Steamのファミリーライブラリシェアリングのやり方を解説します。Steamでファミリーライブラリシェアリング機能を利用するとゲームライブラリを複数のアカウント・PCで共有できます。家族などの複数アカウントでゲームを共有するやり方をマスターしましょう。
現在、ゲームプラットフォームとして人気を集めているSteamですが、そんなSteamの機能に「ファミリーシェアリング」という機能があります。この「ファミリーシェアリング」は家族や知人のアカウントと連携することで、ゲームライブラリのラインナップの貸し借りを行える機能です。
今回は、Steamに装備されているこの便利機能、「ファミリーシェアリング」についてレビューします。
Steamの「ファミリーシェアリング」機能とは、同じPCにログインする複数のアカウント同士でゲームライブラリを貸し借りできる機能です。
ゲームライブラリを借りる場合はゲームの持ち主からアカウント承認してもらう必要があります。1つのアカウントが承認できるシェアリングアカウントの上限は最大5アカウントまでとなっています。
Steamの「ファミリーシェアリング」機能を利用すれば、同居している家族が所有するゲームを借りて、プレイできるようになります。設定は共有するPCに家族同士のアカウント(ゲームを貸す側・ゲームを借りる側)でログインして行います。
また、Steamの「ファミリーシェアリング」機能を利用すると、家族・知人の複数アカウントで共有したゲームライブラリの内訳や、Steam利用上の実績・ゲームの進捗状況をクラウド上で管理できるようになります。家族・知人の複数アカウントのゲームライブラリの利用状況を一括して管理できます。
次に、Steamのファミリーシェアリングのやり方について解説します。
Steamのファミリーシェアリングを利用するには、まず、Steamガードを有効化する必要があります。
Steamガードとは、Steamを利用する際のセキュリティー機能で、パスワードによる2段階認証でログインを制御できます。パスワードは短時間の有効期限が設けられているので発行後の限られた時間内でしか使えません。主にゲームの購入時に利用されます。
Steamガードは「メール認証・スマホ認証」の2つの認証タイプから選べます。
Steamガードを有効化した後、Steamでファミリーライブラリシェアリングの有効化を行います。
大まかな流れを説明すると、初めに、共有するPCにゲームライブラリの持ち主(ゲームを貸す側)がSteamガードでロック解除してログインし、ゲームライブラリの持ち主(ゲームを貸す側)のアカウント上で、「ファミリーライブラリシェアリング」を有効に設定して承認アカウントとしてゲームを借りる側のアカウントを指定してもらいます。
その後、ゲームを借りる側のアカウントで共有するPCにログインし直し、ゲームをプレイするという流れになります。
次に、Steamのファミリーシェアリングのやり方を、ゲームを借りる側の視点で解説します。
以下、自分がゲームを借りる場合を想定して、Steamのファミリーシェアリングの設定方法を説明します。
まず、共有するPCで既に自分のアカウント(ゲームを借りる側)でログインしている場合は、一度ログアウトします。
その後改めて、ゲーム持ち主のアカウント(ゲームを貸す側)で共有するPCにログインし直します。
Steam画面左上のメニューバーから「Steam」→「設定」(Settings)を選択します。
次に、切り替わった画面の左側に表示されているメニューから「ファミリー」の項目をクリックします。
「ファミリー」設定の画面が表示されるので中央画面に表示されている「このコンピューター上でのライブラリシェアリングを承認する」の項目にチェックを入れます。
チェックを入れると、その下方に「基準を満たしたアカウント」としてゲームライブラリを共有できるアカウントの一覧が表示されるので、アカウント一覧の中から自分のアカウント(ゲームを借りる側)にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
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