ウェブ魚拓でWebサイトを保存する方法を解説します。ウェブ魚拓を使ってWebサイトを保存すれば、元のページが削除されても後から閲覧可能です。突然消えたWebサイトもウェブ魚拓で前もって保存しておけば安心して閲覧できます。
「ウェブ魚拓」という便利なサイトがあります。現在は、インターネットでWebサイトを閲覧することは生活の一部として浸透している時代ですが、自分にとって大事なWebサイトの情報をこまめにバックアップ保存している人は少ないのではないでしょうか。
大抵は、「しばらくはなくなる(閉鎖する)ことはないだろう」と高をくくって、必要な時にWebサイトにアクセスして閲覧している場合が多いと感じます。
しかし、そんな調子でいるとある日突然、自分のお気に入りのWebサイトが閉鎖してしまい、「一切情報が閲覧できなくなった」というアクシデントが少なからず起こり得るのも事実です。
「ウェブ魚拓」はそんな緊急の事態に備えて利用できる便利なWebサイトです。今回は、「ウェブ魚拓」の使い方・特徴、有料サービスのメリット・デメリットを紹介します。
「ウェブ魚拓」とは、その名のごとく、Webサイトの魚拓(ぎょたく)、つまりバックアップをとっておけるWebサイトサービスです。「ウェブ魚拓」でWebサイトのバックアップを保存しておくことで、いざというときの備えになります。
「ウェブ魚拓」を使えば、自分のお気に入りのWebサイトのページをそのままの状態で保存しておけます。イメージとしては、よく検索エンジンでWebサイトを検索してWebサイトが閉鎖しているときに、検索項目の「キャッシュ」をクリックすると、消えたWebサイトの過去のストックされていたページを表示できる場合があります。
それと同じ様に、過去のWebサイトのページをストックしておけるのが「ウェブ魚拓」です。「ウェブ魚拓」は2006年からサービスが開始されており、それ以後、多くのユーザーに親しまれてきました。10年以上経った現在でもなお、利用者が後を絶たないということはそれだけ多くのユーザーのニーズに応えている証拠と言えます。
「ウェブ魚拓」はキャッシュでWebサイトのページ情報を保存するので、元のWebサイトのページが消えた場合でも閲覧できるWebサービスです。丁度、新聞の切り抜きやスクラップブックを作成するように、「ウェブ魚拓」を使って、自分にとって大事な情報が掲載されているWebサイトのページをストックしておけます。
では、具体的に「ウェブ魚拓」はどんなときに活用できるのでしょうか?以下に、その使い方の例をまとめました。
まず、元のWebサイトページが消えた場合でも閲覧できるという機能の使い方の例として、自分のWebサイトを改装する際に、過去の状態の参考ページ・サンプルとして保存しておくという使い方があります。
自分のWebサイトを改装すれば、当然過去のページは閲覧できなくなりますが、「ウェブ魚拓」で過去のページを保存しておけば、Webサイト改装後も簡単に参考サンプルとして閲覧できます。わざわざPDFなどに変換してファイリングする必要はありません。
他の使い方としては、今自分に取って役立っている情報・お気に入りの情報を残しておくためにデータバックアップとして利用するという使い方があります。
頻繁に閲覧しているWebサイトがいつまでもWeb上に公開されているという保証はないということは分かっていても、わざわざ1つ1つのWebサイトのページをPDFなどのドキュメントファイルに変換して取っておくというのは、面倒で手間もかかるので実際は手が付きづらいはずです。
そんな、時に「ウェブ魚拓」を利用すれば、ブックマーク登録する感覚で、お手軽に自分にとって必要なWebサイト情報を残しておくという使い方ができます。
次に、「ウェブ魚拓」でWebサイトを保存する方法・使い方を解説します。
以下、「ウェブ魚拓」の使い方手順を説明します。「ウェブ魚拓」の公式サイトで、自分にとって必要な保存したいWebサイトを登録します。
「ウェブ魚拓」を利用するには、まず、下記のリンクから公式サイトにアクセスします。
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