出品されている商品でも吊り上げが起こりやすくなります。終了間際に時間がエンドレスに延長されていき、最終的には定価波の価格になってしまう場合が予想されます。1円スタート出品に関しては、あくまでも冷静に入札していくことが大切です。
もし同じ商品に何度も入札をしてくるユーザーがいる場合で、そのユーザーの評価が低い場合については吊り上げ行為の可能性が高くなります。必ずしも吊り上げかは確定できませんが、不要に時間を延長させ、価格操作をしている疑いが強くなります。
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