PowerDirector17の使い方を初心者の視点でレビューします。PowerDirector17の基本的な動画編集・機能の使い方を初心者向けに解説します。PowerDirector17は初心者でも直感的に操作できるようにレイアウトが組まれています。
PowerDirectorとは、デジカメやスマホの写真や動画コンテンツを感覚的に編集して編集動画やスライドショーを作成できる、動画・画像編集ソフトです。インターフェイスが使いやすく、直感的に編集作業ができるという高評価を得ています。
そうした側面から言えることは、PowerDirectorは機能が充実したソフトでありながら、初心者から動画編集を始めるには最適な動画編集ソフトであるということです。
今回は、そんな高評価画像編集ソフト「PowerDirector」の最新バージョン、PowerDirector17の特徴と基本操作をレビューします。
まず、基本的なPowerDirector17の操作画面の見方を解説します。操作画面のメイン機能の1つとして画面左上に「ライブラリ」があります。この「ライブラリ」に動画・画像などの素材を保存しておきます。
次に、具体的な編集の作業エリアになるのが、画面下方にある「タイムライン」です。この「タイムライン」で動画・画像などの素材を順番に並べて、1つの作品にしていきます。必要な部分を追加したり、不要な部分をカットしたりするのもこの「タイムライン」で行います。
エフェクト加工(効果編集)音楽編集も、この「タイムライン」で行います。
動画編集後は、画面右上にある「プレビュー」で編集結果を確認します。「プレビュー」で確認後、再編集の必要があれば再度「タイムライン」で編集します。
画面左方に縦にアイコンが並んでいる場所が、「編集ツール」のエリアです。各種エフェクトや、テキスト挿入などはこのエリアで機能を選択します。
PowerDirector17で動画を編集するには、まずソフトを起動させ、「タイムラインモード」を選びます。
「タイムラインモード」でPowerDirector17の動画編集画面を立ち上げたら、動画・画像などの素材を「ライブラリ」に読み込み・保存しましょう。編集画面左上方の「ファイルの読み込み」アイコンをクリックし、表示されたメニューから「メディアファイルの読み込み」を選択します。
次にファイル選択の画面が表示されるので、読み込む素材(動画・画像)を選択して「開く」をクリックすると「ライブラリ」に保存できます。
「ライブラリ」に保存した素材(動画・画像)をタイムラインにドラッグ&ドロップで配置して、動画を編集します。
PowerDirector17で動画を編集する際、タイムラインの画面が小さいと素材(動画・画像)を並べにくいので、あらかじめタイムラインの画面(編集画面)のサイズを広げておくと編集しやすくなります。画面左下方にある「+」アイコンをクリックするとタイムラインの画面を拡大できます。
次に、PowerDirector17で動画をカットする方法を解説します。
PowerDirector17で動画を編集する過程で、不要な部分(シーン)をカットする方法は簡単です。カットする素材(動画・画像)のサイドライン(左側・右側どちらでも可)にカーソルを当ててドラッグし、ドラッグしたサイドライン(黄色い枠線)を左右にスライドさせて、任意の素材の長さに調節します。
調整後、隣の素材と隙間ができた場合は素材をドラッグして移動すれば、隣の素材と隣接できます。
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