MacでWindows用キーボードを使う方法!対応表や設定方法を解説!

PCをWindowsからMacに変えた方がまず直面する難点は「キーボードの違い」です。WindowsとMacではキーボードに違いがあるため戸惑うユーザーがたくさんいます。今回はMacでWindows用キーボードを使う方法、対応表や設定方法をご紹介していきます。

目次

  1. 1MacでWindowsのキーボードは使える?
  2. 対応していないキーがある
  3. 2MacとWindowsのキーボードの違いは?
  4. MacとWindowsのキーボードの対応表
  5. 3MacとWindowsのキーボードは対応しているキーが違う
  6. ファンクションキー
  7. 4MacでWindowsの対応するキーボードの配置を変える
  8. システム環境から変更する
  9. もっとこだわるならKarabiner-Elementsが便利
  10. 5MacでWindowsのキーボードを設定する
  11. 使いやすい位置にキーをマップする
  12. 6MacでWindowsのキーボードを設定して使おう

MacでWindowsのキーボードは使える?

Windowsのパソコンを使っていたユーザーの方がMacのパソコンに新調した際、まずはじめに戸惑うのは「キーボードの違い」です。WindowsとMacのキーボードにはいくつか異なる点があり、その違いになれないうちはタイプミスやタイプに時間がかかってしまい、苦労するユーザーの方がたくさんいらっしゃいます。キーボードの違いに慣れずに困っている方々に朗報です。

実はWindowsのキーボードはMacでも使えます。Windows用のキーボードをMacに繋ぐことで、以前使っていたキーボードをそのまま使うことができるため、新しくMacのキーボード操作を覚えなおす必要はなくなります。数字やアルファベットキーなどはもちろん、WindowsキーがそのままMacのコマンドキーとして機能するなど、基本的なキーボード機能の部分では問題ありません。

対応していないキーがある

数字キー、アルファベットキー、WindowsキーがそのままMacのコマンドキーとして機能するといった基本的なキーボード機能に問題はありませんが、対応していないキーがいくつかあります。「ファンクションキー」や「かなキー」が無いといった違いがあるので注意が必要です。

MacとWindowsのキーボードの違いは?

Macには存在しないキー、Windowsには存在しないキー、そして位置が違うキーといった、MacとWindowsのキーボードの違いについてご紹介していきます。

MacとWindowsのキーボードの対応表

まずはMacのキーボードとWindowsのキーボード(Boot Camp)の見た目の違いをMacのキーボードとWindowsのキーボードの対応表を見ながら確認していきましょう。MacのキーボードとWindowsのキーボードには機能の違いもありますが、まず見た目が全く違います。はじめにMacのキーボードをご紹介します。下の画像がMacのキーボードです。

次に、Windowsのキーボードの特徴を見ていきましょう。下の画像がWindowsのキーボードです。

上記2点の各キーボードに対応している画像で確認したように、MacとWindowsのキーボードは見た目から異なる点があります。Macのキーボードの方がよりコンパクトで、Windowsのキーボードの方が横に長く、より多くのキーボード機能があるように見えます。

つまり、Windowsのキーボードにはあっても、Macのキーボードにはないキーがあります。そのためWindowsでは、Macに存在するキーをマッピングしています。Windowsでのキー動作や割り当てを変更することを「キーマッピング」と呼びます。

 Windows PCだけのキー   Boot Campのキーマッピング
半角/全角
無変換
変換
カタカナ・ひらがな
なし
Page Up fn + ↑
Page Down fn + ↓
Home fn + ←
End fn + →
Insert fn + enter
Pause fn + esc
Win command
Back Space delete
Alt option
App shift + F10
Print Screen fn + shift + F11
Scroll Lock fn + shift + F12

Macには存在しないキー

先に表を使って紹介したように、Macのキーボードには以下のキーが存在しません。

  • Win
  • Alt
  • Back Space
  • Delete (Macのdeleteとは異なります)
  • App
  • Print Screen
  • Scroll Lock
  • Pause
  • Insert
  • Home
  • End
  • Page Up
  • Page Down
  • 半角/全角
  • 無変換
  • 変換
  • カタカナ・ひらがな

Windowsには存在しないキー

以下のキーは、Windows PCのキーボードには存在しません。
 

  • command
  • 英数
  • かな

位置が違うキー

また。以下のキーはMacとWindowsのキーボードでは位置が異なります。
 

  • control(Ctrl)キーとcaps(Caps Lock)キー:MacとWindowsで位置が逆になっています。
  • Macのdeleteキー:WindowsではBack Spaceキーがあります。

MacとWindowsのキーボードは対応しているキーが違う

MacとWindowsのキーボードでは、対応しているキーが異なることがあります。Windowsのキーボードではよく活用していたファンクションキーの機能が、Macのキーボードでは全く機能しないということが少なくありません。対応が異なるキーを確認していきます。

ファンクションキー

ファンクションキーの機能が、MacのキーボードとWindowsのキーボードでは全く異なります。Windowsのキーボードの上のほうには「F1」「F2」「F3」~「F12」のように「F〇〇」と表記されたキーがあります。このFと数字のキーのことを「ファンクションキー」と呼びます。

この「F」は「ファンクション(Function)」の頭文字で、「機能」という意味があります。キーボード上で様々な機能が割り当てられているキーです。各ファンクションキーのその役割をマスターすることで、より楽にパソコンを操作することができ、作業効率があがる大変便利なキーです。このファンクションキーの機能が、MacのキーボードとWindowsのキーボードでは異なります。

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この記事のライター
tiamomare

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