あまり得意ではない数学の宿題や課題は悩みの種です。友達に聞くのも恥ずかしいものです。複雑な数式を解いてその解法までしてくれるPhotomathアプリがあるのをご存じでしょうか。今回そんな救世主であるPhotomathアプリについて解説します。
数学を得意とする人を羨ましいと感じたことはないでしょうか。日本人の数学力に関して、国公私立大の学生を対象にある調査が行われました。その調査の結果、対象となった6,000人の大学生の4人に1人が、小学校6年の時に学ぶ「平均値」を正しく理解していないことが分かりました。
大学教育を受ける上での前提となる、数学的素養や論理的思考力が十分でないまま大学進学を果たした学生が非常に多い、という驚くべき事実が露呈しました。数学の数式を見るだけで頭が痛くなる人が多い中、ある革新的なアプリが登場しました。それが今回紹介するPhotomath(フォトマス)アプリです。
Photomath(フォトマス)アプリとは、iPhoneなどのスマホのカメラで数学の数式を写すと、自動的に解答を導き出し、なおかつ解法まで説明してくれる、数学を苦手とするユーザーには「救世主」とも言うべきアプリです。
Photomath(フォトマス)アプリが扱える数式は、「算術式」「小数・分数」「べき根」「一次方程式」「二次方程式」「不等式」「連立方程式」「絶対値記号を含む方程式」「指数」「対数」「微分」「積分」「三角関数」のすべてです。
Photomath(フォトマス)アプリは、現在、辛口評価で知られるApp Storeレビューで4.6という評価を得ています。事実、世界中で1億以上のダウンロードがされています。世界中のユーザーから高評価を得ている理由は何なのでしょうか。Photomath(フォトマス)アプリにはどんな特徴があるのでしょうか。
Photomath(フォトマス)アプリの最大の特徴は、使い方がとても簡単なことです。数学の数式という、非常に難しい分野を扱っていながら、操作がとても容易で、誰でも利用できるのは、ユーザーにとってはありがたいことです。
数式を計算するための、Photomath(フォトマス)アプリの使い方は2つあります。1つはアプリがインストールされているスマホのカメラで数学の数式を写す方法です。写した数式はアプリに読み込まれ自動的に解答を出してくれます。とても簡単です。
数式を計算するための、Photomath(フォトマス)アプリのもう1つの使い方は、数式を直接アプリに入力する方法です。スマホのカメラで数式を写したもののアプリが読み込めないときには、直接数式を入力して解答を出すことができます。
次にPhotomath(フォトマス)アプリの使用上の注意点を2つ紹介します。1つ目は、読み込ませた数式の解答がでない場合があることです。理由は2つあります。
読み込ませた数式の解答が出ない1つ目の理由は、アプリに読み込ませた数式が手書きで、なおかつ走り書きのため、アプリが認識できないことです。スマホのカメラで写す場合は、特にきれいに書かれた数式を使いましょう。
読み込ませた数式の解答が出ない2つ目の理由は、数式が難しいことです。この記事ですでに考えましたが、Photomathアプリは対応する数式のみの解答を出すことができます。対応しない難解な数式には対応していません。
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