Safariのアップデート方法を解説します。Macの場合、iPhoneの場合、それぞれでSafariは他のアプリと異なった取り扱いになるのでアップデートの方法が違います。アップデートの手順を理解すれば、簡単に最新版にバージョンアップできます!
Safariの最新バージョンへのアップデートの方法と聞いて、普通のアプリ同様、アプリの設定メニューからアップデートすれば良いのではと思う人もいるでしょう。ところが、SafariはMacの標準ブラウザなので、少し勝手が違うところがあります。
MacでSafariをアップデートするには、他のアプリ・ブラウザと違う点と、OSによって条件が変わってくることを理解しましょう。
Safariが他のブラウザとアップデートの方法が違うというのは、アップデート設定を行う入口が違います。他のブラウザやアプリの場合、メニューバーに表示されているアプリ名(ブラウザ名)をクリックして、表示されたメニューから「(アプリ名)について」という項目を選べば、現在のバージョンが確認でき、必要に応じてそこからアップデートできます。
ところが、Safariの場合は純正のアップル製アプリなので「アップルマーク」→「ソフトウェアアップデート」で最新のバージョンかどうかを確認します。既存のバージョンが古い場合は、最新のバージョンを案内してくれます。
次に、確認したいのがMac OSとSafariのバージョンの関係です。Safariはバージョンごとに対象OSが決まっており、OSが古いままだと、SafariはそのOSがフォローできるバージョン以上にアップデートされません。
例えば、Mac OS X 10.6がフォローするSafariのバージョンはSafari 5までです。Safari 6にアップデートしたい場合は、先にMac OSをアップグレードしなければいけません。
Mac OSをアップグレードせずに「ソフトウェアアップデート」でSafariが最新のバージョンかどうか確認しても「アップデートはありません」と表示されます。これは今のMac OSがフォローできるSafariのバージョンとしては最新ですということです。
現在(2019年2月時点)のSafariの最新バージョンはSafari 12です。対象Mac OSはMac OS X 10.12以上です。今使用しているMac OSがMac OS X 10.8以上であれば、最新のMac OS(Mac OS 10.14 Mojave)をネットを通して無料で直接アップグレードできます。ただ、アップグレードできるハードウェア条件があるので事前に確認が必要です。
iPhoneのSafariのアップデートについて、iPhoneでSafariをアップデートした記憶がないと思う人もいるはずです。iPhoneのSafariもMacのSafariと同様、通常のアプリと取り扱いが違います。
iPhoneのSafariも純正のアップル製アプリなので、他のアプリのようにAppストアからダウンロードはせずにデフォルトで端末に搭載されています。アップデートもAppストアを通しては行われません。
Safariのアップデートは「ソフトウエア・アップデート」から行います。iPhone自体の「ソフトウェア・アップデート」つまりiOSのアップデートにSafariのアップデートも含まれています。
1 / 2
続きを読む