本記事では、ヤフオク!で落札者都合で削除した場合にシステム利用料や評価はどのようになるのかについて紹介していきます。ヤフオク!で取引していると落札者都合キャンセルはよく発生します。落札者削除のシステム利用料や評価についてしっかりと認識しておきましょう。
そもそも落札者のキャンセルとはどういった状況の際に必要な手順なのでしょうか?本記事冒頭の本章では、落札者都合のキャンセルと、落札者を削除するタイミングについて紹介していきます。
ヤフオク!で取引を続けていると、落札者から落札後にキャンセルを申し込まれる場合があります。落札後の落札者都合キャンセルの理由は、商品の支払い代金が無いから、間違って入札してしまったなどの理由が多いの実状です。
ヤフオク!では、商品落札後に落札者都合のキャンセルは原則受け付ける必要はありませんが、落札者から落札後にキャンセル依頼が合った場合は、料金の受け取りが困難なことが多々あります。そういった場合、落札者都合で取引を中止し、落札者を削除するほうが、時間や労力の節約になるので、キャンセルした方が得策と考えられます。
また次の章で詳しく解説しますが、落札者都合で取引をキャンセルした場合でも、落札システム手数料・利用料は出品者が負担することになります。落札者都合で取引を中止し、落札者を削除しない状態にしておくと、落札システム手数料・利用料が発生します。
また、落札者を削除して補欠落札者に購入権利が渡っても、すでに購入意思のない場合、こちらも同様に補欠落札者を削除する必要があります。落札システム手数料・利用料は、キャンセル依頼時に、落札システム手数料・利用料を負担してもらうのが得策なので、落札者と交渉してみるのもよいでしょう。
落札者を削除できないケースもあるので注意が必要です。
ヤフオクで落札者削除できないケース1 | オークション終了から 削除期限の42日間経過している |
ヤフオクで落札者削除できないケース2 | Yahooかんたん決済の支払いが完了している |
ヤフオクで落札者削除できないケース3 | まとめて取引に同意している |
ヤフオクで落札者削除できないケース4 | オークションが終了していない |
ヤフオクで落札者削除できないケース5 | 補欠落札者の繰り上げをしてすぐに操作した |
ヤフオクで落札者削除できないケース6 | 1日の落札者削除可能件数の上限を超えている |
ヤフオク!で落札者を削除できない場合は、上記6つの原因のいずれかが当てはまります。対処方法は、下記のヤフオク!公式のヘルプページにて紹介されているので参考にしてみてください。
続いて本章では、ヤフオク!で落札者を削除したときの落札システム手数料・利用料や、落札者・出品者の評価について紹介していきます。非常に重要なポイントとなるので、しっかりと覚えておきましょう。
落札システム利用料とは、出品者が落札したときにヤフオク!に支払う手数料です。ヤフオク!は、特定の商品カテゴリー以外に出品手数料・利用料は発生しません。その代わりに落札後の落札価格に応じて落札システム利用料が発生します。
ヤフオク!の落札システム利用料は、Yahoo!プレミアム会員と無料会員で異なります。下記の表で落札システム手数料・利用料を確認しておきましょう。
Yahoo!プレミアム会員の場合 | Yahoo!プレミアム非会員の場合 | |
---|---|---|
落札システム利用料 | 8.64%(税込み) | 10%(税込み) |
落札システム手数料は、送料込み(送料出品者負担の送料無料の場合)の場合、商品価格と送料合計の金額に対して手数料が発生します。
落札システム手数料が異なる特定カテゴリー | 落札システム手数料 |
---|---|
自動車、オートバイ > 中古車・新車 自動車、オートバイ > トラック、ダンプ、建設機械 > 車体 自動車、オートバイ > バス > 車体 自動車、オートバイ > キャンピングカー(車体) 自動車、オートバイ > 部品取り車 |
3,080円 (税込)/1出品 |
自動車、オートバイ > オートバイ > オートバイ車体 スポーツ、レジャー > 船、ボート > 船体 > 水上オートバイ |
1,980円 (税込)/1出品 |
上記の、落札システム手数料が異なる特定カテゴリーは、落札システム手数料の他に、出品システム手数料が発生します。詳しい情報は、下記のヤフオク!公式ヘルプページを参照してください。
落札システム手数料が確定するタイミングがいつなのか気になる人も多いでしょう。確定するタイミングの前に、落札者を削除しなければ、落札システム手数料を出品者が負担する必要があるので、いつ落札システム手数料が確定するかしっかりと確認しておきましょう。
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